「自分の知識をオンラインコースとして販売したいけれど、『売上の何%が手数料で消えるのか?』『決済や税金の処理はどうすればいいのか?』 と不安になっていませんか?」
Teachableは世界15万以上のビジネスに利用されていますが、プラン選びを間違えると、せっかくの収益がプラットフォーム手数料で削られてしまう「手数料負け」のリスクがあります
また、KajabiやThinkificなどの類似ツールもあるので、それらのプランとの比較も重要です。
この記事では Teachable(ティーチャブル)の単なる月額料金の比較だけでなく、各プランの特徴や最適なユーザー、他のツールとの比較について詳しく解説します。
クイックサマリー : まずは簡単に結論
まずは、2026年現在の主要プランと「どんな人に向いているか」をまとめました。
- Starter(月29ドル〜): まずは5製品以内でスモールスタートしたい方向け。ただし7.5%の販売手数料がかかる点に注意が必要です。
- Builder(月69ドル〜): 本格的に事業化したい方向け。販売手数料が0% になり、10製品まで公開可能です。
- Growth(月139ドル〜): 売上が拡大し、50製品までのラインナップやカスタム権限が必要なチーム向け
- Custom / Enterprise: 大規模な教育ビジネスや法人研修(LMS)として利用する場合のカスタムプラン
過去の情報に注意!Teachableのプラン体系は激変しています
Teachableの検討にあたり、最も注意すべきは 「ネット上の古いレビュー情報」 す。かつては全プランで製品(コース)作成が無制限、かつ期間制限のない無料プランもありましたが、2026年現在はその体系が完全に刷新されています。
最新のプランでは、公開できる製品数に厳格な上限が設けられています。Starterプランは5つ、Builderは10、上位のGrowthプランでも50製品までとなっており、以前のような「無制限」ではありません。また、永続的な無料プランは廃止され、現在は 「7日間の無料トライアル」 という形式に変更されています。
「製品数無制限」を前提にビジネスを設計すると、公開数が増えた際に予期せぬアップグレードコストが発生します。必ず最新の製品制限を確認し、自社のラインナップ計画と照らし合わせることが、専門家として強く推奨するプラン選びの鉄則です
各プランについて
Teachable のそれぞれのプランについてご紹介します。

Starter プラン(月額39ドル)
Starterプランはteachableで最安のプランです。年払いにすると実質 月額29ドルになります。 とりあえずteachableで販売を初めてみたい方のプランとなっています。
大きな特徴としては、以下になっています
- 7.5% の決済手数料
- 5個のプロダクト
- 100人のActive students
- インポート可能な生徒:
- 動画ストレージ
- 一括インポートができない
- 独自ドメイン不可
- メールマーケティングなし
- Secured by teachable が表示される
- サポートはメール対応のみ(数日かかる)
価格が安い分、いくつか大きな制限があります。まず、売上には7.5%の取引手数料が発生するため、販売数が増えてくると意外と負担が大きくなります。また、作成できるプロダクト数は5個まで、アクティブな受講生数も100人までに制限されています。最安プランなので、仕方ないところはありますが、本当に初期段階のプランとして認識いただくのが良いです。
さらに、CSVによる生徒の一括インポートが利用できず、既存顧客をまとめて移行したい場合には不便さがあります。メールマーケティング機能も含まれていないため、メルマガ配信やステップメールなどを行う場合は、別ツールとの連携が必要になります。

そのほか、ウェブサイトには「Secured by Teachable」というTeachable側の表記が表示され、ブランド感を完全に自社化することはできません。サポートについてもメール対応のみとなっており、返信まで数日かかるケースもあるため、初心者の方は少し不安を感じる場面もあるかもしれません。
Builder プラン(月額89ドル)
Builderプランは、「Starterプランでは少し物足りない」「本格運用を見据えて機能を強化したい」という方向けの中間プランです。年払いを利用すると実質月額69ドルとなり、価格と機能のバランスが比較的取りやすいプランになっています。
- 決済手数料無料
- 10個の製品
- 1000人の生徒
- メールマーケティングが可能
- 独自ドメインOK
- Secured by teachable が表示される
- リアルタイムのサポートが提供される
Starterプランとの大きな違いとして、まずTeachable側の販売手数料が無料になります。つまり、売上に対する7.5%の追加手数料が発生しなくなるため、販売数が増えるほどメリットを感じやすくなります。ただし、StripeやPayPal側の決済手数料は別途必要なので、その点は理解しておきましょう。とはいえ、これはKajabiやThinkificなど他の主要サービスでも同様です。
また、このプランでは作成できる製品数が10個、生徒数も最大1000人まで拡張されます。小〜中規模のオンラインスクール運営であれば、十分実用的な範囲と言えるでしょう。さらに、簡易的ではありますがメールマーケティング機能も利用できるようになるため、受講生への案内やフォローアップもしやすくなります。
独自ドメインにも対応しており、ブランドサイトとして運営しやすくなりますが、一方でこのプランでも「Secured by Teachable」の表記は残ります。そのため、完全なホワイトラベル運営をしたい場合は上位プランを検討する必要があります。
また、リアルタイムサポートが利用できる点も大きなメリットです。Starterプランのようにメール返信を数日待つ必要がなく、トラブルや不明点をその場で解決しやすくなるため、実運営での安心感はかなり向上します。
Growthプラン(月額189ドル)
Growthプランは、Teachableで本格的にオンラインスクールを運営していきたい方向けの上位プランです。年払いにすると実質月額139ドルとなり、価格は上がりますが、その分ビジネス用途として必要な機能がかなり揃ってきます。実際、僕のクライアント様でも、継続的にコース販売を行っている方の多くはこのGrowthプランを利用しています。
Starterのすべの機能に加えて以下が特徴です
- 50個の製品
- 5000人の生徒
- 一括生徒インポートが可能
- Secured by teachable を削除できる
- Zapier / Webhook / API が使える(上級者向け)
このプランでは、作成できる製品数が50個、生徒数も5000人まで拡張されるため、複数講座を展開するスクール運営にも十分対応できます。また、StarterやBuilderではできなかった「生徒の一括インポート」に対応するため、他サービスからの移行や既存顧客の管理もしやすくなります。
さらに大きなポイントとして、「Secured by Teachable」の表記を削除できるようになります。これにより、受講生から見た際にもTeachable感が薄くなり、自社ブランドとして統一感のあるサイト運営が可能になります。
また、GrowthプランではZapier・Webhook・API連携にも対応しています。これは上級者向けの機能ではありますが、外部ツールとの自動連携や独自システムとの接続が可能になるため、運営効率を大きく高めることができます。例えば、Google SheetsやSlack、メールツールとの自動連携なども実現しやすくなります。
価格帯としては決して安くありませんが、「オンラインスクールをしっかり事業として運営していきたい」という方であれば、最終的にこのプランへ落ち着くケースはかなり多い印象です。
Customプラン
最後に、Customプランというプランがあります。金額はボリュームによってお問い合わせとなっています。
これは、プロダクトを50個以上作成したい方や、生徒数をさらに追加したい方向けのプランとなっています。
ただ、僕の感覚で言うと、これ以上のプランにするなら他のプラットフォームに移行されるケースもあります。
手数料:月商10万円を超えたらBuilder検討がおすすめ
Starterプランは初期費用を抑えられる一方で、売上に対して7.5%の販売手数料が発生します。
例えば、StarterとBuilderの価格差は約50ドルです。そのため、月商が約667ドル(日本円で約10万円前後)を超えると、手数料負担だけでBuilderとの差額を超える計算になります。
つまり、月に10万円以上の売上が安定して出始めた場合は、Builderへアップグレードした方が、結果的に利益が残りやすくなるケースが多いです。
| 商品価格 | 月販売数 | 売上 | 7.5%手数料 |
|---|---|---|---|
| 9,800円 | 5件 | 49,000円 | 約3,675円 |
| 9,800円 | 10件 | 98,000円 | 約7,350円 |
| 29,800円 | 5件 | 149,000円 | 約11,175円 |
プランの変更について
Teachableでは、あとからプランを変更することが可能です。実際、多くの方が最初はStarterやBuilderから始めて、受講生数や売上が増えてきた段階でGrowthへアップグレードしています。逆に、「一時的に規模を縮小したい」という場合にはダウングレードも可能です。

特に海外ツールに慣れていない方だと、「あとから変更できるの?」「契約したら固定?」と不安になることもありますが、Teachableでは管理画面から比較的簡単に変更できます。
アップグレードは即時反映される
上位プランへの変更(アップグレード)は、基本的に即時反映されます。例えば、StarterからGrowthへ変更した場合、その場で上位機能が利用可能になります。
また、現在契約中の残り期間については日割り計算(Prorated Credit)が行われるため、「今の契約分が完全に無駄になる」というわけではありません。しっかりと計算してくれる点はありがたいです。
そのため、最初は低価格プランでスタートし、必要になったタイミングでアップグレードするという使い方も十分現実的です。
ダウングレードは次回更新時に反映
一方で、ダウングレードは少し仕組みが異なります。こちらは即時反映ではなく、「次回の契約更新タイミング」で切り替わります。
例えば、GrowthプランからBuilderへ変更した場合でも、現在の契約期間が終わるまではGrowthの機能を利用できます。急に機能が消えるわけではないので、その点は安心です。
ただし、ダウングレード時にはいくつか注意点があります。
例えば、Growthプランで50個の製品を公開していた状態で、Builderプランへ変更すると、プラン上限を超えている製品は自動的に非公開化される可能性があります。Teachable側で最近公開した製品から順番に非公開化される仕様となっています。
また、生徒数制限を超えている場合は、そもそも下位プランへ変更できません。例えば1000人以上の生徒がいる状態でBuilder以下へ戻すことはできないため、事前確認が必要です。基本的には生徒数が超える前にプランのダウングレードをするか、すでにアクセス権を持っていない生徒を削除する等する必要があります。
解約するとスクール自体が停止する
Teachableでは「ダウングレード」と「解約」は別扱いです。
完全に解約した場合、スクール自体がオフライン状態となり、受講生は購入済み講座へアクセスできなくなります。また、管理画面へのアクセスもかなり制限されます。
そのため、「一旦休止したいだけ」という場合は、完全解約よりも下位プランへの変更の方が安全なケースもあります。
※ teachableには、「Parkプラン(一時停止プラン)」のようなプランがないので、一旦非公開にしたいケースであっても Basicを選択する必要があります。
個人的なおすすめ
個人的には、最初はStarterまたはBuilderから始め、売上や運営規模に応じてGrowthへ移行する流れがおすすめです。
特に、日本人ユーザーの場合は最初からAPI連携やZapierを活用するケースはそこまで多くないため、まずは低コストで運営を始め、必要な機能が増えてきた段階でアップグレードする方が無理なく運用しやすい印象があります。
プランまとめ
最後に、teachableのプランは以下のようになっています。まずは、Starterから初めて、生徒数が増えてきたり、多くのプロダクトが増えてきた場合はアップグレードするのが良いです。
| プラン | 月額 | 手数料 | 製品数 | 生徒数 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Starter | $39 | 7.5% | 5 | 100 | 初心者 |
| Builder | $89 | 0% | 10 | 1000 | 小規模運営 |
| Growth | $189 | 0% | 50 | 5000 | 本格運営 |

