こんにちは、Hodaです!
Firecrawlの料金は「クレジット制」ですが、機能によって消費するクレジット数が変わるため、プラン表の数字だけ見ても実際にどれくらい使えるのかが分かりにくいのが正直なところです。この記事では公式の最新データをもとに、プランごとの価格と、実際にJSON抽出などを使った場合に「実質何ページ分」使えるのかまで具体的に計算しました。
プラン一覧(2026年7月時点・公式データ)

| プラン | クレジット/月 | 月払い | 年払い(月額換算) | 同時実行数 | サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 1,000 | $0 | $0 | 2 | - |
| Hobby | 5,000 | $19 | $16(年間$190・$38お得) | 5 | Basic |
| Standard(人気) | 100,000 | $99 | $83(年間$990・$198お得) | 50 | Standard |
| Growth | 500,000 | $399 | $333(年間$3,990・$798お得) | 100 | Priority |
| Scale | 1,000,000 | $749 | $599(年間$7,190・$1,798お得) | 150 | Priority |
| Enterprise | カスタム | 要問合せ | 要問合せ | カスタム | 専任サポート・SLA |
年払いにすると月額換算で15〜20%ほど安くなります。参考までに、1ドル=約162円で換算するとStandardの年払いは月額およそ¥13,500、Growthの年払いはおよそ¥54,100です(為替レートは変動するため、実際の請求額は公式サイトの表示通貨・レートに従います)。
Enterpriseプランでは、専任サポート・SLAに加えてゼロデータリテンション(データを保持しない設定)やSSOなどのセキュリティ機能も用意されています。社内データを扱う用途でコンプライアンス要件がある場合はここも選択肢に入ります。
登録後の簡単なアクションでボーナスクレジットを獲得できる

Firecrawlでは、アカウント登録後にいくつかの簡単なアクションを完了すると、通常の無料クレジットとは別にボーナスクレジットを受け取れます。
- メールアドレスを認証する:登録したメールアドレスの確認を完了する
- GitHubリポジトリにスターを付ける:100クレジット
- 公式コミュニティに参加する:50クレジット
- 公式Xアカウントをフォローする:75クレジット
- 公式LinkedInをフォローする:75クレジット
- 公式YouTubeチャンネルを登録する:75クレジット
すべて完了すると、合計で最大375クレジットを追加で獲得できます。どれも任意のアクションなので、必要なものだけ選んで実行できます。
クレジットの消費量は機能によって変わる
ここが一番の注意点です。公式のクレジット表をまとめると次のようになります。
| 機能 | 消費クレジット |
|---|---|
| Scrape(通常) | 1クレジット/ページ |
| ScrapeでPDF解析 | 1クレジット/ページ |
| ScrapeでJSON形式抽出 | +4クレジット/ページ(通常と合わせて5) |
| ScrapeでEnhanced Mode | +4クレジット/ページ(通常と合わせて5) |
| Crawl(通常) | 1クレジット/ページ |
| CrawlでJSON形式・Enhanced Mode | Scrapeと同様に+4クレジットずつ加算 |
| Map | 1クレジット/回 |
| Search | 2クレジット/10件 |
| Search+スクレイピング | Scrape分の消費が別途加算 |
| Interact(ブラウザ操作) | 2クレジット/分 |
| Agent(プレビュー) | 1日5回まで無料、以降は消費トークン量に応じた従量制 |
つまり「JSON形式で、かつEnhanced Modeも使う」場合は1ページあたり9クレジットかかる計算になり、単純な1クレジット/ページのイメージより実質のページ数はかなり少なくなります。
実際は何ページ使えるのか
上の消費表をもとに、無料プラン(1,000クレジット/月)とHobby・Standardプランで実質何ページ処理できるかを計算するとこうなります。
| プラン | 通常Scrape/Crawlのみ | JSON抽出あり(5クレジット/ページ) | JSON+Enhanced Mode(9クレジット/ページ) |
|---|---|---|---|
| Free(1,000クレジット) | 1,000ページ | 200ページ | 約111ページ |
| Hobby(5,000クレジット) | 5,000ページ | 1,000ページ | 約555ページ |
| Standard(100,000クレジット) | 100,000ページ | 20,000ページ | 約11,111ページ |
「無料プランでとりあえず試したい」という場合、単純なMarkdown変換なら1,000ページ試せますが、構造化データの抽出まで含めてテストするなら実質200ページ前後と考えておいた方が現実的です。
失敗したリクエストは課金されるのか
これは公式のBilling FAQで明確に回答が示されています。
- タイムアウトやサーバーエラーなど、Firecrawl側の問題で失敗した場合は課金されません
- 一方で、ページの取得自体は成功したが、対象サイトが4xx/5xxのステータスを返した場合は課金対象になります(ページ取得というAPIコール自体は成立しているため)
「失敗はすべて課金される」「失敗しても課金されない」のどちらか極端な情報として紹介している記事も見かけますが、実際は「誰の責任で失敗したか」で分かれる、というのが正確なところです。請求内容に納得がいかない場合は公式サポート(help@firecrawl.com)に問い合わせれば確認してもらえるとも明記されています。
クレジットの繰り越しとオートリチャージ
月額プランのクレジットは翌月に繰り越されません。使い切れなかった分は毎月リセットされる仕組みです。例外は次の2つです。
- オートリチャージパック:残高が少なくなると自動購入される追加クレジットで、こちらは繰り越し可能
- Scale/Enterpriseの年間契約:契約時にクレジットが前払いでまとめて付与される場合
オートリチャージパックの価格はプランによって異なり、Hobbyなら1,500クレジットで$9、Standardなら35,000クレジットで$47、Growthなら175,000クレジットで$177です。月によって利用量にばらつきがある場合は、上位プランに固定するよりオートリチャージで調整した方が無駄が出にくいこともあります。
年払いにすると月額換算で15〜20%割安になる
失敗リクエストの課金ルールが公式に明記されており把握しやすい
オートリチャージのクレジットは繰り越し可能
JSON抽出やEnhanced Modeを使うと実質コストが5〜9倍に跳ね上がる
月額プランのクレジットは翌月繰り越し不可
Agentモードは消費量が変動制で、事前にコストを見積もりにくい
▼残りのクレジットは以下のように Usage からしっかりと確認できますまた、リセットされるタイミングや現在のプランもわかりやすく表示されています

どのプランを選べばいいか
- まず試したいだけ:Freeプランで十分。ただしJSON抽出を使うなら実質200ページ程度が目安
- 個人開発・小規模プロジェクト:Hobbyプランで様子を見て、消費ペースが速ければオートリチャージで補う
- チームでの本格運用:Standardプラン(最も選ばれているプラン)からのスタートが無難
- 大量のクロール・エンタープライズ要件:Growth以上、SSOやゼロデータリテンションが必要ならEnterpriseで直接問い合わせ
よくある質問
無料プランでもクレジットカード登録は必要ですか?
不要です。Freeプランはクレジットカードなしで毎月1,000クレジットが付与されます。
月払いと年払い、どちらがお得ですか?
年払いの方が月額換算で15〜20%ほど安くなります。たとえばStandardプランは月払いだと$99/月ですが、年払いにすると月額換算$83で、年間$198の節約になります。長期利用が決まっているなら年払いがおすすめです。
使わなかったクレジットは翌月に繰り越せますか?
通常の月額プランでは繰り越せません。繰り越したい場合はオートリチャージパックを使う必要があります。
JSON抽出を使うとどれくらいコストが上がりますか?
通常のScrape・Crawlが1クレジット/ページなのに対し、JSON形式での抽出は+4クレジット、Enhanced Modeも+4クレジットが加算されます。両方使うと1ページあたり9クレジットとなり、単純計算で通常の9倍のコストになります。
支払い方法は何がありますか?
Stripe経由での支払いに対応しており、主要なクレジットカード・デビットカードに加えてPayPalも利用できます。
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