ShopifyのPageFlyとは?人気No.1ページビルダーの実力をレビュー
PageFlyは、Shopify専用のドラッグ&ドロップ型ページビルダーです。ランディングページ、商品ページ、ホームページなどをノーコードで自由にデザインでき、20万以上のストアで利用されています。豊富なテンプレート、A/Bテスト機能、レスポンシブ編集、アナリティクス機能を備えており、コンバージョン率の改善にも役立ちます。Shopifyテーマを変更せずに導入できるため、デザイン性や売上向上を重視するストア運営者に人気の高いアプリです。
基本情報
- 料金月額24ドルから
- 無料プランあり
- 無料トライアル
なし
- モバイルアプリなし
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特におすすめの方
実際に使ってレビューした中で、僕が「特に相性が良い」と感じたユーザー層です。もちろん幅広い用途で利用できますが、特におすすめしたい方を掲載しています。
メリット・デメリット
無料プランでも全機能が使える: 公開スロットは1つに限られるが、テンプレート・アナリティクス・A/Bテスト・24時間サポートまですべて利用可能。課金前に本番環境で十分に評価できる。
A/Bテストが標準搭載: 外部CROツール(月額数千〜数万円)を追加契約しなくても、Optimizeプラン以上でページのA/Bテストが完結する。広告LPの改善サイクルを低コストで回せる。
ページ速度とSEOに強い: クリーンなコード出力・遅延読み込み・スキーママークアップ内蔵により、自然検索流入を重視するストアでも導入しやすい。GemPagesと比べてページが軽い傾向がある。
グローバルセクションで運用効率が高い: 一度作ったセクションをストア全体で再利用・一括更新できるため、ページ数が増えても更新コストがスケールしにくい。
日本語に完全対応している: 管理画面・公式ヘルプ・公式サイトがすべて日本語対応。海外ツールながら日本のストアオーナーでも安心して運用できる。
学習コストがある: 自由度が高い分、操作に慣れるまで2〜3時間程度かかる。Shopifyのデフォルトエディタに慣れたユーザーには最初の壁になりやすい。
無料プランは公開1ページのみ: 全機能が使える一方、複数ページを公開するにはすぐ有料プランへの移行が必要になる。「無料でどこまで使えるか」への期待とギャップが生じやすい。
ビルダー依存になるリスクがある: 多くのページをPageFly上で構築すると、将来的に別ツールへ移行する際の作業コストが大きくなる。アプリを解約するとページが消えるため、長期的な依存に注意が必要。
詳細レビュー
【2026年5月にビルトインのAnalytics機能が追加されました。】
Shopifyのデフォルトテーマでは、どうしてもデザインの自由度に限界があります。ブランドイメージを正確に表現したい、広告専用のランディングページを作りたい、商品ページのレイアウトをもっと細かくコントロールしたい——そういった悩みを持つストアオーナーが最初に行き着くのが PageFly です。

PageFlyは2017年に設立されたShopify専用のページビルダーアプリで、現在 200,000以上のShopifyストア に導入されています。App Storeでの評価は4.9/5(5,700件以上) と、カテゴリ内でトップクラスの評価を誇ります。
本記事では、PageFlyの機能・料金・メリット・デメリットを実際の使用感を交えながら解説します。
▼ 最新版の使い方のレビュー動画を公開しました!
PageFlyで何ができるか
PageFlyはノーコードのドラッグ&ドロップエディタを核に、Shopifyのテーマに縛られない自由なページ設計を可能にするアプリです。対応しているページタイプは以下の通りです。
- ランディングページ(LP)
- 商品ページ
- ホームページ
- コレクションページ
- ブログ記事
- FAQページ・カスタムページ
既存のShopifyテーマをそのまま残しながら特定のページだけPageFlyで構築できるため、テーマを丸ごと作り直す必要はありません。既存の資産を活かしつつ、必要な箇所だけをアップグレードできる柔軟さが、多くのストアオーナーから支持される理由のひとつです。
また、コーディングの知識がある場合はカスタムHTMLやCSSを直接記述することも可能で、初心者からエンジニアまで幅広いユーザーに対応しています。
主な機能
1. 高自由度のドラッグ&ドロップエディタ
PageFlyのエディタは、単にブロックを並び替えるだけのシンプルなものとは一線を画しています。セクションの中に行・列・ネストされたエレメントを追加でき、レイアウト構造を自在にコントロールできます。

各エレメントのスペーシング・フォント・カラー・ボーダー・アニメーションを個別に細かく調整できるため、デザインツール(Figmaなど)に近い感覚で操作できるという評価もあります。
さらに、ページのアウトライン(構造ツリー)がサイドバーに表示されるため、要素が多い複雑なページでも全体を把握しながら編集できます。
2. 120以上のCRO最適化テンプレート
PageFlyには、すべてのページタイプに対応した120種類以上のプロフェッショナルなテンプレートが用意されています。
これらのテンプレートはデザインの美しさだけでなく、**コンバージョン率の向上(CRO)**を念頭に設計されており、購買行動を促すレイアウトのパターンが随所に反映されています。テンプレートをベースに自社ブランドに合わせてカスタマイズするワークフローは、特に「ページ制作の速度」を重視するストアに最適です。
3. デバイス別レスポンシブ編集

「レスポンシブプレビュー」に留まらず、デスクトップ・タブレット・モバイルを個別に設計できる点はPageFlyの重要な強みです。
デバイスごとに要素の表示・非表示を切り替えたり、スペーシングやレイアウトを独立して調整したりできます。DTC系ストアでは一般的にモバイルトラフィックが65〜75%を占めるとされており、モバイルに特化した最適化ができることは、直接的にコンバージョン改善につながります。
4. グローバルセクション(再利用可能なブロック)

一度作成したセクションをストア全体の複数ページで再利用できる「グローバルセクション」機能は、運用効率を大きく高めます。
たとえば、信頼性を高める「レビュー+保証+配送情報」のセクションをひとつ作成しておけば、全商品ページに展開でき、キャンペーン時の一括更新も1箇所を変更するだけで完了します。ページ数が多いストアや、定期的にプロモーションを行うストアでは特に恩恵が大きい機能です。
5. A/Bテスト(ベイズ統計方式)
PageFlyはShopifyのページビルダーの中でA/Bテストを標準搭載している数少ないツールのひとつです。
ベイズ統計的アプローチを採用しており、従来の頻度統計より少ないサンプルで統計的に信頼性の高い結果を得られます。ページレイアウト・見出し・CTAの文言・セクション構成など、さまざまな要素を外部ツールなしでテストできます。
なお、A/Bテストにはシンプルな設定でGoogleアナリティクスとの連携が必要です。
6. ページレベルのアナリティクス
PageFlyには独自の分析ダッシュボードが搭載されており、個々のページのパフォーマンスデータを確認できます。
追跡できる主な指標は以下の通りです。
- コンバージョン率
- カート追加率
- セッション数・訪問者数
- ページ滞在時間
- 収益(ページ別帰属)
Googleアナリティクスを毎回確認しなくても、PageFlyのダッシュボード内でページごとの成果を把握できる点は、運用の効率化に貢献します。
7. SEOとページ速度の最適化
PageFlyで構築したページは、以下の最適化機能が標準で適用されます。
- 遅延読み込み(Lazy Loading):画像や動画を必要なときだけ読み込む
- クリーンなコード出力:余分なスクリプトを排除した軽量なHTML
- メタタグ編集:SEOタイトル・メタディスクリプション・OGPを個別設定
ページビルダーはコードが重くなりがちですが、PageFlyは軽量性を設計上の優先事項として位置づけているため、デフォルトテーマを超えるケースもあります。
8. 130以上のアプリ連携
主要なShopifyアプリとシームレスに統合できます。
| カテゴリ | 連携アプリ例 |
|---|---|
| レビュー | Loox、Judge.me、Yotpo |
| メールマーケティング | Klaviyo、Omnisend、Mailchimp |
| 分析・広告 | Google Analytics、Facebook Pixel |
| 注文追跡 | ParcelPanel |
| 決済 | PayWhirl、Shopify Checkout |
これらのアプリを手動でコードを埋め込まずとも、PageFlyのエディタ内から直接ページに組み込めます。
新機能 Analytics (2026年追加)
PageFly Analyticsは、PageFlyで作成したページの成果を可視化できる新しい分析機能です。Google Analyticsなどの外部ツールを連携する必要はなく、Shopifyのデータを利用して自動的に計測されます。

確認できる指標は非常に豊富で、ページビュー数、訪問者数、平均滞在時間、直帰率、カート追加率、コンバージョン率、売上金額、注文数などを一つのダッシュボードで確認できます。単純なアクセス解析だけでなく、「どのページが実際に売上に貢献しているのか」まで把握できるのが特徴です。
さらに、独自のトラッキングIDを設定することで、特定のボタンやバナーのクリック率も計測可能です。例えば「ヒーローセクションのCTAボタン」や「購入ボタン」の成果を比較しながら改善できます。
有料プランでは、AIによる分析サポート、セクションごとの詳細分析、コンバージョンファネル分析なども利用でき、改善ポイントを自然言語で提案してくれます。
なお、無料プランでは実際のストアデータは計測されず、分析画面の操作感を確認できる「デモダッシュボード」のみ利用可能 です。実データを使ったアクセス解析や売上分析を行うには有料プランへのアップグレードが必要です。
料金プラン
PageFlyは公開できるページ数(スロット数)に応じた従量型の料金体系を採用しています。すべてのプランで機能の制限はなく、プランによる機能差はありません。
| プラン | 月額 | 公開スロット | サポート |
|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 1ページまたは1セクション | 24時間365日ライブチャット |
| 従量課金制 | $24〜 | 5スロット〜(スケールアップ可) | 24時間365日ライブチャット |
| 無制限 | $99(年払いなら$82.5/月) | 無制限 | 優先サポート+ビデオ通話 |
※ブログ記事ページの無制限公開は年額$49のアドオン(無制限プランには無料で含まれる)
料金体系の特徴として重要なのは、「機能をお金で買う」のではなく「公開できるページ数の上限を買う」という考え方です。無料プランでも全機能・全テンプレートにアクセスでき、24時間対応のライブチャットサポートも利用できます。これはShopifyページビルダーカテゴリの中でも最も手厚い無料プランのひとつです。
ストアの規模に応じた目安として、週次でページを新規作成・テストするような運用体制であれば無制限プランがコスト効率よく、月に数ページ程度の公開であれば従量課金制が合理的です。
詳しくはこちらの記事でご説明しています → PageFlyの料金プラン完全解説|無料から使えるShopifyページビルダー
Hodaが実際に使ってみた印象
何と日本語にも対応
PageFlyは海外のツールであるにも関わらず、何と日本語対応しています。公式サイトも ja. がしっかりと用意されており、ヘルプ記事も日本語に対応している点は嬉しい。

また、PageFlyの管理画面の言語も Preferences > Language から日本語に変更することができます。

エディタの操作感
初めて触れると、デフォルトのShopifyテーマエディタよりも明らかに設定項目が多く、慣れるまでに2〜3時間程度かかる印象です。ただし、慣れた後は「テーマエディタには戻れない」という声が多いのも事実で、自由度の高さを一度体験すると手放しにくくなります。
テンプレートから始めることで初期のハードルを下げられるため、まずテンプレートを使って構造を理解し、徐々に自分でゼロから組み立てる練習をするのがおすすめです。
ページ速度について
PageFlyはパフォーマンスへの配慮をアーキテクチャ面で重視していますが、ページに埋め込む要素の種類と量によって大きく変わります。
圧縮されていない画像を大量に使用したり、複数のレビューウィジェットや追跡スクリプトを積み重ねたりすると、読み込みが重くなるケースがあります。特にモバイル環境での表示速度はコンバージョンに直結するため、以下の点に気をつけることが推奨されます。
- 画像は事前にWebP形式に変換・圧縮してからアップロード
- ファーストビューのセクションはシンプルに保つ
- 動画はフォールド下(スクロール後)に配置する
- 不要なサードパーティスクリプトを増やさない
メリット
✅ フルフィーチャーの無料プランで始められる
1ページという制限はあるものの、全機能・全テンプレートが無料で使えるため、実際の制作環境で機能を十分に評価してから有料プランの検討ができます。
✅ すべてのプランでA/Bテストが利用可能
外部CROツールに月額数万円を追加で投資しなくても、PageFly単体でページのA/Bテストが実施できます。特に広告運用と組み合わせた際、ランディングページのリフトアップに有効です。
✅ グローバルセクションでの一元管理
ヘッダーCTA・保証バッジ・配送情報など、複数ページで繰り返し使用するセクションを一箇所で管理・更新できます。ページ数が増えても運用コストがスケールしにくい設計です。
✅ Shopifyテーマと共存できる
テーマを丸ごと切り替える必要がなく、既存のShopifyテーマにPageFlyのページを上乗せする形で導入できます。Online Store 2.0のアプリブロックにも対応しており、Shopifyの標準機能との互換性が高いです。
✅ 充実したサポート体制
24時間365日のライブチャットサポートはすべてのプランで提供されており、レスポンスも概して早いと評判です。ヘルプセンター・YouTubeチュートリアル・Facebookコミュニティも整備されており、独力での問題解決もしやすい環境が整っています。
デメリット
❌ 学習コストがある
エディタの自由度が高い分、習得に時間がかかります。Shopifyのデフォルトエディタや他の簡易ページビルダーに慣れたユーザーにとっては、最初の数時間で戸惑うケースもあります。テンプレートをうまく活用することで緩和できますが、ゼロから使いこなすにはある程度の試行錯誤が必要です。
❌ 無料プランは公開1ページのみ
全機能が使える点は評価できますが、実際のストア運用では複数ページの公開が必要なため、すぐに有料プランへの移行が必要になることが多いです。「無料でどれだけ使えるか」を期待して導入すると、想定より早く課金が発生する場合があります。
❌ ページ数が増えると料金も増える
従量課金制プランでは、公開ページ数が増えるほどコストが積み上がります。大量のページを公開するストアでは、早い段階で無制限プラン($99/月)に移行したほうがトータルコストを抑えられます。
❌ ビルダー依存になりやすい
PageFly上で多くのページを構築すると、将来的に別のツールへ移行する際の作業コストが大きくなります。すべてのデザインデータはPageFly内に格納されるため、アプリを解約した場合はページが消えるリスクがあります。
こんな人に向いている
- 広告(Meta・Google・TikTokなど)経由のトラフィックを受け取る専用ランディングページが必要なストア
- 商品ページやホームページをテーマの制約なしに自由にデザインしたい人
- A/Bテストでページを継続的に改善したいCRO重視のオペレーター
- Shopifyテーマはそのままに、特定ページだけをカスタムしたいケース
- ブラックフライデー・季節キャンペーンなど、短期間で多くのページを展開する必要があるストア
こんな人には向いていないかもしれない
- まだ商品や市場検証が完了していない初期フェーズのストア(ページを磨くより先にやることがある)
- とにかくシンプルに操作したい、学習コストを最小限にしたい人
- 月に数ページしか公開しないのに$99/月の固定費を払いたくない場合
- ページ全体をAIが自動で最適化する「完全自動CRO」を期待している人(PageFlyはあくまで手動でのテストと最適化が前提)
GemPagesとの比較
同カテゴリでよく比較されるGemPagesとの関係について簡単に触れておきます。
大まかに言えば、PageFlyは速度・SEO・構造的なレイアウト管理に強みを持ち、GemPagesはデザインの自由度・AIツール・販売ファネル構築に特化した設計です。
有機検索や大規模なカタログページの管理を優先するならPageFly、広告ランディングページや購入後アップセルを含むフルファネルを構築したいならGemPagesという選び分けが一般的な指針となります。両者の詳細比較は別記事で解説します。
実際に Pagefly が使用されているサイト
公式サイトでも Use case として紹介されていますが、キーボードで有名な Keychron の公式サイトは PageFly を使用しています。

また、以下の各サイトも Pageflyで作られたサイトとして公開されています。
- Syosaku-Japan
- 酒類ドットコム *日本のサイト
- Cheezy
まとめ
PageFlyは「Shopifyのテーマでは物足りない」と感じているあらゆるストアオーナーにとって、最初に検討すべきページビルダーのひとつです。200,000ストア以上の採用実績と4.9という高評価は、単なる知名度ではなく、実際の使用体験に基づいた信頼の積み重ねと言えます。
全プランで機能制限がなく、無料プランでも24時間サポートが受けられるという設計は、「まず試してみる」ハードルを大きく下げています。
学習コストや料金体系については事前に理解しておく必要がありますが、定期的にページを作成・改善するワークフローがあるストアであれば、投資対効果は十分に見込めます。
まずは無料プランで1ページを実際に作ってみることから始めてみるのがよいでしょう。
スクリーンショット
近日追加予定です。最新 UI は公式サイトをご確認ください。
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