Adaloは、ドラッグ&ドロップ操作でモバイルアプリやWebアプリを作成できるノーコード開発ツールです。会員機能やデータベース、フォーム、決済機能などを組み合わせながら、プログラミング不要でアプリを構築できます。iOS・Androidアプリとして公開できる点も特徴で、初心者でもアプリ開発に挑戦しやすいサービスです。
基本情報
| 料金 | |
|---|---|
| 無料プラン | 要確認 |
| 無料トライアル | 要確認 |
| モバイルアプリ | 要確認 |
メリット・デメリット
iOS・AndroidネイティブアプリをApp Store/Google Playに公開できる
ドラッグ&ドロップで直感的に操作でき、技術知識ゼロでも使える
AirtableやZapierなどの既存ツールと連携できる
無料プランがクレジットカード不要で使え、本格的なテストができる
1つのプロジェクトからWeb・iOS・Androidの3プラットフォームに同時公開できる
コードエクスポート非対応で、解約するとアプリへのアクセスを失う
1000件以上のデータでパフォーマンスが低下しやすい
決済機能(Stripe)はTeamプラン($160/月)以上でしか使えない
複雑なビジネスロジックや条件分岐の実装が煩雑になりがち
JavaScriptなどカスタムコードの挿入には対応しておらず、デザイン自由度に限界がある
詳細レビュー
対象読者:スマートフォンアプリをコードなしで開発・公開したい起業家・スタートアップ・フリーランス・ECサイト運営者
結論から言うと:iOS/Androidのネイティブアプリを手軽に作れる数少ないノーコードツール。MVPや社内ツールに最適だが、大規模・高複雑度のアプリになるとパフォーマンス面で限界が来る。
Adaloとは?

Adaloは、コードを書かずにiOS・Android・Webアプリを同時に構築・公開できるノーコードアプリビルダーです。ドラッグ&ドロップのビジュアルエディタ、組み込みデータベース、App Store/Google Play への直接公開機能を備えており、「PowerPointを操作するようにアプリが作れる」と評されるほど直感的な操作感が特徴です。
2025年後半のAdalo 3.0インフラ刷新により、1日2000万リクエスト以上を処理できるモジュラー型インフラに移行し、従来比3〜4倍の速度向上を達成しました。現在までに300万以上のアプリが作成されています。
Adaloが他のノーコードツールと違う最大の特徴
多くのノーコードツールはWebアプリかPWA(プログレッシブWebアプリ)のみの対応ですが、Adaloは1つのプロジェクトからiOS・Android・Webの3プラットフォームへ同時公開できます。

しかも、BubbleのようなWebラッパー方式ではなく、実際のネイティブコードにコンパイルするため、パフォーマンスとユーザー体験がWebラッパーより優れています。
主な機能
1. ドラッグ&ドロップビルダー(40以上のコンポーネント)

ボタン・リスト・フォーム・画像・ナビゲーションバー・カレンダー・地図など40以上のUIコンポーネントを用意。テンプレートも35種類以上あり(飲食店注文アプリ・予約アプリ・Eコマース・コーチングアプリ等)、すぐに使い始められます。コンポーネントマーケットプレイスから追加素材の入手も可能です。
2. 組み込みデータベース(Collections)

Excelやスプレッドシートのような感覚で扱えるビジュアルデータベース機能が内蔵されています。テキスト・数値・画像・ファイル・リレーションシップなどのフィールド型を定義し、UIコンポーネントとデータを紐付けるだけで動的なアプリが完成します。
外部データベースとしてAirtable・Google Sheets(SheetBridge経由)・Xanoとの連携も可能で、既存のデータ資産をそのまま活用できます。
3. ネイティブアプリ公開(iOS・Android)
有料プランでApp Store(IPA形式)・Google Play(AAB形式)への直接公開が可能です。
別途、Apple Developer Program(年間約1万5千円)・Google Play Console(初回2000円)への登録が必要です。
自分でめんどくさい手続きをする必要がないのは助かります!
4. AIビルダー機能(MagicStart・MagicAdd)
- MagicStart:作りたいアプリの説明を入力すると、データベース構造・画面・ユーザーフローを自動生成
- MagicAdd:既存のアプリに追加したい機能を自然言語で説明すると、機能を追加
5. Actions(ビジュアルロジック)
コードなしでアプリの動作を定義する「Actions」システムを搭載。「このボタンを押したら次の画面へ」「フォームを送信したらデータベースに保存」といった動作を視覚的に設定できます。条件分岐・リストフィルタ・ユーザー権限なども設定可能です。
6. インテグレーション
主な連携先:
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| Zapier | 5500以上の外部サービスと連携・ワークフロー自動化 |
| Stripe | 決済機能(Teamプラン以上) |
| Airtable / Google Sheets | 外部データベースとして接続 |
| Xano | ノーコードバックエンドとして利用 |
| HubSpot / Google Maps / Zoom / QuickBooks | 各種業務連携 |
価格プラン(2026年最新版)
年払い換算で、Starterプランが$36/月、Professionalプランが$52/月、Teamプランが$160/月、Businessプランが$200/月です。
| プラン | 月払い | 年払い(月換算) | 公開可能アプリ数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 0(Web公開のみ) | テスト用・Adaloブランド表示 |
| Starter | $45 | $36 | 1 | カスタムドメイン・Web公開 |
| Professional | $65 | $52 | 2 | iOS/Android公開・API連携・5エディター |
| Team | $200 | $160 | 5 | Stripe決済・10エディター・優先サポート |
| Business | $250 | $200 | 10 | 無制限エディター・500GBストレージ |
注意すべきコスト
決済機能(Stripe)の利用にはTeamプラン($160/月)が必須で、Professionalプラン($52/月)との差額は約146%増となります。これは見落とされがちな重要なポイントです。
アプリをApp Storeに公開する場合、サブスクリプション料金に加えてApple Developer Program(年間約1万5千円)とGoogle Play Console(初回約2000円)の費用も別途必要です。
ECサイト運営での活用例
注文・予約アプリのMVP検証
ECや飲食・サービス業で「まず動くアプリを作ってユーザーに試してもらいたい」というニーズに最適です。Eコマーステンプレート・予約テンプレートを使えば数時間で動作するMVPが完成します。Stripe連携(Teamプラン以上)で実際の決済もテストできます。
社内オペレーション管理アプリ
在庫管理・受注管理・スタッフのタスク管理など、スマートフォンから操作できる社内ツールをコードなしで構築できます。Airtableと連携すれば既存の業務データもそのまま活用できます。
クライアント向けのカスタムアプリ提供
代理店やフリーランスが開発者なしでネイティブアプリを作成・納品できるため、サービスラインナップに「アプリ開発」を加えるコストを大幅に下げられます。
ユーザーの声(海外レビューより)
肯定的な意見:
「Adaloを試す前、開発者に見積もりをもらったら金額が法外だった。Adaloなら支払いを始める前からビルドを始められた。それが大きな自由を与えてくれた」(IT企業ディレクター)
「コードなしでモバイルアプリを作れることは素晴らしい。新しい開発者がアプリ作成を学ぶための優れたツールだ」(CEO)
「データベースの実装方法が素晴らしい。内部ソリューションを使うか、AirtableなどのAPIで接続するかを選べる」(中小企業オーナー)
否定的な意見・注意点:
「2週間前にデータベースの約70%が突然消えてしまい、アプリが完全に使えなくなった」(Captetraレビュー)
「機能をスケールアウトしていくとバグに悩まされがちだ。初心者とプロトタイプには良いが、そこで止まる傾向がある」(Reddit)
「複雑なフィルターのデバッグに2時間かかった。コードなら10分で済む作業だ」(Hack'celeration)
⚠️ Adaloが向かないケース
1. 1000件以上のデータを扱う大規模アプリ
Professionalプランではレコード上限が25,000件、Teamプランでは100,000件です。データ件数が増えるほどパフォーマンスが低下し、2000件以上のディレクトリアプリでは3秒以上のロード時間が発生するケースも報告されています。
2. 複雑なビジネスロジックが必要なアプリ
多段階の条件分岐・複雑なアルゴリズム・高度なワークフロー自動化は、ビジュアルActionsでの設定が非常に煩雑になります。コードで数分の作業がAdaloでは数時間になることもあります。
3. コードのエクスポートが必要な場合
Adaloはコードエクスポートに対応しておらず、サブスクリプションを解約するとアプリへのアクセスを失います。コードを自分で所有することはできません。将来的に開発者に渡して拡張することを想定している場合は、Lovableや FlutterFlowの方が適しています。
4. 決済機能を低コストで実装したい場合
Stripe決済はTeamプラン($160/月・年払い)でのみ利用可能です。決済が必要な場合、月額コストが大幅に上がります。
5. カスタムコードの追加が必要な場合
JavaScriptなどのカスタムコードの挿入には対応していません。UIの細かいカスタマイズに限界があり、凝ったデザインを求めるデザイナーや開発者には制約が大きいです。
競合ツールとの比較
| ツール | 月額(年払い) | ネイティブアプリ | コードエクスポート | 学習難易度 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| Adalo | $36〜$200 | ✅ iOS/Android | ❌ | 低〜中 | MVPアプリ・シンプルな消費者向けアプリ |
| Bubble | $29〜 | ⚠️ Webラッパー | ❌ | 高 | 複雑なWebアプリ・SaaS |
| Glide | $19〜 | ❌ App Store非対応 | ❌ | 低 | スプレッドシートのアプリ化 |
| FlutterFlow | $29〜 | ✅ iOS/Android | ✅ | 中(ローコード) | 中規模アプリ・PoC |
| Lovable | $25〜 | ❌ Webのみ | ✅(React) | 低〜中 | MVPプロトタイプ・Webアプリ |
| Softr | $49〜 | ❌ Webのみ | ❌ | 低 | ポータル・社内ツール |
もっと気軽にプロンプトベースでWebアプリを作成したいなら、Lovableなどがおすすめ。
こんな方にAdaloをおすすめ
✅ App Store・Google Playに公開できるネイティブアプリをコードなしで作りたい
✅ 飲食・予約・Eコマース・コーチングなどのシンプルなアプリMVPを素早く作りたい
✅ 開発者を雇わずにアプリ開発をサービスとして提供したい代理店・フリーランス
✅ まず無料でツールを試してからコミットしたい
✅ Airtableの既存データをそのままモバイルアプリとして活用したい
まとめ
Adaloは「コードゼロでiOS・Androidのネイティブアプリを作れる」という点で、競合ツールの中でも独自の位置を占めています。直感的なドラッグ&ドロップ操作・豊富なテンプレート・AirtableやZapierとの連携により、技術的バックグラウンドがなくても数時間でMVPアプリを作れます。
一方、データ増加に伴うパフォーマンス低下・コードエクスポート非対応によるプラットフォームロックイン・Stripe決済が高いプランに限定されること・複雑ロジックへの限界は実際のユーザーから繰り返し指摘されている課題です。
Adaloは長期的なスケールを前提としたメインプロダクトよりも、アイデア検証・MVPリリース・社内ツールの入口として使うツールとして最もフィットします。まずは無料プランで操作感を試してみることをおすすめします。
参考:本記事はAdalo公式サイト・ブログ(2026年)、Cybernewsレビュー(2026年2月)、Hack'celerationレビュー(2026年)、TechRadarレビュー(2025年4月)、SaaSWorthy・Capterra・CheckThat.aiユーザーレビューをもとに作成しました。
スクリーンショット
近日追加予定です。最新 UI は公式サイトをご確認ください。
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