AIコードエディタ「Cursor」の利用を検討している方向けに、プランの違いや選び方をわかりやすく解説します。
Cursorとは

CursorはVS Codeをベースに構築された、AI機能を深く統合したコードエディタです。コード補完(Tab)、複数ファイルの同時編集(Composer)、自律的にタスクをこなすAgentモードなど、開発の各ステップでAIが自然に機能するよう設計されています。
現在100万人以上のユーザーを抱え、Stripe、Figma、Adobeなど世界有数の企業も日常的に利用しています。
プラン一覧
Hobby(無料)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| Agentリクエスト | 制限あり |
| Tabコード補完 | 制限あり |
| クレジットカード | 不要 |
こんな方に: Cursorを初めて試したい方、週に数時間しかコードを書かない方。7日間のPro無料体験も付いています。
Pro(月額 $20)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | $20 / 月(年払いで $16 / 月) |
| Tabコード補完 | 無制限 |
| Agentリクエスト | 拡張上限 |
| 利用可能モデル | Claude、GPT-4o、Geminiなど最先端モデル全て |
| その他 | Cloud Agents、MCP・Skills・Hooks、Bugbot(従量課金) |
こんな方に: 毎日2〜4時間コードを書く個人開発者。AutoモードとTab補完を中心に使う方であれば、このプランで十分なケースがほとんどです。
最もポピュラーなプランです。 迷ったらまずProから始めましょう。
Pro+(月額 $60)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | $60 / 月(年払いで $48 / 月) |
| 機能 | Proと同じ |
| 使用量クレジット | Proの3倍 |
こんな方に: Proプランで毎月$20〜40の超過課金が発生している方、複数ファイルにまたがる大規模リファクタリングを頻繁に行う方。機能面でProと差はなく、純粋に使える量が増えます。
Ultra(月額 $200)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | $200 / 月(年払いで $160 / 月) |
| 機能 | Proと同じ |
| 使用量クレジット | Proの20倍 |
| その他 | 新機能への優先アクセス |
こんな方に: Cursorを一日中フル稼働させる「AIネイティブ」な開発者。Pro+でも超過課金が月$140を超えるようであれば、Ultraへの移行を検討する価値があります。
Teams(月額 $40 / ユーザー)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | $40 / ユーザー / 月 |
| 使用量クレジット | Proと同等(ユーザーあたり) |
| チーム機能 | ルール・Skills・自動化の共有、セキュリティレビューAgent |
| 管理機能 | SAML/OIDC SSO、プライバシーモード強制、利用統計ダッシュボード |
| 請求 | チーム一括請求 |
こんな方に: 3名以上のエンジニアチームで導入を検討している方。コードのプライバシー管理や組織全体のルール統一が必要な場合に適しています。
Enterprise(要問い合わせ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | カスタム(営業に問い合わせ) |
| クレジット | 組織全体でプール共有 |
| 請求 | 請求書払い・PO対応 |
| 管理 | SCIM、監査ログ、AIコード追跡API、細粒度な管理者権限 |
| サポート | 優先サポート・専任アカウント担当 |
こんな方に: 大規模組織やコンプライアンス要件が厳しい企業。個別ユーザーの上限ではなく組織全体での使用量管理が必要な場合。
クレジット(使用量)の仕組み
Cursorの料金体系で最も注意が必要なのが使用量ベースの課金です。
クレジットをほぼ消費しないもの
- Tabコード補完:AIによる自動補完。実質無制限。
- Autoモード:Cursorが最適なモデルを自動選択。コスト効率が高い。
クレジットを消費するもの
- プレミアムモデルを手動選択:Claude Sonnet、GPT-4oなどを明示的に指定した場合。
- 大きなコンテキスト:多数のファイルを参照させるとトークン消費が増える。
- 複雑なAgentタスク:マルチファイル編集や長時間のバックグラウンドAgent実行。
上限を超えたら
クレジットが尽きても、Autoモードに切り替えれば追加費用なしで引き続き使えます。また、スペンド上限を設定しておくと、予期せぬ高額請求を防ぐことができます。利用状況は cursor.com/dashboard でリアルタイムに確認できます。
プランの選び方
初めて使う・たまにしか使わない
→ Hobby(無料)
毎日コードを書く・個人開発
→ Pro($20/月)
Proの上限に頻繁に当たる・大規模プロジェクト
→ Pro+($60/月)
一日中フル活用・Pro+でも超過が多い
→ Ultra($200/月)
3名以上のチーム導入
→ Teams($40/ユーザー/月)
大規模組織・コンプライアンス重視
→ Enterprise(要問い合わせ)
お得な使い方・注意点
年払いで20%割引 → 全プランで年払いを選ぶと20%割引になります。Proは月額$16相当になります。長期利用が決まっているなら年払いがお得です。
学生は無料 → 学校のメールアドレスで申請すると、学生は完全無料で利用できます。既存の有料プランがある場合は残額が自動で返金されます。詳細は cursor.com/students を確認してください。
まず1か月Proで様子を見る → いきなりUltraやPro+に飛びつかず、最初の1か月はProで使用量を確認するのがおすすめです。ダッシュボードで消費量を把握してから、必要に応じてアップグレードを検討しましょう。
公式サイト以外からの購入に注意 → Cursorのサブスクリプションは cursor.com の直販のみです。非公式の転売サイトからの購入はアカウント停止のリスクがあります。
まとめ
| プラン | 月額 | おすすめ対象 |
|---|---|---|
| Hobby | 無料 | 初めて試す方・学生 |
| Pro | $20 | 毎日使う個人開発者 |
| Pro+ | $60 | Proの上限に当たりがちな方 |
| Ultra | $200 | AIネイティブ開発者 |
| Teams | $40/人 | エンジニアチーム |
| Enterprise | 要問い合わせ | 大規模組織 |
迷ったらProから始めるのが正解です。AutoモードとTab補完を中心に使う限り、Proの使用量で月内に困ることはほとんどありません。使い込んで上限に当たるようになったタイミングでPro+への移行を検討しましょう。
最新の料金情報は公式サイト cursor.com/pricing でご確認ください。

