「Cursor Auto 無制限」で検索してこの記事にたどり着いた方は、おそらく「あれ、なんか制限されてる?」「昔と違う気がする」と感じているのではないでしょうか。

結論から言うと、2025年9月15日以降の更新分から、Autoモードは無制限ではなくなっています。ただし、僕自身ヘビーユーザーとして毎日使い続けていますが、体感的には「一定料金で十分使えている」というのが正直なところです。この記事では、何が変わったのか・何が変わっていないのかを整理します。
また、個人的に注意している Cursor の設定についてもご紹介します。
何が変わったのか:公式の説明
Cursor社(Anysphere)は2025年8月に、以下の変更をアナウンスしました。
個人向けの「Auto」の上限を更新します。9月15日以降の次回更新日から、Autoの利用分は、競争力のあるトークン単価で毎月の利用枠に算入されます。
— Michael Truell(Cursor CEO), 2025年8月
つまり、それまで個人プランでは「Autoモードは無制限」という位置付けだったものが、月次の利用枠に含まれるカウント対象になったということです。
変更の経緯まとめ
| 期間 | Autoの扱い |
|---|---|
| 2023年12月〜2025年6月 | 他のプレミアムモデルと同じコストで提供 |
| 2025年6月〜2025年9月 | 個人向けは無制限、Teamsは有料 |
| 2025年9月15日以降 | 個人・Teams共に利用枠に算入(トークン単価で計算) |
年間プランを2025年9月より前に購入していたユーザーは、更新日までは旧条件が適用されていました。
じゃあ「実質値上げ」なの?
コミュニティの反応を見ると、「$20プランも$60プランも、数時間で使い切れてしまう」という声があるのは事実です。特にエージェントに大量のコンテキストを読み込ませたり、大規模なリファクタリングをやらせたりすると、トークン消費が激しくなります。
一方で、僕のようなヘビーユーザーでも「毎月定額で十分」と感じているケースもあります。その違いはどこにあるのか。
使い方によって大きく差が出る、というのが実態です。
トークンを大量消費するケース
- 巨大なコードベースを丸ごとコンテキストに入れてエージェントを走らせる
- 「何でもやって」的な曖昧な指示を繰り返す
- エラーが出るたびに全部投げ直す
比較的消費を抑えられるケース
- 対象ファイルを絞って指示する
- 設計や計画フェーズは軽量なモデルで済ませる
- Chat(エージェントより安い)をメインに使う
現在のプラン構成
Cursorの個人向けプランは現在3段階あります。
| プラン | 月額 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Pro | $20 | 普段使いのエージェント利用 |
| Pro+ | (Pro以上) | 日常的にエージェントをヘビーに使う人向け |
| Ultra | (最上位) | エージェントのパワーユーザー向け |
公式FAQによると「日常的にエージェントを使うユーザーにはPro+、エージェントのパワーユーザーにはUltraをおすすめ」とされています。$20のProプランだけで全部賄おうとすると、使い方によっては足りないケースが出てきます。
フォーラムの声:不満の本質は「透明性」
Cursorのコミュニティフォーラムでは、価格変更に関するスレッドが長期にわたって議論されています。ユーザーの不満を読むと、「値段が高い」以上に 「何が起きているかわからない」 ことへの苛立ちが多いことに気づきます。
あるユーザーはこう書いています:
Autoモードの品質が不安定になり、プロンプトの理解が悪くなったり、以前より明らかに弱い挙動をしたりする。バックグラウンドで低品質なモデルにルーティングされているのでは、と疑い始めている。最大の問題は、僕たちが推測するしかないことだ。
価格が変わること自体より、「加入した時と違う商品になっている」という期待と現実のギャップ、そして説明不足が信頼を損なっているという指摘は、的を射ていると思います。
実際に僕も情報収集をしましたが、従量課金の部分がブラックボックスのように感じました。
ヘビーユーザーとしての僕の感覚
正直なところ、僕は毎日かなりの量を使っていますが、今のところ月額固定の範囲で十分足りています。その理由を振り返ると:
1. 使うモデルを意識的に選んでいる → すべてにOpusやSonnetを使わず、軽いタスクは軽いモデルで済ませています。
2. エージェントに丸投げしない → 「全部やって」より「このファイルのこの関数を直して」のほうが、コンテキストが絞られてトークン消費が少なくなります。
3. 計画フェーズとコーディングフェーズを分けている → 仕様を詰める会話と、実際にコードを書かせる作業は別のチャットで行っています。
Hodaが気を付けているCursorの設定
Cursorには、利用状況の確認や従量課金の制御など、使いすぎを防ぐための設定があります。特に初めて利用する方は、予期しない課金を避けるためにも、一度設定を確認しておくと安心です。
Usage Summary

Setting > Agents から設定できます。これを Always にしておくことで、常にチャットしたに現在の使用量の割合を表示しておくことができます。

かなり使わないと 100% を超えることはありませんが、目安として常に表示できる状態だと安心ですね。
On-Demand Usage
次に、従量課金の消費量の設定です。
Cursorでは、月額プランに含まれる利用枠を超えた場合に、追加料金でAIモデルを利用できる「On-Demand Usage(従量課金)」を設定できます。
- Disabled :追加課金を行いません。利用枠を超えた場合は利用が制限されます。
- Fixed :月ごとの追加課金上限額を設定します。設定した金額を超えて請求されることはありません。
- Unlimited :上限なしで従量課金を利用できます。利用量に応じて追加料金が発生します。
予期しない請求を避けたい場合は Disabled または Fixed の利用がおすすめです。

僕の場合は、常に Disabled(無効)にしています。今までそれで困ったことはありません。
ちなみに、この HodaPress Review も Next.js を使って Cursor で開発しています。レビュー記事の作成だけでなく、実際の開発にも日常的に利用していますが、これまで定額プランの範囲内で十分運用できています。
実際の僕の課金具合
月にもよりますが、基本的につねにCursorは何かしらのプロジェクトで使用しています。

こちらのように、ほぼ毎日 Cursor を利用していますが、基本的には月額プランの範囲内で利用できています。 (画像だと 24.40 となっていますが、スペインでの税金が含まれているようです。)
↓ Hodaの現状
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| Usage Summary | Always |
| On-Demand Usage | Disabled |
| 利用プラン | Pro |
| 月額料金 | $20/月 |
まとめ
- Cursor Autoの「無制限」は2025年9月以降に終了した。これは公式に確認されている事実
- ただし、使い方を工夫すれば月額固定の範囲で十分使える というのが僕の体感
- 不満の本質は価格よりも透明性と信頼の問題
- 大量消費になりやすい使い方を避けるだけで、コスパは大きく改善できる

