Granolaとは?AI議事録アプリの特徴・日本語対応・使い方を解説
Granolaは、会議にボットを参加させず、パソコン上で会話を記録・文字起こしできるAI議事録アプリです。自分のメモとAI要約を組み合わせる独自の仕組みや、AIチャット、テンプレート、MCP連携などの機能を搭載。日本語対応の状況や向いている人、注意点まで分かりやすく解説します。
基本情報
- 料金月額14ドルから
- 無料プランあり
- 無料トライアル
なし
- モバイルアプリあり
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特におすすめの方
実際に使ってレビューした中で、僕が「特に相性が良い」と感じたユーザー層です。もちろん幅広い用途で利用できますが、特におすすめしたい方を掲載しています。
メリット・デメリット
ボットを会議に参加させず、自然な雰囲気のまま記録できる
自分で書いたメモをAIが補完し、整理された議事録に仕上げてくれる
会議内容についてAIチャットで質問できる
MCPやZapierを使い、メール作成やタスク化まで自動化できる
商談・1on1など、用途に合わせてテンプレートを使い分けられる
録音していることを相手へ自分で伝える必要がある
動画の録画には対応しておらず、音声とテキストのみ残る
日本語の文字起こし精度は、利用環境によって差が出る可能性がある
詳細レビュー
こんにちは、Hodaです。
商談やクライアントとの打ち合わせが続くと、「メモを取りながら話を聞く」こと自体が地味にしんどくなってきますよね。今回紹介するGranolaは、そんな悩みに対して「ボットを会議に参加させない」という珍しいアプローチで応える、AI議事録・メモアプリです。使い方や料金の詳細、他ツールとの比較は別記事に譲り、ここでは特徴・機能・向き不向き、そして気になる日本語対応の状況を中心にまとめます。
Granolaとは?

Granola(グラノーラ)は、会議やあらゆる会話をAIが文字起こしし、整理されたメモとして残してくれるアプリです。OtterやFireflies、Zoom AI Companionのような多くの議事録ツールが「ボット」として会議に参加者として入ってくるのに対し、Granolaはパソコンにインストールするデスクトップアプリとして動作し、会議には一切参加者として現れません。
裏側では、パソコンのマイクとシステムオーディオ(スピーカーやイヤホンから流れる音)を直接キャプチャして文字起こしを行っており、相手側の画面には「Granolaというボットが参加しました」という表示は出ません。この「見えない設計(invisible design)」こそが、Granola最大の特徴です。
他の議事録ツールとの違い
多くの議事録ボットは、会議の参加者リストに表示されることで「録音・記録されている」ことを相手に知らせる役割も同時に果たしています。Granolaはこの表示をあえて排除することで、会議の雰囲気を損なわずに記録を残せる一方、相手への録音の告知・同意取得は自分自身で行う必要がある、という重要なトレードオフを抱えています。
この点は後述の「セキュリティ・注意点」でも改めて触れます。
主な機能
Granolaの主な機能は次の通りです。
- バックグラウンド録音:ボットが参加せず、アプリを起動しておくだけで会話をキャプチャする。画面には録音中を示す小さなインジケーターが表示される
- 文字起こし+AIサマリー:会話をリアルタイムで文字起こしし、会議終了後にワンクリックで整理されたメモを生成する。会議中に自分でメモ(スクラッチパッド)を書くと、AIがその内容を文脈と組み合わせて自動的に拡張してくれる
- AIチャット:会議の内容について、会議中でも会議後でも質問できる。あくまでその会議・過去の会議の範囲内で回答する設計になっており、外部情報を検索する機能ではない
- メモリー(長期記憶):使い続けるほど過去の会話が蓄積され、「この1年でどんな意思決定をしてきたか」といった振り返りにも活用できる
- MCP・外部連携:カレンダーと連携し、会議が始まるタイミングで自動的に録音を提案してくれる。Slack huddleにも対応。Zapierとの連携に加え、MCPコネクタを通じてClaudeなどのAIエージェントから会議メモをもとにフォローアップメールの下書きやタスク化を行うといった自動化も可能
- テンプレート:商談・1on1・スタンドアップなど、会議の種類に応じてメモの構成を変えられる
- 共有・コラボレーション:チームでスペースを分けてメモを共有できる。特定のメンバーだけに関連メモへのアクセスを絞ることも可能
- 自動グルーピング:同じ会社・取引先との会話を自動でまとめてくれる
- モバイル対応:iOS版アプリがあり、外出先での対面の会話や電話の通話も録音・記録できる(本記事時点でAndroid版は未提供)
ボットが会議に参加しないため、商談やセンシティブな会話でも自然な雰囲気を保ちやすい
自分のメモとAIの文字起こしを組み合わせる「メモ+AI」の仕組みが独特で、要点を逃しにくい
MCP連携により、ClaudeなどのAIエージェントに議事録以降の作業(メール下書きやタスク化)を任せられる
ボットが表示されない分、録音していることを相手に伝える責任は自分自身にある
動画の録画機能がなく、音声のみの記録である点は用途によっては物足りない
Windows/Mac/iOSのみの対応で、Linuxやブラウザ単体での利用はできない
日本語対応について
Granolaは「多言語対応(Multi-language support)」を無料プランから含む形で謳っており、英語以外の言語での文字起こし・メモ生成にも対応していることは公式にアナウンスされています。ただし、日本語での文字起こし精度や、日本語会話に特化した機能について具体的な言及は見当たりませんでした。
参考までに、英語での検証記事の中には、非ネイティブの話者やノートPC内蔵マイクといった条件下での文字起こし精度が、Otterなどのボット型ツールよりもやや低くなったという報告もあります。日本語での実運用を検討している場合は、まず無料プランで実際の会議や商談を録音してみて、自分の利用シーン(訛りのある英語が混じる会議か、完全な日本語の会議かなど)でどの程度の精度が出るかを確認することをおすすめします。
セキュリティ・プライバシーと注意点
Granolaは2025年7月にSOC 2 Type II認証を取得しており、第三者機関の監査を経てデータの取り扱い水準が確認されています。録音した音声は文字起こしのために一時的にのみ利用され、処理が終わると削除される設計になっており、手元に残るのはテキストの文字起こしとメモだけです。また、OpenAIやAnthropicなどの第三者にデータをモデル学習用として利用させない方針も明言されています。
一方で、実際の利用者からは、特定の会議で録音が正しく行われず、エラー表示もないまま記録が残っていなかった、という報告も一定数見られます。重要な商談や面談などでは、念のため他の記録手段も併用する、あるいは会議後すぐにメモが生成されているか確認する習慣をつけておくと安心です。
また、繰り返しになりますが、Granolaはボットとして参加者リストに表示されないため、録音・記録していることを相手に伝える責任は利用者側にあります。GDPRの対象地域や、いわゆる「二者間同意」が必要な地域・国では、会議の冒頭で一言、記録している旨を伝えておくことをおすすめします。
Android版アプリが公開
Granolaは2026年7月1日、Android版アプリを正式に公開しました。これにより、Androidユーザーもパソコンを持ち歩かず、スマートフォンだけで対面の会話や打ち合わせを記録できるようになりました。

使い方はシンプルで、アプリから新しいノートを開始した後は、必要に応じて簡単なメモを書いたり、スマートフォンをロックしてテーブルに置いたまま会話に集中したりできます。歩きながらの1on1、カフェでの打ち合わせ、ホワイトボードを使ったミーティングなど、パソコンを開きにくい場面でも活用しやすい設計です。
また、デスクトップ版とモバイル版のノートは同期されます。パソコンで作成した議事録を外出先から確認したり、Android端末で記録した会話を後からパソコンで整理したりできるため、利用できる場面がさらに広がりました。
どんな方に向いているか
Granolaは、次のような方に向いています。
- 商談やクライアントとの打ち合わせが多く、話に集中しながらメモも残したい方
- 会議中に自分なりのメモを取る習慣があり、それをAIにきれいに整えてほしい方
- ClaudeなどのAIエージェントと連携し、議事録後の作業(フォローアップメールやタスク化)まで自動化したい方
- ボットが会議に参加すること自体に抵抗がある、または相手に配慮したい方
反対に、次のようなケースでは他のツールのほうが合っている可能性があります。
- 会議の動画そのものを録画・保存しておきたい方
- Linux環境や、デスクトップアプリを入れられない業務用PCで使いたい方
- 無料の範囲でとにかく無制限に使いたい方(他の議事録ツールには、機能を絞る代わりに録音を無制限にしているものもあります)
なお、hodaの紹介リンク から登録すると、無料プランから有料プランへアップグレードする際に、初月の料金が100%オフになる特典があります。まずは無料プランで日本語会議での使用感を試してみて、継続したいと思ったタイミングでこちらのリンクから有料プランに切り替えるのがお得です。
料金プランについて
Granolaには、無料の「Basic」プランに加えて、「Business」「Enterprise」という2つの有料プランが用意されています。無料プランでもAIメモやAIチャット、テンプレートなど基本機能は利用できますが、閲覧できる会議履歴には制限があります。有料プランに進むと、会議履歴が無制限になり、Notion・Slack・HubSpotなどとの連携やMCP連携、より高度なAIモデルへのアクセスが可能になります。
各プランの詳しい料金や機能差については、別記事の料金ガイドで詳しく解説する予定です。
まとめ
Granolaは、「ボットを会議に参加させない」という設計思想を軸に、商談やクライアント対応が多いビジネスパーソン向けに磨き込まれたAI議事録アプリです。自分のメモとAIの文字起こしを組み合わせる仕組みや、MCP経由でのAIエージェント連携など、単なる文字起こしツールにとどまらない部分に強みがあります。一方で、録音の告知責任が利用者側にある点や、まれに記録が正しく残らないという報告がある点は、事前に理解したうえで使うのが安心です。
日本語での運用を考えている場合は、まず無料プランで実際の会議を録音してみて、精度や使用感を確かめてから本格導入を検討することをおすすめします。
スクリーンショット
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