メールマーケティングを始めたい・または乗り換えを検討している個人事業主・ブロガー・クリエイター・中小企業
基本情報
| 料金 | 月額18ドルから |
|---|---|
| 無料プラン | なし |
| 無料トライアル | 14日間 |
| モバイルアプリ | 要確認 |
メリット・デメリット
シンプルで直感的な管理画面で初心者でも使いやすい
Mailchimpなどと比べて料金が安くコストパフォーマンスが高い
メール配信だけでなくランディングページや簡易サイトも作成できる
購読者の重複カウントがなく、非アクティブユーザーにも課金されにくい
メール自動化やフォーム作成など必要な機能がバランス良く揃っている
無料プランではメールテンプレートが利用できない
高度なマーケティングオートメーションやCRM機能は弱め
管理画面が日本語に対応していない(英語・スペイン語・ポーランド語のみ)
詳細レビュー
対象読者:メールマーケティングを始めたい・または乗り換えを検討している個人事業主・ブロガー・クリエイター・中小企業
結論から言うと:余計な機能でごちゃごちゃせず、きれいで使いやすいUIと十分な機能を低価格で使えるツール。特に初心者や「シンプルに使えれば十分」というユーザーに最適な選択肢。
MailerLiteとは?
MailerLiteは2005年にリトアニアで創業したメールマーケティングプラットフォームです。現在は世界100万社以上が利用しており、特に使いやすさとコストパフォーマンスの高さで高い評価を得ています。
一般的なメール配信ツールとして始まりましたが、現在はメール配信・自動化・ランディングページ・ウェブサイトビルダー・デジタル商品販売まで幅広くカバーするオールインワンのマーケティングツールに進化しています。
MailerLiteはEmailTooltesterの「使いやすさ部門」で2023年から2026年まで4年連続で最優秀ツールに選ばれており、その評価の高さは世界的に折り紙つきです。
少々古い動画ですが、僕の以下の動画でレビューしていますので、こちらもご参考ください▼
MailerLiteの主な機能
1. メールエディタ(ドラッグ&ドロップ)
MailerLiteの中核となる機能です。コーディングの知識がなくても、パーツをドラッグ&ドロップするだけで見栄えのよいメールが作れます。

使えるコンテンツブロックは20種類以上で、テキスト・画像・ボタン・動画・カウントダウンタイマー・アンケートなどを自由に組み合わせられます。YouTubeのURLを貼り付けるだけでアニメーションGIFに変換してくれる機能は特に便利で、動画メールを手軽に実現できます。
メールの見た目はデスクトップとモバイルでプレビューでき、テスト送信も可能。無料プランでも十分なエディタ機能を使えます(HTMLエディタはAdvancedプランのみ)。
テンプレートについて:90種類以上のモダンなメールテンプレートが用意されていますが、これらは有料プランのみの機能です。無料プランはゼロから作成する必要があります。
2. メール自動化(オートメーション)
MailerLiteの自動化機能は、シンプルながらも実用的です。

よく使われる使い方として、購読者がフォームに登録したときに自動でウェルカムメールを送る、メール内のリンクをクリックした人に追加情報を送る、特定の日付に自動メールを送るなどが挙げられます。
視覚的なワークフロービルダーで条件分岐(if/then)も設定でき、複数のシナリオを組み合わせた複雑な自動化フローを構築することも可能です。無料プランでも基本的な自動化(シングルトリガー)が使えます。
ただし、ウェブサイトへの訪問をトリガーにした自動化や、リードスコアリングなどの高度な機能はありません。複雑なオートメーションが必要な場合はActiveCapaignなどが向いています。
3. ランディングページ・ウェブサイトビルダー
MailerLiteが特に強いのがこのエリアです。メール配信ツールでここまで充実したページ作成機能を持つツールは多くありません。

ランディングページはMailerLiteのサブドメインで無料ホスティング可能(カスタムドメインは有料プラン)。テンプレートから始めてドラッグ&ドロップで編集でき、Stripe連携でデジタル商品・サービスの販売も可能です。無料プランでも最大10ページ作れます。
ウェブサイトビルダーでは複数ページからなるシンプルなウェブサイトを作成できます。WordPressのような高度なCMSには及びませんが、ニュースレターの登録を軸にした情報発信サイトとして十分機能します。
A/Bテストでランディングページの最適化もできるため、コンバージョン改善にも活用できます。
4. 登録フォーム・ポップアップ
フォームの種類は豊富で、ポップアップ・埋め込みフォーム・スライドインなど複数の形式に対応。表示タイミング(遅延・スクロール量・離脱意図)やアクション後の自動化との連携も細かく設定できます。
フォームのA/Bテスト機能もあり、どのデザイン・コピーが多くの登録を生むかを検証できます。これはMailerLiteが同価格帯ツールの中で差別化できている点のひとつです。
5. セグメント・リスト管理
MailerLiteの購読者管理は グループ(静的リスト)とセグメント(動的フィルター) の2種類で構成されています。
セグメントは条件ベースで自動更新される動的なリストで、「過去30日間にメールを開封した人」「特定のリンクをクリックした人」「特定の国にいる人」などを自動的に抽出できます。セグメントはMailchimpのリストと違い、同じ購読者が複数のグループ・セグメントに属しても重複カウントされません。
不活性な購読者を自動的にリストアップして削除できる「Clean up inactive」機能もあり、リストを清潔に保ちやすいのも特徴です。
6. 分析・レポート
基本的なメール分析(開封率・クリック率・購読解除率・リスト成長)に加え、カスタムレポートでキャンペーンタイプ・オーディエンス・期間を組み合わせたフィルタリングやグラフ表示が可能です。Google Analytics連携や地域別データも確認できます。
ただし、ヒートマップやボットクリックの除外、異なるメールクライアントでの表示確認など、より高度な分析ツールは備えていません。詳細なデータ分析が必要な場合はActiveCapaignなどが適しています。
7. AI機能・その他
AI執筆アシスタント(Advancedプランのみ):件名・本文・商品説明などの文章生成、翻訳、改善提案に対応。英語以外にも30言語以上のコンテンツ生成が可能です。
スマート送信:購読者の過去の行動をもとに最適な送信タイミングを自動選択(Advancedプランのみ)。
MCP対応:MailerLiteもMCP(Model Context Protocol)に対応しており、ClaudeなどのAIツールと連携して自動化タスクを実行できます。
デジタル商品販売:Stripe連携でeBook・テンプレートなどのデジタル商品をメールやランディングページから直接販売できます(無料プランでも1商品まで)。
MailerLiteのメリットとデメリット
✅ メリット
✅とにかく使いやすい
クリーンで直感的なUIは、初心者でも30分以内に最初のキャンペーンを送れるほどシンプルです。操作に迷ったときの「Help」ボタンも画面のどこからでもアクセス可能。EmailTooltesterから4年連続で使いやすさ最優秀賞を受賞しているのも納得です。
✅コストパフォーマンスが業界最高クラス
Mailchimpと比較すると同等機能で50〜76%安価。Growing Businessプランは月$9(年払い時、500人まで)から使えます。
✅ランディングページ・ウェブサイト機能が充実
メール配信ツールでここまでのページ作成機能を持つツールは多くありません。別途ランディングページビルダーに月$40〜$90払わなくても済みます。
✅購読者カウントが公平
Mailchimpと違い、退会済みやバウンス済みの非アクティブな連絡先に対して課金されません。また複数のグループ・セグメントに属している購読者も1人としてカウントされます。
✅手厚いサポート
有料プランでは24時間365日のメールサポート(Advancedプランではライブチャットサポートも)が利用可能。英語・スペイン語・ポーランド語のナレッジベースや無料オンラインコース(MailerLite Academy)も充実しています。
❌ デメリット
❌無料プランのテンプレートがない
無料プランではメール・ランディングページのテンプレートが使えず、ゼロから作る必要があります。有料プランに移行すれば解放されますが、試用段階での体験としてはやや不満が残ります。
❌自動化の高度な機能が限られている
ウェブサイト訪問のトリガー化・リードスコアリング・CRM連携などはありません。ActiveCampaignのような高度なオートメーションと比べると劣ります。
❌スパム・デザインテストが弱い
スパムフィルターチェックや異なるメールクライアントでの表示確認機能がなく、Litmusなどサードパーティツールを別途使う必要があります。
❌アカウント審査がある
新規登録時に手動審査が入ることがあります。ウェブサイトや送信リストの品質について確認されるため、始めるまでに少し時間がかかる場合があります。
❌UIは英語・スペイン語・ポーランド語のみ
管理画面の日本語対応はありません。ただし直感的なUIなので、英語が苦手でも慣れれば問題ないレベルです。
MailerLiteの料金プラン概要
| プラン | 月額(目安・年払い) | 購読者数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 最大500人 | 月12,000通・ドラッグ&ドロップエディタ・自動化(基本)・ランディングページ10枚・デジタル商品1点 |
| Growing Business | $9〜/月〜 | 500人〜(人数で変動) | 無制限送信・全テンプレート・動的メール・A/Bテスト・オートリセンド・無制限LP・デジタル商品3点 |
| Advanced | $18〜/月〜 | 500人〜(人数で変動) | Growing Business全機能+AI執筆アシスタント・スマート送信・Facebook連携・HTMLエディタ・プロモーションポップアップ・無制限デジタル商品・24時間ライブチャット |
| Enterprise | 要問い合わせ | 10万人〜 | 専任担当・カスタムオンボーディング・専用IPアドレスなど |
年払いで約10%割引になります。Growing Business・Advancedプランは14日間の無料トライアルあり。
こんな方にMailerLiteをおすすめ
✅ メールマーケティングを初めて始める個人・中小企業
✅ Mailchimpから安くて使いやすいツールに乗り換えたい
✅ ニュースレター・自動化・ランディングページを一つのツールで完結させたい
✅ ブログ・コーチング・デジタル商品販売など、コンテンツビジネスを運営している
✅ とにかくシンプルで迷わず使えるツールが欲しい
こんな方には向いていないかも
❌ 高度なCRM連携や詳細なマーケティング自動化が必要な企業(→ ActiveCampaign)
❌ 大規模ECでカート放棄・購買履歴ベースのオートメーションが必要(→ KlaviyoやOmnisend)
❌ ニュースレターの収益化(広告・有料購読・Boosts)を積極的に行いたいクリエイター(→ beehiiv)
❌ 管理画面を日本語で使いたい(→ 日本語対応ツールを検討)
まとめ
MailerLiteは「余計な機能は要らないから、シンプルで使いやすく、価格も安いツールが欲しい」というユーザーのニーズに応えているツールです。
特にメール配信ツール入門の選択肢としての完成度は高く、Mailchimpよりも安くて使いやすいという評価は多くのレビューサイトで一致しています。ランディングページやウェブサイトビルダーが同梱されているため、別途ツールを追加する必要がなく、トータルコストが抑えられる点も見逃せません。
「難しいことは後でいい。まずシンプルに動かしたい」というフェーズには、MailerLiteは現時点でも最有力の選択肢のひとつです。
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よくある質問(FAQ)
Q. MailerLiteは日本語で使えますか?
A. 管理画面は英語・スペイン語・ポーランド語の3言語のみです。メール本文は日本語で書けます。UIはシンプルで直感的なので、英語が多少苦手でも慣れれば問題ないレベルですが、完全な日本語対応は望めません。
Q. 無料プランだけでどこまで使えますか?
A. 500人まで・月12,000通の送信が可能で、ドラッグ&ドロップエディタ・自動化(基本)・ランディングページ(10枚)・ウェブサイトビルダーが使えます。テンプレートは使えないため、ゼロから作成が必要です。スモールスタートには十分な内容です。
Q. Mailchimpからの乗り換えは簡単ですか?
A. MailerLiteはMailchimpからの直接インポートツールを提供しており、連絡先の移行はスムーズです。ただし、オートメーションの再設定や購読者データの構造の違いへの対応は自力で行う必要があります。
Q. beehiivとMailerLite、どちらが良いですか?
A. 「ニュースレターを収益化したい・読者を増やすツールが欲しい」ならbeehiiv、「シンプルなメール配信・ランディングページ・自動化を低コストで使いたい」ならMailerLiteが向いています。
スクリーンショット
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