Gravity Forms を使いたいと思っても、「3つのプランのどれを選べばいいのかわからない」という方は多いはずです。
この記事では、Basic・Pro・Elite の3プランを徹底比較し、あなたのユースケースに合った選び方を丁寧に解説します。アドオンの振り分けや、見落としがちな注意点についても触れているので、購入前にぜひ読んでおいてください。
Gravity Forms の機能や全体像については、レビュー記事 で詳しく解説しています。
まず知っておくべき:Gravity Forms の価格体系の考え方
Gravity Forms は年間サブスクリプション制のプレミアムプラグインで、無料プランはありません。

3つのプランは「機能の多寡」ではなく、主に 「使えるアドオンの種類」と「利用できるサイト数」 で差がついています。コアとなるフォームビルダー・条件分岐・エントリ管理・ファイルアップロードなどの基本機能は、どのプランでも同じように使えます。
つまり、「自分がやりたいことにどのアドオンが必要か」を把握することが、プラン選びの核心です。
3プランの料金と基本スペック
| Basic | Pro | Elite | |
|---|---|---|---|
| 年額 | $59 | $159 | $259 |
| 対応サイト数 | 1サイト | 3サイト | 無制限 |
| サポートレベル | 標準 | 標準 | 優先(Priority) |
| WordPress Multisite | ✕ | ✕ | ✓ |
| 含まれるアドオン | Basic | Basic + Pro | Basic + Pro + Elite(全部) |
30日間の返金保証あり
購入後1ヶ月以内であれば、サポートに問い合わせることで理由を問わず返金対応してもらえます。
プラン別アドオン一覧
Gravity Forms のアドオンは「Basic・Pro・Elite」の3段階に分類されています。
Basic アドオン(全プランで利用可能)
メール配信・スパム対策系のアドオンが中心です。
- ActiveCampaign
- Akismet(スパム対策)
- AWeber
- Brevo(旧Sendinblue)
- Campaign Monitor
- Cloudflare Turnstile(スパム対策)
- Constant Contact
- EmailOctopus
- Emma
- GetResponse
- HubSpot
- iContact
- Kit(旧ConvertKit)
- Mailchimp
- MailerLite
- Mailgun
- Postmark
- reCAPTCHA
- SendGrid
Basicプランでもメール配信ツールとの連携は一通り揃っています。「フォームからメルマガ登録を受け付けたい」程度であれば、Basicで十分対応できます。
Pro アドオン(Pro・Elite で利用可能)
決済・CRM・業務効率化系のアドオンが追加されます。
- Agile CRM
- Breeze
- Capsule CRM
- Dropbox
- Help Scout
- Mollie
- PayPal Checkout
- Pipe Video Recording
- Slack
- Square
- Stripe
- Trello
- Twilio(SMS送信)
- Zapier
- Zoho CRM
Stripeによるクレジットカード決済、ZapierやSlack連携などはProから 使えるようになります。「フォームで申し込みを受け付けて決済まで完結させたい」「Zapier経由で自動化したい」という場合はProが最低ラインです。
Elite アドオン(Eliteのみ)
より高度なフォーム機能・自動化・分析系のアドオンです。
- 2Checkout
- Advanced Post Creation(投稿作成)
- Chained Selects(連動ドロップダウン)
- Conversational Forms(会話形式フォーム)
- Coupons(クーポン)
- Geolocation(住所自動補完)
- Google Analytics
- Moderation
- Partial Entries(途中離脱データの取得)
- Polls(投票)
- Quiz(クイズ)
- Salesforce
- Signature(電子署名)
- Survey(アンケート分析)
- User Registration(ユーザー登録)
- Webhooks
EliteはSalesforce連携、Webhooks(外部システムへのデータ送信)、アンケート・クイズ・電子署名など、業務システムとしてフォームを本格活用したい方向けの機能が揃っています。
どのプランを選ぶべきか
Basic($59/年)が向いている人
- 個人ブログや小規模サイトで、メルマガ登録・お問い合わせフォームが主な用途
- HubSpotやMailchimpなどへのリード送信だけできれば十分
- まず使ってみたい、試したい
シンプルなリード獲得フォームであれば、Basicで十分なケースがほとんどです。
Pro($159/年)が向いている人
- フォームで決済(Stripe・PayPal・Square) を受け付けたい
- Zapier経由で他のツールと自動連携したい
- Slack通知やTrelloカード作成など業務フローに組み込みたい
- 複数サイト(最大3サイト)で使いたい
「フォームをビジネスツールとして使いたい」という方のスタートラインがProです。実際、多くの中小企業やフリーランスはProを選んでいます。
Elite($259/年)が向いている人
- WebhooksやSalesforceなど、より高度な外部連携が必要
- アンケート・クイズ・投票といった高度なフォームタイプを使いたい
- 電子署名や途中離脱データ取得が必要
- WordPressマルチサイト環境で運用している
- 代理店・フリーランスとして複数クライアントのサイトで使う(無制限サイト)
サイト数が多い代理店や開発者にとっては、$259で無制限サイト対応のEliteが最もコスパが高くなります。また、「とにかく全機能使いたい」「将来的に機能を拡張するかもしれない」という方にも、Eliteを最初から選ぶのが無難です。
正直、最小はBasicプランで全然問題ないと思います。
注意点:ライセンスの更新ルールについて
Gravity Forms のライセンスには、他のプラグインと異なる独特のルールがあります。
ライセンスが失効した後は「更新」ではなく「新規購入」扱いになります。
つまり、うっかり更新を忘れると同じ価格で買い直しになります。自動更新の設定をしておくか、カレンダーにリマインダーを入れておくことをおすすめします。
なお、ライセンスが失効してもインストール済みのプラグイン自体は動き続けます。ただしアップデート・セキュリティパッチの適用・サポートへのアクセス・新規サイトへの追加はできなくなります。
非営利団体向けライセンス
登録済みの非営利団体(NPO)向けに、3サイト対応・全アドオン込みで $129/年の特別ライセンスが用意されています。申請制のため、購入前に申請手続きが必要です。
よくある質問
Q. 無料で試せますか?
トライアルはありませんが、公式サイトで全機能を触れるデモ環境を利用できます。購入後30日以内であれば返金対応してもらえます。
Q. プランの途中アップグレードはできますか?
対応しています。差額を支払う形でアップグレードが可能です。
Q. WordPress.comでも使えますか?
WordPress.comのBusinessプラン以上、かつカスタムドメインと「Hello Dolly」プラグインが必要です。通常のセルフホスト型WordPress(WordPress.org)での利用が基本です。
Q. テーマとの互換性は?
すべてのテーマとの互換性は保証されていませんが、WordPressのベストプラクティスに準拠したテーマであれば問題なく動作します。
まとめ:プラン選びのチェックリスト
購入前に以下を確認してみてください。
- 使いたいアドオンはどのプランに含まれているか確認した
- 運用するサイト数に合ったプランを選んでいる
- 将来的な機能拡張の可能性も考慮している
- ライセンス更新の失効リスクを把握している
公式サイトでは Elite がおすすめとされていますが、さすがにいきなり最上位プランを選択する必要はないと思います。すでに複数サイトで利用する予定があれば良いですが、とりあえず使ってみたい方は Basic License で十分だと思います。まずは、1サイトで利用してみて使用感が良ければ プランをアップグレードしてもいいと思います。
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