こんにちは、Hodaです。今回はPageFlyに新しく搭載された(現在ベータ版)AIアシスタント「FlyMate」について解説していきます。
PageFlyのレビュー記事でも紹介した通り、PageFlyはShopify向けのページビルダーとして非常に人気のあるアプリですが、近年は多くのページビルダーがAIアシスタント機能を搭載するようになってきました。PageFlyも例外ではなく、「FlyMate」という名前のAIアシスタントをベータ版として展開しています。
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FlyMateとは
FlyMateは、PageFlyのエディタやダッシュボード内で動作するAIの「副操縦士」のような機能です。自然言語のプロンプトを送るだけで、AIが意図を自動で判断し、ページ作成のナビゲーション・学習サポート・コンテンツ作成・デザイン修正をその場でサポートしてくれます。

利用に必要な前提条件は以下の3つだけです。
- PageFlyの有効なアカウントを持っていること
- PageFlyのエディタまたはダッシュボードにアクセスできること
- 追加のセットアップは不要(アクセスした時点でそのまま使えます)
FlyMateでできること(4つの機能グループ)
公式ドキュメント上では、FlyMateの機能は4つの「Intent(意図)グループ」として整理されています。それぞれ見ていきます。
コンテンツ作成

- 新規作成:ビジネスの目的やキャンペーン内容を伝えるだけで、ページ全体・セクション・個別要素を生成できます
- テンプレート挿入:欲しいページの内容を伝えると、PageFlyのテンプレートライブラリから適したセクションを提案・挿入してくれます
想定されているプロンプト例(英語のまま掲載します):
- "Create a hero section for a summer sale campaign"
- "Add a testimonial section for fashion products"
- "Generate a countdown timer for product launch"
UI修正(エディタ限定)
こちらは、エディタ上で要素やセクションを選択している状態でのみ使える機能です。
- 要素レベルの修正:個別要素のスタイル・コンテンツ・挙動を変更
- セクションレベルの修正:セクション全体のレイアウトやスタイルを調整
- リアルタイムプレビュー:変更内容がその場で即座に反映される
プロンプト例:
- "Make this section background black"
- "Increase padding in the hero section"
- "Center this product image"
ナビゲーション
- エディタ内のナビゲーション:Elements・Settings・SEOなど、各タブやパネルの切り替え
- エディタ外のナビゲーション:Dashboard・ページ一覧・テンプレート画面への遷移
- それ以外の外部ナビゲーション:現時点では対応しておらず、手動でのガイダンスのみ提供されます
プロンプト例:
- "Open Page Settings"
- "Switch to SEO Optimization panel"
- "Go to Theme Style"
学習・サポート
- コンテキストに応じたヘルプ:今の作業内容に基づいたステップ形式のガイダンス
- FAQへのアクセス:よくある質問への即答
- エラー対応のガイド:トラブルシューティングの提案
- チュートリアルリクエスト:特定機能の詳しい手順説明
プロンプト例:
- "How do I create a sticky header?"
- "Why is my button not aligned properly?"
- "How can I set up mobile responsiveness?"
アクセス方法
エディタ内でのアクセス
エディタに入ると、デフォルトでFlyMateのサイドバーが画面右側に自動で開きます。開閉は、上部ツールバーにある「FlyMateタブボタン」からいつでも切り替えられます。
ダッシュボードでのアクセス
ダッシュボードにアクセスした場合も、デフォルトで右側にFlyMateサイドバーが自動で開きます。開いていない場合は、画面右下にある「フローティングのFlyMateアイコン」をクリックすれば、チャットが開きます。
各機能の使い方
コンテンツ作成の手順
- チャット欄に、作りたいコンテンツの内容を入力する
- FlyMateがリクエストに応じたコンテンツを生成する
- 生成されたセクション・要素を確認する
- 問題なければページに追加する
- 必要に応じて追加のリクエストを続ける
テンプレートを使いたい場合は、欲しいページの種類を伝えるだけで、PageFlyのテンプレートライブラリから候補が提示され、選んだものがそのまま挿入されます。
UI修正の手順
UI修正を使うには、エディタ上で対象の要素・セクションを選択していることが前提です。
- 修正したい要素やセクションを選択する
- 「ボタンの色を赤に変えて」のように、修正内容をチャットで伝える
- その場で変更が反映される
- 結果を確認し、必要なら追加で指示を出す
要素を選択していない状態でリクエストすると、「まずセクションや要素を選択してください」というエラーメッセージが表示されます。
ナビゲーションの手順
「Analyticsを開いて」のように行き先を伝えると、移動用のボタンが提示され、そこから画面遷移ができます。ただし、PageFlyアプリの外(例えばShopify管理画面の別ページなど)への移動には、現時点では対応していません。
サポート・トラブルシューティングの手順
今の作業に関する質問や、起きている不具合の内容をそのまま伝えると、状況に応じたガイダンスが返ってきます。例えば「画像が正しく表示されない」と伝えると、原因の分析と対応策が提示される、という流れです。
言語対応について(日本語ユーザーへの重要な注意点)
ここは、日本のPageFlyユーザーに特に知っておいてほしいポイントです。
公式ドキュメントによると、FlyMateが現時点で対応している言語は英語とベトナム語のみです。プロンプトの言語を自動で判定し、その言語で返答する仕組みになっていますが、日本語が公式にサポートされているという記載は見当たりませんでした。
エラー時の挙動・できないこと
FlyMateにも、対応できないリクエストに対する挙動がいくつか用意されています。
- PageFlyと関係のない質問:「ページ作成に関する内容に言い換えてもらえますか?」のように、本来の用途へ穏やかに誘導されます
- 対応していない操作:外部サービスとの直接連携など、できないことについては理由とともに代替案が提示されます(例:「外部サービスとの直接連携はできませんが、お問い合わせフォームのセクション作成ならお手伝いできます」)
- 曖昧なリクエスト:意図が読み取りづらい場合は、選択肢を示して確認質問をしてくれます
- オフライン・通信エラー:インターネット接続が必須の機能のため、接続が切れると再試行を促すメッセージが表示されます。短時間の切断であれば、会話の文脈は保持されるとのことです
公式のベストプラクティスとしては、具体的で明確なプロンプトを使うこと、UI修正の前に対象の要素を確実に選択すること、生成されたコンテンツはブランドとの整合性を確認すること、変更後は複数デバイスでの表示を確認することが推奨されています。
会話履歴・セッションについて
会話の履歴はそのセッション中のみ保持される仕組みです。同じセッション内であればページを切り替えても文脈は維持されますが、新しい会話を始めたり、ログアウトしたりすると文脈はリセットされます。セッションデータが異なるPageFlyアカウント間で共有されることもありません。
また、FlyMateはPageFlyのエディタ環境内で動作する機能のため、公開済みのページを直接修正することはできません。修正したい場合は、いったんエディタ側で編集する必要があります。
FlyMateのメリット・デメリット
自然言語の指示だけで、セクションや要素の作成・修正ができる
エディタとダッシュボードのどちらからでも、追加設定なしにすぐ使える
ナビゲーションやトラブルシューティングまで、AIアシスタントとして幅広くカバーしている
現時点では英語とベトナム語のみの対応で、日本語サポートは明記されていない
ベータ版のため、早期登録ユーザー・新規ユーザーの一部にしか提供されていない
PageFlyアプリの外への移動には対応していない
公開済みページの直接修正はできず、エディタでの作業が前提になる
【個人的な見解】まずは英語の簡単なプロンプトから試してみるのがおすすめ
FlyMateは、PageFlyのページ作成における「最初の壁」を下げてくれる機能だと感じています。セクションをゼロから組み立てる作業や、どこに何の設定があるか分からないという初心者の悩みに対して、チャットで聞きながら進められるのは心強いはずです。
ただ、現時点ではベータ版かつ英語・ベトナム語のみの対応なので、日本語ユーザーがすぐに使いこなせる機能というよりは、「英語の簡単な指示文がいくつか書ける人向けの先行機能」という立ち位置で捉えておくのが現実的だと思います。日本語対応が進めば、PageFly導入のハードルはさらに下がりそうなので、今後のアップデートには注目したいところです。
最後に
FlyMateは、PageFly内でAIに直接コンテンツ作成・UI修正・ナビゲーション・トラブルシューティングまで頼める便利な機能です。ベータ版で言語対応もまだ限定的ですが、PageFlyを使っている方であれば、一度触ってみる価値はあると思います。
PageFly自体の機能や料金についてはPageFlyのレビュー記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
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