こんにちは、Hodaです。
MailerLiteについてはこちらの記事で詳しくレビューしていますが、メール配信ツールを検討している方の多くが、最初に候補に入れるのはおそらくMailchimpだと思います。知名度で言えばMailchimpに軍配が上がりますが、実際に機能や料金を比較すると、印象が変わる部分も多いです。当サイトはMailerLiteを中心に扱っているので、その立場からではありますが、できるだけ公平に両者を比較してみます。
早見表
料金は両社とも公式サイトで変動するため、必ずMailerLiteの料金ページ・Mailchimp公式サイトでも最新情報をご確認ください(本記事は2026年8月時点の情報です)。
| 観点 | MailerLite | Mailchimp |
|---|---|---|
| 無料プラン | 250件の連絡先・月2,500通 | 250件の連絡先・月500通 |
| 最安の有料プラン | Comfort:月$12〜(500件) | Essentials:月$13〜(500件) |
| 中間プラン | Power:月$25〜(無制限送信・自動化) | Standard:月$20〜(500件) |
| 上位プラン | Enterprise(20万件以上、要問い合わせ) | Premium:月$350〜(1万件) |
| 課金対象 | アクティブな連絡先のみ | 配信停止・バウンス済みも、アーカイブしない限り課金対象 |
| 無料プランでの自動化 | 使える(トリガーは制限あり) | 使えない(有料プランから) |
| 非営利団体割引 | 30%オフ | 15%オフ |
| ランディングページ・ウェブサイト | 無料プランから利用可(Comfort以上で本数拡大) | 別ツールとの組み合わせが基本 |
| AIエージェント連携 | MCPサーバー対応(無料プランでもClaude・ChatGPT連携あり) | 生成AIアシスタント(Standard以上) |
料金の考え方がそもそも違う
ここが一番見落とされがちなポイントだと思います。
MailerLiteは「アクティブな連絡先」だけが課金対象で、配信停止やバウンス済みの連絡先はカウントされません。一方Mailchimpは、配信停止・未確認の連絡先であっても、自分で明示的にアーカイブしない限り課金対象に含まれます。同じ「登録者数◯件」というプラン表記でも、実際に支払う金額の伸び方が変わってくる可能性がある、という点は覚えておいて損はないと思います。
非営利団体向けの割引も、MailerLiteが30%オフなのに対しMailchimpは15%オフと、ここでも差があります。
MailerLiteが強いところ

- ランディングページ・ウェブサイトビルダーが標準搭載:メール配信ツールとしては珍しく、ページ作成機能がかなり充実しています。無料プランでもランディングページを作成でき、有料プランに進むと本数の上限が広がります。別途ランディングページツールを契約しなくて済むのは、コスト面でも見逃せません。
- シンプルな操作性:グループ・セグメントによるリスト管理は直感的で、同じ購読者が複数のグループに属していても二重カウントされません。
- MCP・AIエージェント連携:ClaudeやChatGPTと連携できるMCPサーバーに対応しており、無料プランでも基本的な連携が可能です。
- デジタル商品販売:Stripe連携でeBookやテンプレートなどを、メールやランディングページから直接販売できます。
Mailchimpが強いところ

公平のために、Mailchimpに分がある点も挙げておきます。
- 高度な自動化・分岐ロジック:ECサイト向けのトリガー(カート放棄・購入金額など)や、複雑な条件分岐を伴う自動化はMailchimpのほうが選択肢が多いです。込み入ったマーケティングオートメーションを組みたい場合は、MailerLiteよりMailchimp、あるいはActiveCampaignのような専業ツールが向いています。
- 詳細な分析・レポート:Google Analytics連携やコンバージョントラッキングなど、より深いデータ分析機能を備えています。
- 連携アプリの数:CRM・広告・SNS投稿など、対応する外部サービスの種類はMailchimpのほうが多い傾向にあります。
- オールインワン性:メール配信だけでなく、SNS広告やSMS配信まで一つのプラットフォームでまとめたい場合はMailchimpのほうが適しています。
無料プランでも自動化・ランディングページ・デジタル商品販売まで一通り試せる
課金対象がアクティブな連絡先のみで、配信停止者に払い続ける心配がない
MCP経由でClaudeなどのAIエージェントと連携できる
シンプルな操作性で、乗り換え後すぐに使いこなせる
ECサイト向けの高度な自動化トリガーは少ない
詳細なレポート・分析機能はMailchimpに劣る
連携できる外部サービスの数はMailchimpのほうが多い
管理画面は英語・スペイン語・ポーランド語のみで日本語非対応
どちらを選ぶべきか
- シンプルなメール配信・自動化・ランディングページを低コストで始めたい → MailerLite
- ECサイトの購買データに基づいた高度な自動化や、SNS広告まで一つのツールで完結させたい → Mailchimp
実際にMailchimpからMailerLiteへ乗り換えたというユーザーの声も多く見かけます。理由の多くは「Mailchimpの値上げ・無料プランの縮小についていけなくなった」というもので、この記事で紹介した課金方式の違いとも重なる部分です。
まとめ
知名度で言えばMailchimpに分がありますが、「シンプルに、低コストで始めたい」という個人事業主・ブロガー・中小企業にとっては、MailerLiteのほうが無理なく使い続けられるツールだと感じています。特に、無料プランの時点で自動化やランディングページまで試せる点、課金がアクティブな連絡先だけに限られる点は、実際に運用してみて分かる大きな違いです。
もちろん、高度なECオートメーションや詳細な分析まで一つのツールで済ませたい場合はMailchimpにも分があります。まずは両方の無料プランで、実際の操作感を比べてみることをおすすめします。
MailerLiteの機能・料金の詳細については、MailerLiteの紹介記事もあわせてご覧ください。




