こんにちは!Hodaです。
Proton VPNを検討していて、「無料版だけでも使える?」「VPN PlusとProton Unlimitedは何が違う?」「2年契約にすると本当に安い?」と迷っていませんか?
Proton VPNは、無料でもデータ容量を気にせず使えるVPNです。有料版では接続先を選びやすくなり、複数端末での同時利用や追加のプライバシー機能にも対応します。
ただし、料金を比較するときは、広告に表示される月額だけを見ると判断を誤りがちです。長期プランはまとめ払いであり、初回の割引期間と更新後では、料金だけでなく請求間隔も変わる場合があります。

今回は、Proton VPNの料金を「最初に支払う金額」「継続したときの費用」「実際に必要な機能」に分けて解説します。
Proton VPNの料金プランはどれを選べばいい?
まずは、次のように考えると選びやすくなります。
| プラン | 向いている使い方 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| Proton Free | 1台で基本的なVPN接続を使いたい | 料金をかけずに始められる |
| VPN Plus | 接続国を選びたい、PCとスマホで同時に使いたい | VPNを目的に契約する人の中心候補 |
| Proton Unlimited | VPNに加え、メール・クラウド・パスワード管理もまとめたい | 追加サービスを実際に使うかで判断 |
VPNだけが必要なら、まず比較すべき有料プランはVPN Plusです。 Unlimitedという名前でも、VPNの接続台数が無制限になるわけではありません。
一方、メールやファイル保存もProtonにまとめたいなら、VPNだけの料金差ではなく、今支払っている別サービスの費用まで含めて比較すると判断しやすくなります。
Proton VPNの料金一覧:月払い・1年・2年の違い
公式料金ページで確認できた主な価格
以下は、公式料金ページの2年プラン表示とProtonの個人向け料金情報で確認できた価格です。
| プラン・支払期間 | 月額または月額換算 | 最初に支払う金額 | 更新について |
|---|---|---|---|
| Proton Free | $0 | $0 | 有料契約ではない |
| VPN Plus・月払い | $9.99 | 1か月分 $9.99 | 月ごとの契約 |
| VPN Plus・2年プラン | $3.49 | 最初の24か月分 $83.76 | その後は12か月ごとに$83.88 |
| Proton Unlimited・月払い | $12.99 | 1か月分 $12.99 | 月ごとの契約 |
| Proton Unlimited・年払い | $9.99 | 12か月分 $119.88 | 申込画面の更新条件を確認 |
| Proton Unlimited・2年プラン | $7.99 | 最初の24か月分 $191.76 | その後は12か月ごとに$119.88 |
出典:Proton VPN公式料金、Proton個人向け料金
VPN Plusの1年プランはいくら?
VPN Plusには1年プランもあります。公式申込ページの掲載情報では、月額換算$3.99・12か月分$47.88 というオファー例を確認できました。ただし、これは申込ページに掲載された価格例であり、日本語の通常料金ページで全員に適用される固定価格として確認したものではありません。
1年プランを選ぶ場合は、公式料金ページで「1年」に切り替え、表示された初回総額と更新額を比較してください。この記事では、確認できていない1年プランの更新額を推測して掲載していません。
「月額$3.49」は毎月$3.49を支払う意味ではない
2年プランの「$3.49/月」は、24か月分の料金を月単位に割り戻した金額です。
計算すると、$3.49 × 24か月 = $83.76の一括払いになります。
月々の負担を小さく見せる表示ですが、申込時にはまとまった支払いが発生します。「数か月だけ使う予定なのに、月額が安いから2年プランにした」という選び方には注意が必要です。
初回割引より重要?更新料金と3年間の総額
2年契約のあとも同じ月額で使えるとは限らない
確認時点のVPN Plusは、最初の24か月が$83.76、その後は12か月ごとに$83.88です。
更新後の料金を月額換算すると、$83.88 ÷ 12か月 = $6.99/月になります。
つまり、初回の2年間は月額換算$3.49でも、その後ずっと同じ単価ではありません。また、更新は再び2年分を支払う形ではなく、1年ごとの請求です。
Unlimitedも、最初の24か月は月額換算$7.99ですが、掲載されている更新額は年$119.88、月額換算で$9.99です。
3年間使うといくらになる?
上記の初回・更新条件が変わらず、途中でプラン変更や追加割引がない場合の計算例です。
| プラン | 最初の2年間 | 3年目の更新 | 3年間の合計 | 36か月での平均月額 |
|---|---|---|---|---|
| VPN Plus | $83.76 | $83.88 | $167.64 | 約$4.66 |
| Proton Unlimited | $191.76 | $119.88 | $311.64 | 約$8.66 |
このように総額で見ると、初回の月額だけでは見えなかった継続コストがわかります。
特にほかのVPNと比較する場合は、「最初の2年が安いサービス」と「更新後も安いサービス」を同じ条件で比べましょう。初回価格だけを並べても、長く使ったときのお得さまでは判断できません。
日本円ではいくら?円払いと換算額の考え方
Protonの公式支払い案内では、日本円も、カード・PayPal・Apple Pay・Google Payで利用できる場合がある現地通貨に含まれています。
そのため、「Proton VPNは必ずドル払い」とは限りません。決済画面に日本円が表示される場合は、その金額を基準に検討してください。
ドル価格から予算感をつかむなら、次のように計算できます。
以下は1ドル=150円と仮定した参考値です。現在の為替レートや公式の日本円価格を示すものではありません。
| 契約例 | ドル建て金額 | 仮に1ドル150円で換算した場合 |
|---|---|---|
| VPN Plus・月払い | $9.99/月 | 約1,499円/月 |
| VPN Plus・初回2年分 | $83.76 | 12,564円、月額換算約524円 |
| VPN Plus・更新後1年分 | $83.88 | 12,582円、月額換算約1,049円 |
| Unlimited・初回2年分 | $191.76 | 28,764円、月額換算約1,199円 |
ドル建てで支払う場合、実際の円請求額は決済時の換算条件や手数料などで変わります。税の扱いも含め、最後の決済画面に表示される金額まで確認しておきましょう。
Proton VPNの無料版はどこまで使える?
無料版は期間限定のお試しではない

Proton Freeは、期間やデータ容量の制限なしで使える無料プランです。クレジットカードを登録せずに始められるので、VPNアプリの操作や、自分の環境で接続できるかを確認する入口になります。
「無料だから数日後に使えなくなる」「月の通信量を超えると課金される」というタイプの無料体験ではありません。
ただし、無料版で確認できる使い勝手と、有料版のすべての機能は別です。たとえば特定の国への接続が目的なら、無料版だけでは判断しきれません。
接続先の国を自由に指定できない点が大きな違い
公式の無料アカウント案内では、日本を含む10か国の無料サーバーが案内されています。ただし、無料プランでは接続先の選択に制約があり、サーバーを変更してもランダムな割り当てになります。
無料サーバーに日本が含まれることと、いつでも日本を指定して接続できることは同じではありません。
「海外から日本のサーバーにつなぎたい」「特定の国のIPアドレスで接続したい」といった目的がある場合は、有料版の検討が必要です。
無料版と有料版の比較
| 比較項目 | Proton Free | VPN Plus / UnlimitedのVPN機能 |
|---|---|---|
| データ容量 | 無制限 | 無制限 |
| 同時接続 | 1台 | 最大10台 |
| 接続国の指定 | 制約あり | 対応する国・サーバーから選択可能 |
| 有料動画サービス向けのストリーミング対応 | 保証対象外 | 対応あり |
| P2P / BitTorrent | 対応なし | 対応あり |
| NetShield | 利用不可 | 利用可能 |
| Secure Core | 利用不可 | 利用可能 |
無料版にも暗号化とノーログ方針が適用されます。有料化の主な理由は「無料版だと通信が暗号化されないから」ではなく、接続先や利用機能の幅を広げるためです。
なお、公式は無料版に人為的な速度制限を設けていないと説明していますが、混雑状況などによって体感速度は変わります。有料版への変更で、どの環境でも必ず一定の速度が出るわけではありません。
VPN Plusに課金する価値はどこにある?
PCとスマホを同時に保護しやすい
たとえば、出張先でノートPCを使いながら、スマホでもVPN接続を維持したい場合、無料版の同時接続1台では足りません。
VPN Plusでは最大10台まで同時接続できます。普段使うPC・スマホ・タブレットなどをまとめて利用したい人にとって、わかりやすい有料化の理由になります。
ただし、この「10台」は10人分の独立したユーザーアカウントを作れるという意味ではありません。家族や従業員それぞれのアカウント管理が必要な場合は、人数に対応した別プランを比較しましょう。
接続先を用途に合わせて選べる
無料版の自動・ランダムな割り当てで困らないなら、そのまま使い続ける選択肢があります。一方、接続先の国を決めて使いたいなら、VPN Plusの価値が高くなります。
ここでは、サーバー数の多さだけで判断する必要はありません。自分が必要な国に接続できるか、使う時間帯に安定するか、いつもの端末で問題なく動くかを確認するほうが実用的です。
NetShieldで広告やトラッカーを減らせる
NetShieldは、DNSフィルタリングを利用して、広告・トラッカー・マルウェア関連の接続先をブロックする機能です。
VPN接続に加えて、対応する広告や追跡への対策もまとめたい人には便利です。ただし、すべての広告を消す機能ではなく、端末上のウイルスを検査・駆除するソフトの代わりにもなりません。
Secure Coreで接続経路の保護を強化できる
Secure Coreは、目的の接続先に到達する前に、Protonが管理する保護の強いサーバーを経由させる機能です。出口側のVPNサーバーが監視された場合などのリスクを減らすことを目的としています。
追加の経路を通るため、速度だけを優先する使い方とは相性が悪い場合があります。常に有効にする前提ではなく、プライバシー保護を優先したい場面で使い分ける機能と考えるとよいでしょう。
出典:Proton VPNの機能、Secure Coreの公式解説
VPN PlusとProton Unlimitedはどちらがお得?

VPNだけならPlus、ほかのサービスも使うならUnlimited
Unlimitedは、VPNを含む複数のProtonサービスをまとめた個人向けプランです。主な追加要素には、Proton Mail、Proton Drive、Proton Pass、Proton Calendarの有料機能があります。
公式の個人向けプラン情報では、500GBのストレージ、15個のメールアドレス、3個の独自ドメイン対応などが案内されています。
一方、VPN Plusの契約だけで、Proton MailやDriveまで有料版になるわけではありません。ほかのサービスは基本的に無料枠での利用です。
初回2年間の差額は月額換算$4.50
この記事で紹介した2年プラン同士なら、差額は次のとおりです。
- VPN Plus:初回24か月分 $83.76
- Proton Unlimited:初回24か月分 $191.76
- 差額:24か月で$108、月額換算で$4.50
判断のポイントは、「この追加費用で、別に契約しているサービスをどれくらい置き換えられるか」です。
たとえば、VPNに加えて独自ドメインのメール運用とクラウド保存を始めたいなら、Unlimitedを比較する意味があります。反対に、メールもストレージも別サービスで満足していて移行する予定がないなら、追加機能が多くても節約にはつながりません。
なお、掲載されている更新料金同士では、差額は年$36、月額換算$3です。初回と更新後では、PlusからUnlimitedに上げる追加費用も変わります。
Unlimitedでも「すべて無制限」ではない
Unlimitedにはストレージ容量やVPNの同時接続台数などの上限があります。また、Protonブランドのサービスがすべて最上位プランになる、と解釈しないようにしましょう。
名前だけで判断せず、使いたいサービスの機能と上限が含まれているかを見ることが大切です。すでにUnlimitedを契約している場合は、VPN Plus相当の利用権が含まれるため、VPN目的で別途重複契約する必要はありません。
月払い・1年・2年、どの契約期間を選ぶ?
旅行や短期出張だけなら月払いを検討
1か月だけ使うなら、月額単価より実際の支払総額を優先しましょう。
たとえば、VPN Plusの月払い$9.99と、初回2年分$83.76では、1か月の利用に必要な支払いは月払いのほうが小さくなります。
「月額換算が安い」と「今回支払う金額が少ない」は別です。今後も継続利用するか決まっていない人にとって、月払いの柔軟さには価値があります。
継続利用を決めたら長期プランを比較
自宅でも外出先でも普段から使う予定なら、長期プランの初回割引を活用しやすくなります。
単純計算では、月払い$9.99を9か月続けると$89.91になり、この記事の初回2年分$83.76を上回ります。ただし、この比較は月払いと2年プランだけのもので、1年プランのオファーを含めた最安の契約方法を示すものではありません。
実際には、利用予定期間と、申込時点の1年・2年それぞれの総額を並べて選びましょう。使わない期間が長いほど、長期契約の割安さは活かしにくくなります。
割引・キャンペーンを見るときの注意点
キャンペーンでは、割引率そのものより、次の項目を確認すると比較しやすくなります。
| 確認する項目 | 見るべき理由 |
|---|---|
| 初回の請求総額 | 月額換算だけでは一括払いの負担が見えないため |
| 実際の利用期間 | 追加月数を含むオファーでは比較期間が変わるため |
| 更新時の金額と期間 | 初回の割引がそのまま続くとは限らないため |
| 対象ユーザー | 新規向けの条件を既存契約に適用できるとは限らないため |
たとえば「65%割引」と表示されていても、通常の月払いを24か月続けた金額との比較なのか、別の基準なのかで意味が変わります。
また、古い記事のクーポンや季節限定価格を見つけても、現在使えるとは限りません。今すぐ必要なら現在の総額で判断し、利用開始を急がないならキャンペーンを待つ、という選び方が現実的です。将来のセールで必ず安くなるとは断定できません。
30日間返金保証はある?無料トライアルとの違い
現在の公式規約では条件付きの全額返金
Protonの公式利用規約では、初回購入から30日以内の解約と返金申請について、条件を満たせば全額返金を受けられると案内されています。
古い比較記事にある「使わなかった日数分だけ日割り返金」という説明を、そのまま現在の条件として扱わないようにしましょう。
主な条件は以下のとおりです。
- 解約と返金申請の両方を、初回購入から30日以内に行う
- 返金申請は1ユーザーにつき1回
- 現金・銀行振込による支払いは返金対象外
- 第三者経由で購入した場合は、その販売元の条件を確認する
解約操作だけで返金申請まで完了したとは限りません。返金を希望する場合は、サポートへの申請も必要です。
返金保証は「先払い不要の無料体験」ではない
無料版は最初から支払い不要ですが、有料版の返金保証では、まず料金を支払い、その後必要に応じて返金を申請します。
無料版でアプリの基本操作を確認し、有料版を契約したら、保証期間内に使いたい機能や接続先との相性を確認する、と段階を分けるとわかりやすくなります。
支払い方法と解約方法
クレジットカードやPayPalなどに対応
公式案内では、カード、PayPal、Apple Pay、Google Payに加え、Bitcoin、現金、銀行振込による支払い方法が用意されています。利用できる選択肢は端末や申込手順によって異なります。
一般的なWeb申込みなら、まず決済画面に表示されるカードやPayPalなどから選べばよいでしょう。Bitcoinなど、一度無料アカウントを作成してからのアップグレードが必要な方法もあります。
解約は購入した経路に合わせて行う
| 購入経路 | 解約する場所 | 返金申請の主な窓口 |
|---|---|---|
| Proton公式サイト | ProtonアカウントのSubscription | Protonサポート |
| Apple App Store | Appleのサブスクリプション設定 | Apple |
| Google Play | Google Playの定期購入設定 | Protonサポート、またはGoogle Playの対応条件を確認 |
公式サイトで契約した場合は、Protonアカウントにログインし、Subscriptionから解約手続きを進めます。確認画面だけで終わらせず、理由の選択・送信まで完了させましょう。
通常の解約では次回以降の更新が停止され、支払済み期間の終了までは有料機能を使えます。アプリを削除するだけでは解約になりません。
また、サブスクリプションの解約とProtonアカウント自体の削除は別です。メールや保存データも使っている場合は、アカウント削除を解約の代わりに行わないようにしてください。
Proton VPNの料金に関するよくある質問
無料版から始めても、あとで有料版に変更できる?
はい。無料アカウントから有料プランにアップグレードできます。最初から長期契約を選ぶ必要はありません。
VPN PlusとUnlimitedでVPNの同時接続台数は違う?
個人向けのVPN PlusとUnlimitedは、どちらも最大10台です。UnlimitedはVPNの台数を増やすためのプランではなく、ほかのProtonサービスもまとめるプランです。
Proton Mailの有料契約があればVPNも有料になる?
プランによります。Mail Plus単体とProton Unlimitedは別です。VPN Plus相当が含まれているか、現在契約しているプランの内容を確認してください。
無料版でも動画配信サービスを見られる?
Protonは無料サーバーで動画配信サービス自体を一律に遮断しているわけではありませんが、無料版はストリーミング対応の保証対象ではありません。動画視聴を主な目的に契約するなら、有料版の対応情報を確認しましょう。
2年プランを途中で解約すると残りの料金は戻る?
30日間返金保証の条件を満たす場合を除き、未使用期間分が必ず返金されるわけではありません。「いつでも解約できる」は、いつでも残額を現金で取り戻せるという意味ではありません。
個人向けのVPN Plusを10人のチームで使える?
最大10台の同時接続と、10人分の組織アカウント管理は別です。従業員ごとの管理や会社のネットワークへのアクセス制御が目的なら、Proton VPN for Business の機能・見積もりを別に確認してください。本記事の個人向け料金を、法人の1ユーザー単価として扱うことはできません。
まとめ:VPN単体の用途と、更新後の費用から選ぼう
Proton VPNは、無料で基本的なVPN接続を使いたい人から、メールやクラウドまでまとめたい人まで、用途に合わせて選べるサービスです。
1台での利用ならProton Free、接続国の選択や複数端末での利用が必要ならVPN Plus、ほかのProtonサービスも活用するならUnlimitedが比較の出発点になります。
料金で特に見ておきたいのは、月額換算ではなく初回の支払総額と更新後の条件です。短期利用なら月払い、日常的に使うなら長期プランを比較し、必要な機能に対して無理のない契約を選びましょう。






