Wispr Flowとは?機能・料金・評判まとめ【2026年最新】
Wispr Flowは、話した内容をAIが読みやすく整えながら入力してくれる音声入力ツールです。メールやSlack、ドキュメント、Cursorなど、文字を入力できるさまざまなアプリで利用できます。
基本情報
- 無料プランあり
- 料金月額960円から
- モバイルアプリあり
- APIあり
- 無料試用・無料枠毎週2,000文字まで
当サイトからの登録で、Proプランを14日間無料で試せます!
メリット・デメリット
Slack・メール・ドキュメント・コードエディタなど、文字を入力できる場所なら幅広く使える
フィラーや言い直し、句読点をAIが自動で整え、話した内容を読みやすい文章にしてくれる
日本語を含む100以上の言語に対応し、日本語と英語を行き来しながら入力しやすい
Dictionary・Snippets・Styles・Transformsなど、音声入力を効率化する補助機能が充実している
無料プランと14日間のProトライアルがあり、導入前に実際の使用感を試せる
音声データはクラウドで処理されるため、個人情報や機密情報を入力する際はプライバシー設定の確認が必要
Stylesなど一部機能は英語限定で、Transformsも端末やアカウントによって利用できる機能に差がある
詳細レビュー
こんにちは、Hodaです。
今回ご紹介するのは、僕が日常的に愛用しているAI音声入力ツール「Wispr Flow」です。名前だけは聞いたことがある、という方も多いと思いますが、実際にどんなことができて、料金はいくらで、プライバシー面はどうなのか、というところまで含めてまとめて解説していきます。
エンジニアの方はもちろん、パソコンで文章を書く機会がある方なら、職種を問わず便利に感じられるツールだと思います。
Wispr Flowとは?

Wispr Flowは、Mac・Windows・iPhone・Androidで使えるAI音声入力ツールです。マイクに向かって話すだけで、単なる文字起こしではなく、フィラー(「えーと」「あの」など)を除去したり、言い直しを自然な形に整えたりしながら、清書された文章として入力してくれます。
Slack、メール、ドキュメント、Cursorなどのコードエディタまで、文字を入力できる場所であればほぼどこでも動作するのが特徴で、キーボード入力から音声入力へと作業スタイルを変えるきっかけになるツールです。
主な機能
どこでも使える汎用性
ショートカットキーを押して話すだけで、アプリを問わずに音声入力ができます。Slackでのやり取り、メール作成、ブログ執筆、コードのコメント書きなど、用途は多岐にわたります。
使い方の詳しい手順はWispr Flow の使い方で解説しています。
AIによる自動編集
話した内容をそのまま文字にするのではなく、AIが文法や句読点を整え、フィラーを取り除いた上で入力してくれます。「水曜に集合、あ、やっぱり木曜で」のような言い直しも、意図を汲んで自然な文章に直してくれるのが便利なところです。
多言語対応
100以上の言語に対応しており、言語設定を切り替えなくても、話す言語をある程度自動で判別してくれます。日本語と英語を行き来しながら作業する方には特にありがたい機能です。
Dictionary(辞書)
固有名詞やサービス名など、間違って認識されやすい単語をあらかじめ辞書に登録しておくことで、文字起こしの精度を上げられる機能です。人名や地名、業界用語を多く使う方は登録しておくと快適になります。
Wispr Flow「Dictionary(辞書)」の使い方
Snippets(スニペット)
決まったフレーズを話すだけで、あらかじめ登録しておいた定型文を挿入できる機能です。メール署名や住所、よく使う返信文などを登録しておけば、繰り返し入力する手間を減らせます。
詳しくはWispr FlowのSnippetsとは?定型文を音声だけで呼び出す方法で解説しています。
Styles(スタイル)
アプリの種類に応じて、文章のトーンを自動調整してくれる機能です。メールはフォーマルに、友人とのチャットはカジュアルに、といった使い分けができます。
詳しくはWispr FlowのStylesとは?アプリごとに文章のトーンを自動変更する方法にまとめています。
Transforms
すでに入力済みの文章を選択して、AIで校正・要約・リライトできる機能です。長く話してまとまりのない文章を整えたり、AIツール向けのプロンプトをより具体的な形に書き換えたりできます。2026年7月時点ではBeta版としてMac・Windowsに段階的に提供されており、iOSでは一部機能(Polish)のみ利用できます。
詳しくはWispr FlowのTransformsとは?AIで文章をリライト・要約・校正する方法で解説しています。
チーム向け機能(Team Insights)
Pro Team・Enterpriseプランでは、チーム全体の利用状況や削減時間、費用対効果を確認できる管理者向けの分析機能があります。社内導入の効果を数字で報告したい場合に役立ちます。
対応プラットフォーム
現在Wispr FlowはMac・Windows・iPhone・Androidに対応しています。
海外のレビュー記事の中には「Wispr FlowはMac専用」と紹介しているものも見られますが、これは古い情報です。Windows版やAndroid版も提供されており、Android版は現在(期間限定)で週の利用単語数が無制限になっています。プラットフォームを理由に導入を見送っていた方は、一度最新の対応状況を確認してみることをおすすめします。
料金プラン
Wispr Flowには、大きく分けて3つのプランがあります。
- Flow Basic(無料):Mac・Windowsで週2,000語、iPhoneで週1,000語まで利用可能。Androidは期間限定で無制限。
- Flow Pro:無制限の音声入力に加えて、Command ModeやTransformsなどの機能が使えます。
- Flow Enterprise:SOC 2 Type II、ISO 27001、HIPAA準拠の強化、SSO/SAMLなど、企業向けのセキュリティ機能が付いた要問い合わせプランです。
Proプランには14日間の無料トライアル(クレジットカード登録不要)も用意されています。
プライバシーについて
Wispr Flowを検討する上で、避けて通れないのがプライバシーの話です。正直にお伝えします。
以前のバージョンでは、今どのアプリで何を書こうとしているかをAIが理解するための「コンテキスト認識」機能をめぐって、いくつかの指摘がありました。具体的には、画面の内容を読み取る挙動が十分に説明されていなかったこと、学習データとしてユーザーの入力内容が使われる可能性が規約上曖昧だったこと、アイドル時のリソース使用量が多いという声があったことなどです。この件が話題になった際には、CTOが公に説明と謝罪を行っています。
現在は状況が改善されており、
- コンテキストの取得はスクリーンショットではなく端末内でのローカル処理に変更
- 設定からコンテキスト認識をオフに切り替え可能(Settings > Data & Privacy)
- データを学習に利用するかどうかはオプトイン(初期設定はオフ)
- SOC 2 Type II、ISO 27001、HIPAA-ready認証を取得
- ゼロデータ保持の「Privacy Mode」も用意
といった対応が取られています。ただし、音声データ自体はクラウドで処理される仕組みは変わっていません。医療・法律関係の仕事や、クライアントの機密情報を扱う場面では、コンテキスト認識をオフにし、必要であればEnterpriseプランのHIPAA BAA(事業提携契約)を締結することをおすすめします。
一度問題が表面化して公に対応した分、まだ指摘を受けていない同カテゴリのツールより、かえって対応が丁寧になっている面もあると感じています。とはいえ「クラウドに音声が送られる」という前提そのものは変わらないので、過信せず自分の用途に合わせて設定を確認するのが安心です。
良い点・気になる点
主要なアプリならほぼどこでも音声入力できる
話し言葉のフィラーや言い直しをAIが自動で整えてくれる
100以上の言語に対応し、切り替えもスムーズ
Snippets・Dictionary・Transformsなど周辺機能が充実している
日本向けのPro料金は比較的リーズナブル
音声データはクラウド処理のため、機密情報を扱う際は設定確認が必須
過去にコンテキスト認識機能をめぐるプライバシー面の指摘があった
Windows版はMac版に比べてやや動作が重いという声がある
1回の音声入力あたり6分程度の上限がある
サブスクリプション課金のため使い続けるほどコストがかかる
Wispr Flowが向いている人・向いていない人
向いている人
- 文章を書く機会が多く、タイピングがボトルネックになっていると感じる人
- SlackやメールなどPC作業の合間に音声入力を取り入れたい人
- Cursorなど、AIコーディングツールへの指示出しを高速化したい開発者
- 日本語と英語を行き来しながら作業することが多い人
向いていない人
- オープンオフィスなど、声を出しにくい環境で作業することが多い人
- クライアントの個人情報や機密性の高い内容を頻繁に音声入力したい人(設定次第で対応可能だが要注意)
- 週2,000語程度の無料枠で十分足りるライトユーザー
FAQ
Q. Wispr FlowはWindowsでも使えますか?
はい、使えます。以前はMac専用という情報が出回っていましたが、現在はWindows版・Android版も提供されています。
Q. 日本語の音声入力には対応していますか?
対応しています。ただし、StylesやWriting Examplesなど一部の機能は英語(米・英・カナダ)限定となっており、日本語では利用できません。
Q. 無料プランでどこまで使えますか?
Mac・Windowsで週2,000語、iPhoneで週1,000語まで無料で利用できます。Androidは現在期間限定で無制限です。
Q. セキュリティ・プライバシー面は安心して使えますか?
以前指摘のあったコンテキスト認識機能については、現在はローカル処理化やオプトイン方式への変更、各種認証の取得などの対応が進んでいます。ただし音声データ自体はクラウドで処理されるため、機密情報を扱う場合は設定を確認した上での利用をおすすめします。
Q. チームで導入する場合、利用状況は確認できますか?
Pro Team・Enterpriseプランでは、Team Insightsという管理者向けの分析機能があり、チーム全体の利用状況や削減時間、費用対効果を確認できます。
まとめ
Wispr Flowは、AIによる自動編集と豊富な周辺機能(Dictionary・Snippets・Styles・Transforms)を組み合わせることで、単なる音声入力ツールを超えた使い勝手を実現しているサービスです。
プライバシー面では過去に指摘を受けた経緯があるものの、その後の対応や各種認証取得も含めて、現状を正しく理解した上で設定を確認すれば、日常的な業務利用には十分安心して使えるレベルだと感じています。
まずは無料プランやProプランの14日間トライアルで、実際の使用感を試してみることをおすすめします。
スクリーンショット
近日追加予定です。最新 UI は公式サイトをご確認ください。
比較記事を準備中です。
代替サービスを見る






