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Tiiny Hostとエックスサーバーの違いを比較|AIで作ったHTMLをすぐ公開するならどっち?

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最終更新日: 2026年10月4日

ツール最新情報

2026年9月28日—Tiiny Host Chrome 拡張機能について追記しました

ClaudeやChatGPT、CursorなどのAIでHTMLのページが作れるようになり、「作ったページをとりあえずURLで見せたい」という場面が増えました。このとき、真っ先に思い浮かぶのが「エックスサーバーのようなレンタルサーバーを借りる」という方法ではないでしょうか。

ただ、ページを1枚見せたいだけなら、サーバー契約は大げさなこともあります。そこで候補になるのが、zipやHTMLファイルをアップロードするだけで公開できるTiiny Hostです。

今回は、Tiiny Hostとエックスサーバーの違いを、公開までの手間・料金・できることの3つの面から比較します。結論として、どちらが優れているというより、目的によって向き不向きがはっきり分かれるサービスです。

結論|用途で選ぶのが正解

まず、どちらもざっくりと言えばサーバーなのですが、用途が異なります。主に以下のような目的で選ぶケースが多いです

  • WordPressでブログやメディアを運営する、メールを使う、データベースが必要 → エックスサーバー
  • AIで作ったHTMLや、LP、ポートフォリオ、クライアントへのプレビューを手軽に公開したい → Tiiny Host
  • 本番サイトはエックスサーバー、検証用や一時公開はTiiny Host、という併用もよくある選択肢

エックスサーバーが明確に強い場面は多く、Tiiny Hostがエックスサーバーの代わりになるわけではありません。一方で、静的なページを公開するだけなら、Tiiny Hostのほうが手間が少なく、十分に実用的です。

Tiiny Hostとエックスサーバーは「種類」が違う

Tiiny Hostとエックスサーバーの違い
Tiiny Hostとエックスサーバーの違い

2つの違いは、まず仕組みにあります。

項目 Tiiny Host エックスサーバー
サービスの種類 静的サイトの公開に特化したホスティング 汎用のレンタルサーバー
公開の方法 zipやHTMLファイルをアップロード サーバーを契約し、ドメインやSSLを設定してファイルを配置
向いているもの HTML、LP、ポートフォリオ、PDF、プレビュー用ページ WordPress、PHP、データベースを使うサイト、メール
WordPress 使えない 使える(簡単インストール機能あり)
運営 英国法人(Tiiny Labs Ltd.) 日本企業(エックスサーバー株式会社)

Tiiny Hostは、zipファイルをアップロードするだけで公開できる、静的サイトのためのサービスです。サーバーを借りる必要も、Gitを用意する必要もありません。

エックスサーバーは、国内で広く使われているレンタルサーバーです。WordPressを中心に、メールやデータベースなど、サイト運営に必要なものがひと通り揃っています。

公開までの流れを比べる

Tiiny Hostの場合

Tiiny Host - 公式サイト
Tiiny Host - 公式サイト
  1. HTMLファイル、またはzipファイルを用意する(zipの場合はindex.htmlが必要)
  2. Tiiny Hostにアップロードする
  3. 公開するサブドメイン名を入力して公開する

数秒から数十秒で、○○.tiiny.siteというURLで公開されます。HTTPSにも最初から対応しています。更新するときは、新しいzipを同じプロジェクトにアップロードすれば、URLを変えずに差し替えられます。

詳しい使い方はこちらをご参考ください → Tiiny HostでPDFを共有する方法

エックスサーバーの場合

エックスサーバー
エックスサーバー
  1. サーバーを契約する
  2. ドメインを取得・設定する
  3. 独自SSLを設定する
  4. FTPやファイルマネージャーでファイルをアップロードする

設定は一度覚えれば難しくありませんが、初めての人には工程が多く感じられるはずです。そのぶん、独自ドメインで本格的なサイトを運営できます。特にWordPressで利用されている方が多いですね。

AIで作ったHTMLを公開するなら、Tiiny Hostが向いている理由

Tiiny Hostは、AIツールとの連携を前面に出している点が特徴です。公式ページでは、次の方法が紹介されています。

  • REST API:zipをアップロードして、公開URLを受け取れる。同じドメインを指定して更新できる
  • MCPサーバー:Claude Code、Cursor、VS Code、Windsurf、Codexなどから公開できる
  • Claudeコネクター:Claude(Web・デスクトップ・Claude Code)から、作ったウェブサイトやレポートを直接公開できる

Claude Codeでは、次のコマンドでMCPサーバーを追加できます。

claude mcp add --transport http tiiny-host https://mcp.tiiny.host

Claude(claude.ai)では、「設定 → コネクター → カスタムコネクターを追加」から、名前をTiiny Host、URLをhttps://mcp.tiiny.hostにして追加します。アカウントで認証されるため、APIキーは不要と案内されています。

AIにHTMLを作らせて、そのままURLで共有する、という流れが数ステップで完結します。実際に僕はLPのプロトタイプを tiiny host でサクッと作成してMVPをクライアントと共有することも多いです。

なお、AIサービスによっては、サービス側で共有リンクを発行できるものもあります。ただ、公開先のURLや独自ドメイン、パスワード、アクセス解析などを自分で管理したい場合は、専用のホスティングを使うほうが扱いやすくなります。

料金を比べる

Tiiny Hostの料金

Tiiny Host logoTiiny Hostの価格表

最終更新日

無料プランあり

料金は米ドル(USD)表示

  • Free

    まず試したい人向けの無料プラン

    月払い
    $0 /月
    年払い(月額換算)
    $0 /月
  • Tiny

    リンク1本をプロっぽく見せたい人向け

    月払い
    $9 /月
    年払い(月額換算)
    $5 /月
  • Solo(人気プラン)

    個人・小規模プロジェクト向けの人気プラン

    月払い
    $18 /月
    年払い(月額換算)
    $13 /月
  • Pro

    フリーランス・代理店・企業向け

    月払い
    $38 /月
    年払い(月額換算)
    $31 /月
  • Pro Max

    大容量ファイル・クリエイティブ案件・チーム向け

    月払い
    $89 /月
    年払い(月額換算)
    $74 /月

ポイントは次のとおりです。

  • 無料プランは期限なしで使えますが、3か月に1回はログインが必要です。小さなバナーが表示されます
  • 独自ドメインを使うには、Solo以上が必要です
  • パスワード保護とAPIもSolo以上です
  • すべてのプランに7日間の返金保証があります

エックスサーバーの料金

プラン 月額(12か月契約・税込の通常料金の目安)
スタンダード 1,100円(3か月契約は1,320円)
プレミアム 2,200円
ビジネス 4,400円

初期費用は無料で、10日間の無料お試しがあります。キャンペーンで割引されることが多く、契約期間によっては独自ドメインの永久無料特典も受けられます。ただし、料金やキャンペーンの内容は変わるため、契約前に公式サイトで確認してください。

料金の考え方

  • 公開したいページが1〜2枚で、独自ドメインが不要なら、Tiiny Hostの無料プランや、Tinyでも足ります
  • 独自ドメインでサイトを運営したい場合、Tiiny HostはSolo(年払いで月$13)が必要になります。為替レートにもよりますが、エックスサーバーのほうが安くなりやすい場面です
  • WordPressやメールが必要なら、そもそもTiiny Hostでは実現できません

Tiiny Hostにできないこと、注意点

公平に見るために、弱い面も整理しておきます。

  • WordPressやデータベースを使うサイトは、どのプランでも動かせません。簡単なPHPは、Tiny以上で動かせると案内されています
  • 無料プランには制限があります。アップロードは3MBまで、月5,000訪問まで、バナーの表示、3か月に1回のログインが必要です
  • 独自ドメインはSolo以上です。無料で独自ドメインを使えるサービス(NetlifyやCloudflare Pagesなど)もあります
  • 運営は英国法人で、サポートは主にメールやチャットです。日本語での対応は、必要なら事前に確認しておくと安心です
  • メールアドレス(独自ドメインのメール)は使えません : Tiiny host ではメールサーバーはありません

エックスサーバーの強み

  • WordPressを簡単にインストールでき、ブログやメディアの運営に向いている
  • 独自ドメインのメール、データベース、PHPなど、サイト運営に必要な機能が揃っている
  • 自動バックアップ、無料の独自SSLなど、運用面の仕組みが整っている
  • 日本のサービスで、解説記事が豊富なため、困ったときに調べやすい
  • 容量が大きく、複数のサイトを運営しやすい

エックスサーバーは、本格的なサイト運営の定番です。Tiiny Hostと比べて「機能が多い」のは当然で、使うサイトの種類が違います。

Tiiny Hostのメリット・デメリット

メリット6
  • zipやHTMLをアップロードするだけで、数十秒で公開できる

  • サーバーの契約や、ドメイン、SSLの設定が不要

  • AIとの連携(API、MCPサーバー、Claudeコネクター)が用意されている

  • 無料プランがあり、1サイトなら期限なしで試せる

  • パスワード保護、アクセス解析、バージョン履歴などが使える

  • URLを変えずに内容を差し替えられる

デメリット5
  • WordPressやデータベースを使うサイトは動かせない

  • 独自ドメインはSolo以上が必要で、料金が上がる

  • 無料プランは3MBまで、月5,000訪問まで、バナーあり

  • 独自ドメインのメールは使えない

  • サポートは海外企業のもので、日本語対応は事前に確認したい

どちらを選ぶ?使い分けの目安

冒頭でもご紹介しましたが、そもそも目的が違うサーバーになります。以下のポイントでどちらが良いか判断いただくのが良いです。

あなたの状況 おすすめ
AIで作ったHTMLを、すぐURLで見せたい Tiiny Host
クライアントにデザインやLPのプレビューを共有したい Tiiny Host(パスワード保護はSolo以上)
ポートフォリオやイベント用の1ページを公開したい Tiiny Host
PDFやデモ資料をリンクで配布したい Tiiny Host
WordPressでブログやメディアを運営したい エックスサーバー
独自ドメインのメールを使いたい エックスサーバー
PHPやデータベースを使いたい エックスサーバー
長く運営する本番サイトを置きたい エックスサーバー

併用するという選択肢

本番のサイトはエックスサーバーに置き、AIで作ったページの確認や、期間限定のページ、クライアントへのプレビューはTiiny Hostで共有する、という使い分けがおすすめです。本番サーバーを触らずに試せるため、気軽に作ってすぐ見せられます。

NetlifyやCloudflare Pagesとの違い

静的サイトの公開では、NetlifyやCloudflare Pagesも選択肢に入ります。無料プランでも独自ドメインを使えるのが強みですが、Gitや管理画面の操作に慣れが必要な場面があります。「とにかく手軽に、ファイルをアップロードして公開したい」という人にはTiiny Hostが向き、「無料で独自ドメインも使いたい」という人には、これらが向いています。

よくある質問

Tiiny Hostはエックスサーバーの代わりになりますか?

なりません。Tiiny Hostは静的サイトに特化したサービスで、WordPressやデータベースは使えません。静的なページを公開するだけなら代わりになりますが、サイト運営の全般を置き換えるものではありません。

AIで作ったHTMLを公開するだけなら、どちらがいいですか?

手軽さを優先するなら、Tiiny Hostがおすすめです。zipやHTMLをアップロードするだけで公開でき、AIツールから直接公開する連携も用意されています。

Tiiny Hostは無料で使えますか?

はい。Freeプランは1サイトまで、アップロードは3MBまで、月5,000訪問までで、Tiiny Hostのバナーが表示されます。3か月に1回はログインが必要です。

Tiiny Hostで独自ドメインは使えますか?

使えますが、Solo以上のプランが必要です。無料プランやTinyでは、○○.tiiny.siteのアドレスになります。

Tiiny HostでPHPは動きますか?

簡単なPHPは、Tiny以上で動かせると案内されています。ただし、WordPressやデータベースを使うサイトは、どのプランでも動かせません。

両方を併用できますか?

できます。本番のサイトはエックスサーバー、検証や一時的な公開はTiiny Host、という使い分けが現実的です。

後からエックスサーバーに移せますか?

Tiiny Hostで公開しているのは静的なファイルなので、他のサーバーへ移すのは比較的簡単です。ファイルをそのままアップロードし直せば移行できます。

まとめ

Tiiny Hostとエックスサーバーは、同じ「公開する」サービスでも、得意なことがまったく違います。

  • WordPressや、メール、データベースを使う本格的なサイトはエックスサーバー
  • AIで作ったHTMLや、LP、プレビューなどを手軽に公開するならTiiny Host
  • 併用すると、本番と検証を気軽に分けられる

「サーバーを借りるほどではないけれど、URLで見せたい」と思ったときは、まずTiiny Hostの無料プランで試してみてください。

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フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

当サイトでは、海外SaaSツールや最新テクノロジーに関する情報収集、英語圏の公式情報の確認、記事内容のレビューを担当。製品アップデートや業界動向の調査を通じて、より正確で信頼性の高い情報提供をサポートしている。