vidIQとは?YouTubeのキーワード調査・競合分析・AIコーチを使える成長ツールを徹底解説
YouTubeに動画を投稿していても、「次に何を撮ればいいのか」「なぜ再生回数が伸びないのか」と悩むことはありませんか?動画制作に時間をかけるからこそ、視聴者の関心や検索されるテーマを把握しておきたいですよね。 vidIQは、キーワード調査や競合チャンネルの分析、動画のアイデア探しなどを支援するYouTube運営ツールです。感覚だけでは気づきにくい改善点を見つけ、企画やタイトルを考える際の判断材料を得られます。 この記事では、vidIQでできることから料金、メリット・デメリットまで詳しく解説。YouTube Studioとの違いにも触れながら、どんな方に役立つツールなのかをご紹介します。
基本情報
- 無料プランあり
- 料金月額19ドルから
- モバイルアプリあり
- 無料試用・無料枠毎月150 AI Creditsまで無料で利用可
メリット・デメリット
YouTubeのSEO対策に強い:キーワード調査や検索ボリューム、競合状況を確認しながら動画テーマを決められます。
競合チャンネルを分析できる:他チャンネルの伸びている動画や投稿傾向を参考にできます。
動画アイデアを見つけやすい:AIやトレンド分析を使って、次に投稿する動画のネタを考えやすくなります。
タイトルや説明文の改善に使える:YouTube向けにタイトル案や説明文、キーワード候補を効率よく作成できます。
チャンネル成長をデータで確認できる:再生数や登録者の推移などを分析し、改善につなげやすいです。
無料版では機能がかなり制限される:本格的なキーワード調査やAI機能を使うには有料プランが必要です。
日本語圏ではデータが弱い場合がある:英語圏と比べると、日本語キーワードの検索データや提案精度に差を感じることがあります。
YouTube初心者には機能が多く感じやすい:分析項目が豊富なため、最初はどの指標を重視すべきか迷うことがあります。
詳細レビュー
vidIQ(ビッドアイキュー) は、YouTubeチャンネルの成長を支援するツールです。ブラウザの拡張機能、Webアプリ、スマホアプリから、キーワード調査・競合チャンネルの分析・伸びている動画の発見・動画アイデアの提案・AIコーチなどをまとめて使えます。

「次にどんな動画を作ればいいのか」「どんなタイトルなら見てもらえるのか」。そうした動画を作る前のリサーチと、公開前の最適化にかかる手間を減らしてくれるのが、vidIQの立ち位置です。

公式サイトでは2,000万人以上のクリエイターが利用していると案内されており、YouTube向けの成長ツールとして長く使われてきた老舗のひとつです。近年はAI機能に力を入れていて、AIコーチ、タイトルやサムネイルの生成、切り抜き・ショート動画の生成、さらにClaudeやChatGPTから使えるMCP連携まで広がっています。
この記事では「vidIQとは何か」に絞って、主な機能、使える環境、無料プランとAIクレジットの考え方、向いている人・向いていない人、日本で使うときの注意点を詳しく解説します。
vidIQの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | vidIQ, Inc.(YouTube公式ではなく、第三者が提供するサービス) |
| 役割 | YouTubeのリサーチ・最適化・AIアシスタント |
| 使える環境 | Chrome・Firefox・Edgeの拡張機能 / Webアプリ / iOS・Androidアプリ |
| 対応プラットフォーム | YouTube(メイン)、Instagram(Reels向けの機能) |
| 無料プラン | あり(月150 AIクレジット) |
| 画面の言語 | 英語が中心(公式ヘルプセンターに日本語版は見当たりません) |
「YouTube Studioの代わり」ではなく、YouTube Studioの手前にある「何を作るか・どう見せるか」を考えるための道具、と捉えると分かりやすいです。
vidIQでできること
vidIQの機能は幅広いですが、大きく「リサーチ」「最適化」「AI」の3つに整理できます。
キーワードリサーチ
キーワードを入力すると、推定の検索ボリューム、競合の強さ、それらを合わせた「キーワードスコア」、関連キーワード、急上昇中のキーワードなどを確認できます。「このテーマは検索されているのか」「ライバルが多すぎないか」を、動画を作る前に見積もるための機能です。

ただし、検索ボリュームやスコアはvidIQ独自の推定値です。テーマを比べるための目安であって、「スコアが高ければ必ず見られる」という数字ではありません。
ブラウザ拡張機能(YouTube上に情報を重ねて表示)

拡張機能(vidIQ Vision for YouTube)を入れると、YouTubeを見ているページにそのままvidIQの情報が表示されます。動画の1時間あたりの視聴回数、SEOスコア、タグ、チャンネルの比較などです。別のツールを開かなくても、YouTubeを見ながらリサーチできるのが大きな特徴です。
なお、タグは以前ほど重視されないと言われています。競合がどんなテーマを狙っているかを知るヒントとして見る程度にして、タイトル・サムネイル・動画の中身を優先して考えるのがおすすめです。
Outliers(普段より大きく伸びた動画を見つける)
Outliersは、「そのチャンネルのいつもの再生数」と比べて、大きく伸びた動画を探せる機能です。伸び具合はOutlier Scoreで表されます。たとえば、普段1,000回前後の再生数のチャンネルで1万回再生された動画は、約10倍のスコアになります。
単純な再生数ランキングと違うのは、登録者数の少ないチャンネルで突然伸びた動画も見つけやすい点です。大手チャンネルの動画だけを見ていても、自分のチャンネルの参考にならないことが多いですが、Outliersなら「自分と近い規模で、なぜか伸びた動画」を探せます。
- Outlier Score、1時間あたりの視聴回数、登録者数(チャンネル規模)などで絞り込める
- キーワードを入れて、そのテーマで伸びている動画を探せる
- 気になるチャンネルは、そのまま競合として登録できる
目的は、伸びた動画をマネすることではありません。テーマ、タイトル、サムネイル、切り口のどこが当たったのかを考えるためのヒントにするのが正しい使い方です。
競合チャンネルの分析

競合チャンネルを登録しておくと、動画の伸び方、タグ、サムネイル、チャンネルの成長を継続的にチェックできます。自分のジャンルで「いま何が見られているのか」を、毎回YouTubeを探し回らずに把握できます。
動画アイデア(Daily Ideas・Remix)
Daily Ideasは、チャンネルのジャンルや需要をもとにした動画アイデアを毎日提案してくれる機能です。ネタ切れで更新が止まりがちな人向けの機能で、アイデアをそのまま採用するより、「自分の専門性や視聴者に合うか」を判断する材料にするのが向いています。
Remixは、YouTube上の動画を出発点にして、自分のチャンネル向けの企画に作り替えるための機能です。
AIコーチ(AI Coach)
AIコーチは、チャンネルについて質問すると答えてくれる、vidIQ内蔵のAIアシスタントです。2023年に登場し、その後、じっくり考えて回答する「Deep Thinking」モードや、上位プラン向けの「Max Mode」が追加されています。
- 動画のアイデア、タイトル、冒頭のフック、説明文、台本の相談
- 競合チャンネルや伸びている動画についての質問
- チャンネル全体の改善点や、次の一手の相談
YouTubeアカウントを連携すると、自分のチャンネルのデータを踏まえた回答を得やすくなります。ただし、質問が漠然としているほど一般的なアドバイスになりがちです。「この3つの企画案のうち、自分のチャンネルに合うのはどれ?」のように、具体的に聞くほど使える答えが返ってきます。AIの回答は、答えではなくたたき台として扱いましょう。
AIによる生成機能(タイトル・サムネイル・台本・切り抜き・ショート)
AIコーチ以外にも、次のような生成機能があります。
- タイトル案、説明文の生成
- サムネイル画像の生成・編集
- 台本の作成(Script Writer)
- 長尺動画からの切り抜き(Clipping)
- ショート動画の生成(Shorts Generator)
これらは、後述する共有の「AIクレジット」を消費します。
チャンネル診断・スコアカード
動画やチャンネルの状態を点数やチェック項目で確認できる機能もあります。改善のヒントとして便利ですが、警告や低いスコアをすべて直す必要はありません。「タイトルを変えて試してみる」「冒頭の30秒を見直す」といった、小さな改善を試すきっかけとして使うのが現実的です。
Instagram対応(Reels向け)
2026年5月に「vidIQ for Instagram」が発表され、YouTube以外にも対応が広がりました。公式の案内では、直近のReelsの分析、トレンドをもとにしたReelsのアイデア生成、Reelsのカバー画像の生成ができ、全プランで利用できます。
MCP連携(ClaudeやChatGPTから使う)
MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントが外部のサービスやデータに接続するための共通の仕組みです。vidIQ MCPを接続すると、Claude、ChatGPT、Cursor、Codexなど対応するAIから、vidIQが持つYouTubeやInstagramのデータをチャット形式で呼び出せます。

- 「このジャンルで最近伸びている動画を調べて」のようなリサーチ
- 動画の文字起こしの取得や、動画の内容の把握
- 自分のチャンネルを連携していれば、YouTubeアナリティクスのデータを会話に取り込む
ChatGPTでは公式のvidIQアプリ、ClaudeではコネクターのディレクトリにvidIQが掲載されており、ログインして許可するだけで接続できます。MCP経由の呼び出しも、AIクレジットを消費します。現在は無料プランを含む各プランで使えると案内されていますが、提供条件は変わる可能性があるため、利用前に公式ページで確認してください。
無料プランとAIクレジットの仕組み
vidIQには、期間限定のお試しではなく、ずっと使える無料プランがあります。無料プランでは、月150のAIクレジット、基本的なリサーチ機能、AIコーチのヒントなどを使えます。まずは無料プランで、自分のジャンルで使い心地を確かめるのが基本の流れです。
有料プランは、大きく次のような位置づけです。
- Boost:リサーチ・最適化機能を広く使えるプラン
- Max:AIクレジットが多く、AIコーチのMax Modeなどが使えるAI重視のプラン
- Coaching:人間のコーチによる1対1のサポートが付くプラン
- Enterprise:複数チャンネルやチーム向けのプラン
なお、学習コンテンツの「vidIQ Lessons」は、無料プランを含む全プランで利用できます。
押さえておきたいのがAIクレジットです。AIコーチ、サムネイル生成、台本、切り抜き、ショート生成、MCP経由の呼び出しなど、AIを使う機能は共通のクレジットを消費します。クレジットは毎月リセットされ、使い切れなかった分は翌月に繰り越されません。軽いテキスト生成は少ないクレジットで済みますが、サムネイルや切り抜き、ショート生成は消費が大きいため、AI機能を多用する人ほどプラン選びが重要になります。

詳しい料金は以下の表をご確認ください
vidIQの価格表
最終更新日
無料プランあり
料金は米ドル(USD)表示
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 /月 | 情報なし | まずvidIQの基本機能を無料で試したいクリエイター |
| |||
| Boost | $19 /月 | $16.58 /月 | YouTubeの企画から公開まで効率化したい個人クリエイター |
| |||
| MAX | $49 /月 | $39 /月 | AI機能をより多く使い込みたい本格運営のクリエイター |
| |||
| Enterprise | 情報なし | 情報なし | 複数チャンネルを運用するブランドや代理店、MCN向け |
| |||
Free
まずvidIQの基本機能を無料で試したいクリエイター
- 月払い
- $0 /月
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- 毎月150 AI Creditsが付属
- 注目のトレンドやコンテンツのアイデアを確認可
- AI Coachによる成長のヒントを利用可
- vidIQ MCP(Claude・ChatGPT等と連携)も利用可
Boost
YouTubeの企画から公開まで効率化したい個人クリエイター
- 月払い
- $19 /月
- 年払い(月額換算)
- $16.58 /月
- 月払い$19、年払い$199(月あたり$16.58は計算値、年一括請求)
- 1チャンネル向けの米国定価。地域により価格が異なり、最終価格は決済時に表示
- AI Creditsは月2,000から(2,500・3,000も選択可、最小枚数で登録)
- サムネイル作成、無制限のトレンド調査、AI Coach(深い思考)、講座を利用可
- 公式「Most Popular」バッジあり。無料トライアルの記載は表示上なし
MAX
AI機能をより多く使い込みたい本格運営のクリエイター
- 月払い
- $49 /月
- 年払い(月額換算)
- $39 /月
- 月払い$49、年払い$468(月あたり$39は計算値、年一括請求)
- 1チャンネル向けの米国定価。地域により価格が異なり、最終価格は決済時に表示
- AI Creditsは月6,000から(8,000・10,000も選択可、最小枚数で登録)
- Boostの全機能に加え、AI Coachの会話が最大3倍、Max Modeは5倍強力
- 公式「Most Powerful」バッジあり
Enterprise
複数チャンネルを運用するブランドや代理店、MCN向け
- 月払い
- 情報なし
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- 4チャンネル以上、または複数メンバーで使う組織向け
- ロールと権限管理、全チャンネルのフルアクセス
- チャンネル横断のインサイトとレポート
- 優先オンボーディングとサポート。価格は非公開で問い合わせ
vidIQが向いている人・向いていない人
向いている人
- 解説・チュートリアル・レビューなど、検索から見てもらいやすい動画を継続的に投稿している人
- 動画を作る前に、テーマや競合を調べる習慣がある(または習慣にしたい)人
- 競合チャンネルや、伸びている動画を定期的にチェックしたい人
- 企画のネタ切れに悩んでいる人
- ClaudeやChatGPTを使ったリサーチに、YouTubeのデータをつなげたい人
- 企業やブランドのYouTube運用で、ジャンルの動向を追いたい人
向いていない人
- 投稿頻度が低く、趣味で楽しむことが中心の人(無料プランやYouTube Studioで足りることが多いです)
- 収益、視聴維持率、視聴者層など、公開後の自分のチャンネルの実績を詳しく見たい人(これはYouTube Studioの役割です)
- AIが企画から戦略までを自動で作ってくれると期待している人
- 英語の画面やヘルプに強い抵抗がある人
メリットとデメリット
キーワード調査、競合分析、Outliers、動画アイデア、AIコーチが一つのワークフローにまとまっている
ブラウザ拡張機能で、YouTubeを見ながらそのままリサーチできる
普段より伸びた動画(Outliers)を、チャンネル規模を踏まえて探せる
ずっと使える無料プランがあり、実際のジャンルで試してから判断できる
ClaudeやChatGPTなどのAIから、vidIQのデータを呼び出せる(MCP連携)
YouTubeだけでなく、Instagram Reelsの分析・企画にも使える
画面や公式ヘルプは英語が中心で、日本語のサポートは見当たらない
AI機能はクレジット制で、サムネイルや切り抜きなどを多用すると消費が早く、翌月への繰り越しもない
AIの提案や企画は一般的な内容になりやすく、自分のチャンネルに合うかは人が判断する必要がある
スコアや指標が多く、初心者は数字を追うことが目的になってしまいやすい
再生数や登録者数の増加を保証するものではない
日本で使うときの注意点
日本語のチャンネルで使う場合は、次の点を押さえておくと安心です。
- 画面とヘルプは英語が中心です。公式ヘルプセンターの言語は、確認できた範囲では英語・フランス語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語で、日本語は含まれていません。ブラウザの翻訳機能を併用すると読みやすくなります。
- キーワードの数字は日本向けとは限りません。 公式ヘルプでは、キーワードリサーチは国や言語で結果を絞り込まずに表示すると説明されています。国別に人気動画を並べ替えられる「Most Viewed」ツールも、ヘルプ上は有料プランの機能とされています。
- AIコーチなどに日本語で質問したときの回答の質は、ジャンルによって差が出る可能性があります。実際に試して確認するのがおすすめです。
vidIQの安全性・信頼性
vidIQは、YouTubeの認定パートナー(YouTube Certified)であると自社で案内しているサービスです。ただし、YouTube公式のツールではなく、第三者が提供するサービスです。
vidIQを使うには、自分のYouTubeチャンネルをGoogleの認証画面から連携します。連携の際は、許可する権限の内容を確認してください。パスワードをvidIQ以外の相手に伝える必要はありません。使わなくなったときは、Googleアカウントの設定からvidIQのアクセス権を解除できます。
よくある質問
vidIQは無料で使えますか?
はい。月150のAIクレジットが付く無料プランがあり、期間限定のお試しではなく継続して使えます。ただし、検索結果の表示数や使える機能には、有料プランとの差があります。
vidIQを使うと再生数は増えますか?
vidIQは、テーマ選びやタイトルの検討、競合の把握といった判断を助けるツールで、再生数の増加を保証するものではありません。再生数は、テーマ、サムネイル、タイトル、視聴者の反応、動画の質など多くの要素で決まります。
vidIQは日本語で使えますか?
画面と公式ヘルプは英語が中心です。日本語のキーワードを入れて調べること自体はできますが、数字の精度やAIの回答の質は、実際に自分のジャンルで試して確認するのがおすすめです。
vidIQはスマホでも使えますか?
iOS・Android向けのアプリがあり、リサーチ機能の一部をスマホから使えます。ただし、一部の機能はWebアプリのみの提供です。
vidIQはYouTube Studioの代わりになりますか?
なりません。vidIQは動画を作る前のリサーチや最適化を助けるツールで、公開後の収益、視聴維持率、視聴者データなどはYouTube Studioで確認します。両方を併用するのが基本です。
vidIQはClaudeやChatGPTと連携できますか?
できます。MCP連携を使うと、Claude、ChatGPT、Cursor、CodexなどのAIから、vidIQのYouTubeやInstagramのデータを呼び出せます。利用にはAIクレジットを消費します。
まとめ:vidIQは「作る前のリサーチ」を支えるYouTube成長ツール
vidIQは、キーワード調査、競合分析、Outliers、動画アイデア、AIコーチを一つにまとめた、YouTubeの成長支援ツールです。ブラウザ拡張機能でYouTubeを見ながら調べられ、近年はAI生成機能、Instagram対応、MCP連携まで広がっています。
一方で、再生数を保証するツールではなく、AIクレジットの消費や英語中心の画面といった注意点もあります。ずっと使える無料プランがあるので、まずは自分のジャンルで次の動画のテーマを1つ調べてみて、リサーチの手間が減るかどうかを確かめるのが、いちばん確実な判断方法です。
スクリーンショット
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