vidIQの料金は、Free(無料)・Boost・Max・Coaching・Enterprise の5つで考えるとわかりやすいです。個人のクリエイターが実際に選ぶのは、FreeかBoost、さらに必要ならMaxの3択になります。
ただし、vidIQの料金は「プランの月額」だけでは判断できません。AI機能がすべてAIクレジットで管理されていて、プランごとに使える量が決まっているからです。月額が同じでも、使い方によっては足りなくなることがあります。

この記事では、公式のプランページとヘルプセンターの情報をもとに、料金、プランごとの違い、AIクレジットの仕組み、契約前に知っておきたい注意点を整理します。
ずっと使えるFreeプランがあり、月150のAIクレジットも付く
年払いにすると、Boostは約13%、Maxは約20%安くなる
解約はWebアプリからでき、解約後も請求期間の終了まで有料機能を使える
AI機能はクレジット制で、使い切るとその月は使えなくなる
未使用のプランクレジットは翌月に繰り越されない
使った日数分の返金や、日割りのクレジットは受けられない
vidIQの料金プラン一覧
以下は、公式のプランページに載っている1チャンネルの米国定価です(2026年10月24日時点)。
| プラン | 月払い | 年払い | 年払いの月額換算 | 月間AIクレジット |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | $0 | 150 |
| Boost | $19/月 | $199/年 | 約$16.58/月 | 2,000 |
| Max | $49/月 | $468/年 | $39/月 | 6,000 |
| Boost + Coaching | 公式ページに金額の表示なし | 公式ページに金額の表示なし | 約$99/月(年払い)という情報あり | Boostと同等+コーチング |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Coachingの金額は、公式ページで確認できず、第三者の記事にある「約99ドル(年払い)」という情報です。契約前に必ず公式で確認してください。
表示される金額は地域によって変わる
公式のプランページには、「1チャンネルの米国定価はBoostが月19ドルまたは年199ドル、Maxが月49ドルまたは年468ドル。地域によって価格は異なる場合があり、最終的な金額は購入画面に表示される」という注記があります。
筆者が確認したページでは、月払いの表示がBoost $17.99/月、Max $45.90/月でした。上の米国定価とは違う金額です。ほかのサイトの記事と金額が合わないときは、古い情報か、地域価格の違いが原因の可能性があります。最終的な金額は、必ず購入画面で確認してください。
月払いと年払いの違い
年払いは、一括で支払う代わりに月払いより安くなります。
| プラン | 月払いを12か月 | 年払い | 差額 | 割引率 |
|---|---|---|---|---|
| Boost | $228 | $199 | $29 | 約13% |
| Max | $588 | $468 | $120 | 約20% |
Boostの差は年29ドルと小さめです。一方、Maxは年120ドル違うので、使い続ける前提なら年払いの効果が大きくなります。
ただし、後述するとおり使った日数分の返金はありません。年払いを選ぶのは、Freeや月払いで使い方が固まってからで十分です。
プランごとの内容
Free($0):まずはここから
Freeは期間限定のお試しではなく、ずっと使える無料プランです。公式のプランページでは、次の内容が案内されています。
- 毎月150のAIクレジット
- ニッチのトレンド情報
- データに基づく動画アイデア
- AIコーチによるパーソナライズされた成長のヒント
- vidIQ MCP(Claude、ChatGPTなどのAIから使える連携)
ヘルプセンターの機能表では、Freeの上限は次のようになっています。
- キーワードリサーチ:1回の検索で3件まで
- Outliers:1回の検索で8件まで
- パーソナライズされた毎日のアイデア:1日3件
- 競合チャンネルの登録:3件まで
- Blueprints(保存):3件まで
使い心地を確かめるには十分ですが、毎回の動画でリサーチをする人には、すぐ上限が来ます。

Boost($19/月、年払い$199):リサーチを毎回やる人向け
多くの人が選ぶ最初の有料プランです。公式のプランページでは、次の内容が案内されています。
- 毎月2,000のAIクレジット
- サムネイル生成
- パーソナライズされたアイデア
- 無制限のトレンドリサーチ
- 最適化の提案
- 無制限の登録者インサイト
- Deep Thinking(じっくり考える)付きのAIコーチ
- クリエイターによるマスタークラス
ヘルプセンターの機能表で、Freeとの差が大きいのは次の部分です。
- キーワードリサーチとOutliers:件数の制限がなくなる
- 毎日のアイデア:1日50件
- 競合チャンネルの登録:最大20件
- Best Time to Post(おすすめの投稿時間)、Subscriber Analysis(登録者の分析):使える
なお、Boostは1チャンネルで2,000クレジットです。2チャンネルなら2,500、3チャンネルなら3,000に増えます。複数チャンネルの料金は、公式ページに金額が出ていないため確認できていません。
Max($49/月、年払い$468):AI機能を使い込む人向け
Boostの内容に加えて、AI機能の枠が大きく広がります。
- 毎月6,000のAIクレジット(2チャンネルで8,000、3チャンネルで10,000)
- AIコーチの会話数が最大3倍
- 5倍強力なMax Mode(より深い成長戦略の分析)
- 最大11時間分のショート動画の切り抜き・生成
- 競合チャンネルの登録:最大50件
Max Modeは、MaxとCoachingだけで使えます。さらに、後述するTop-Up(クレジットの追加購入)ができるのも、MaxとCoachingだけです。
Boost + Coaching:人間のコーチが付く
Boostの機能に、1対1のYouTubeコーチングが加わるプランです。公式のFAQでは、自分でコーチを選び、成長計画を作ってもらい、タイトル、フック、テンポなどについて直接フィードバックをもらえると説明されています。金額の大部分は、ソフトウェアではなく人のサポートに対する料金です。ツールの比較だけをするなら、Boost相当として考えてください。
Enterprise:ブランド・代理店・MCN向け
3チャンネルを超える運用や、複数のチームメンバーでの利用を想定したプランです。全チャンネルへのアクセス、チームの権限管理、優先的な導入サポート、チャンネルをまたいだレポートが含まれます。金額は問い合わせて確認する形式です。
AIクレジットの仕組み
vidIQで特に注意したいのが、AIクレジットです。AIコーチ、サムネイル生成、台本作成、切り抜き、ショート動画の生成、タイトル・説明文の生成、MCPからの呼び出しなどが、同じクレジットの残高を共有して消費します。

機能ごとの消費量
ヘルプセンターに載っている、現在の消費量は次のとおりです。
| 機能 | 消費の単位 | 消費クレジット |
|---|---|---|
| AIコーチ(通常・Fast) | 1メッセージ | 10 |
| AIコーチ(Deep Thinking) | 1メッセージ | 25 |
| AIコーチ(Max Mode) | 1メッセージ | 35 |
| サムネイル | 生成・再生成・編集ごと | 22 |
| Script Writer(台本) | 選んだ台本の長さ1分あたり | 1 |
| Clipping(切り抜き) | 入力した動画1分あたり | 9 |
| Shorts Generator | 出力する動画1秒あたり | 20 |
| タイトル生成 | 1回(最大3案) | 3 |
| 説明文の生成 | 1つあたり | 1 |
| Remix | 1回 | 3 |
| コメントへの返信 | 1回 | 1 |
2,000クレジット(Boost)でどれくらい使える?
上の表から単純計算すると、Boostの月2,000クレジットは、次のどれか1つだけに使った場合の目安で、およそ次の回数です。
| 使い方 | 月の回数の目安 |
|---|---|
| AIコーチ(通常)のメッセージ | 約200回 |
| AIコーチ(Deep Thinking)のメッセージ | 約80回 |
| サムネイルの生成・編集 | 約90回 |
| タイトル生成 | 約660回 |
| 10分の動画の切り抜き | 約22本 |
| 30秒のショート動画の生成 | 約3本 |
ショート動画の生成は、30秒分で600クレジットかかります。Boostの枠の3割を、1本で使う計算です。Maxの6,000クレジットなら、同じ30秒のショートを約10本作れる計算になります。
実際には、これらを組み合わせて使うので、回数はもっと少なくなります。サムネイルやショートを中心に使うなら、クレジットの減りが速いことを前提にしてください。
クレジットのルール
- プランのクレジットは、請求日(アップグレード日)を起点に毎月リセットされる。Freeは登録日が起点
- 未使用のプランクレジットは、翌月に繰り越されない
- クレジットを使うときは、プランのクレジットが先に消費され、次にアドオンのクレジットが消費される
- クレジットの残高は、Webアプリの左下にあるクレジットアイコンで確認できる
Top-Up(クレジットの追加購入)
クレジットが足りなくなったときの追加購入には、条件があります。
- 対象はMaxとCoachingのみで、FreeとBoostでは使えない
- Apple App StoreやGoogle Play経由で課金しているプランでは表示されない
- 地域によっては使えないことがある
- 購入したクレジットはアドオン残高に入り、毎月のリセットでは消えず、プランのクレジットを使い切った後に消費される
- 残高が減ったら自動で追加する「Auto-refill」を設定できる
Top-Upの金額は、今回確認できた公式情報には載っていませんでした。Boostでクレジットが足りなくなった場合の公式の案内は、上位プランへのアップグレードです。
vidIQ MCPの料金
vidIQ MCPは、ClaudeやChatGPTなど、MCPに対応したAIからvidIQのデータを呼び出せる連携機能です。公式のプランページでは、Freeを含むすべてのプランで使えると案内されています。
別料金はかかりませんが、呼び出しのたびにプランのAIクレジットを消費します。ヘルプセンターによると、通常のリサーチ系のツールは1回5クレジットです。動画の中身をAIに見せて分析するタイプのツールは、さらに多く消費します(長尺のYouTube動画の分析は25クレジットと記載)。
つまり、Freeの150クレジットでも使えますが、通常のツールで約30回です。MCPをよく使うと、AIコーチなどに回せるクレジットが減っていきます。
契約前に知っておきたい注意点
月払いと年払いで、広告の金額が違う
広告やレビューでよく見かける「月額約16.58ドル」は、Boostを年払いにしたときの月額換算で、実際は199ドルを一括で支払います。月払いなら19ドルです。比べるときは、同じ条件で比べてください。
使わなかった日数分の返金はない
ヘルプセンターには、既存のプランの未使用日数について、返金もクレジットも提供しないと書かれています。自動更新なので、次の更新日の前に解約しないと、次の期間の料金が請求されます。
プロモ価格は、更新時に通常価格に戻る
割引コードで安く契約した場合、割引期間が終わった後の更新は、通常料金になります。更新日と更新後の金額を、契約した時点で控えておくと安心です。
アップグレードは簡単、ダウングレードは途中でできない
上位プランに変更すると、いまのプランは解約扱いとなり、残りの未使用期間分が、新しいプランの購入に充当されます。一方、ヘルプセンターでは、アップグレードした後は新しいプランの請求期間を最後まで使う必要があり、期間の途中でのダウングレードはできないと説明されています。
複数チャンネルは料金が上がる
クレジットはチャンネル数に応じて増えますが、そのぶんの料金も上がると考えるのが自然です。3チャンネルを超える運用は、Enterpriseの相談になります。
機能の上限は変更されることがある
ヘルプセンターには、機能、上限、提供状況は今後変わる可能性があると書かれています。特にブラウザ拡張機能は、現在AIクレジット制に移行している途中で、移行期間中は従来の制限が表示される場合があると案内されています。
解約と返金のルール
- カード、デビットカード、PayPalで契約した場合:Webアプリのアカウント設定から「Manage Plan」を開き、ページ下部の「Cancel Subscription」を押します。ダウングレードのウィザードを最後まで進める必要があります。
- Apple App StoreまたはGoogle Playで契約した場合:それぞれのストアで解約します。
- 解約しても、現在の請求期間が終わるまでは、有料機能を使えます。その後は、無料または基本プランに戻ります。
- 未使用日数の返金はありません。
年払いの途中解約の扱いは、ヘルプセンターの該当ページに記載がありません。年払いを検討するときは、サポートか利用規約で確認してから申し込むと安心です。
どのプランを選ぶ?
Freeがおすすめな人
- vidIQを使うのが初めてで、自分のジャンルで使い心地を確かめたい
- 動画の投稿が不定期で、リサーチをする頻度が少ない
- 競合チャンネルの登録が3つ程度で足りる
Boostがおすすめな人
- ほぼ毎回の動画で、キーワードやOutliersのリサーチをしている
- Freeの検索結果の件数制限や、競合チャンネルの登録数が足りない
- AIコーチを日常的に使いたいが、サムネイルやショート動画の生成は少なめ
Maxがおすすめな人
- AIコーチ、サムネイル、切り抜き、ショート動画の生成を、毎月たくさん使う
- Max ModeのAIコーチを使いたい
- クレジットが足りなくなったときの、Top-Upの選択肢を確保しておきたい
CoachingやEnterpriseを検討する人
- コーチからの直接のフィードバックがほしい(Coaching)
- 複数のチャンネルやチームで運用している(Enterprise)
利用者の声:無料プランの評価が高い
RedditのvidIQの有料プランに関するスレッド(約1年前)では、次のような声が見られました。個人の感想ですが、判断の参考になります。
- 無料版でキーワード提案、タグの比較、基本的な分析までカバーでき、無料の拡張機能は常におすすめという声
- 有料プランは、毎日の動画アイデアやトレンドのアラートなど、追加機能を使うかどうかで価値が変わるという声
- AIのタイトル・説明文・サムネイル生成の質に、満足していない声がある一方、検索から見てもらうタイプのチャンネルでは役立つという声
- 有料プランの価値を感じず、1か月だけ契約して解約したという声
また、vidIQの公式担当者もスレッドに返信しており、ほとんどのツールは無料版でもある程度使え、Outliersなどはフィルターが有料版の機能になっている、と説明しています。
この傾向は、「まず無料で試し、上限に当たったら有料にする」という進め方と一致しています。
よくある質問
vidIQは無料で使えますか?
はい。Freeプランがあり、月150のAIクレジット、トレンド情報、アイデア、AIコーチのヒントなどを使えます。有料プランの無料トライアルは、公式のプランページでは案内されておらず、Freeプランが実質のお試しです。
月払いと年払い、どちらがお得ですか?
年払いのほうが安く、Boostは年29ドル、Maxは年120ドルの差です。ただし、未使用日数の返金がないため、使い続けるかわからないうちは月払いか無料プランで試すのがおすすめです。
AIクレジットが足りなくなったらどうなりますか?
クレジットを使うAI機能は、必要な量が残っていないと使えなくなります。プランのクレジットは毎月リセットされます。追加購入のTop-Upは、MaxとCoachingで使えます。FreeやBoostの場合は、上位プランへのアップグレードが案内されています。
使わなかったクレジットは翌月に持ち越せますか?
プランのクレジットは繰り越せません。Top-Upなどで購入したアドオンのクレジットは、毎月のリセットで消えず、残ります。
プランは途中で変更できますか?
上位プランへは変更でき、残りの期間は新しいプランの購入に充当されます。期間の途中でのダウングレードはできないため、新しい請求期間を最後まで使う必要があります。
vidIQ MCPは追加料金がかかりますか?
追加料金はありません。Freeを含むすべてのプランで使えますが、呼び出しのたびにAIクレジットを消費します。
日本円で支払えますか?
公式のプランページは米ドルで案内されています。実際の請求の通貨、為替、税金などは、購入画面で確認してください。
解約したらすぐ使えなくなりますか?
いいえ。解約しても、現在の請求期間が終わるまでは、有料機能を使えます。
まとめ:Freeで試して、上限に当たったらBoostへ
vidIQの料金は、Freeが0ドル、Boostが月19ドル(年払い199ドル)、Maxが月49ドル(年払い468ドル)が基本です。CoachingとEnterpriseは、コーチングやチーム運用が必要な人向けの上位プランです。
プランを選ぶときは、金額と同じくらい、AIクレジットが自分の使い方で足りるかを確認するのが大切です。サムネイル、切り抜き、ショート動画の生成は、クレジットの消費が大きいからです。
まずはFreeプランで、自分のジャンルで1つ動画の企画を調べてみて、どの機能の上限が先に来るかを確かめてみてください。そのうえで、必要になったときにBoostへ上げるのがいちばん確実です。


