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Zernioの料金プランを解説|アカウント課金の仕組みとシミュレーション

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最終更新日: 2026年7月25日

こんにちは、Zernioのパートナーのhodaです。

Zernioの特徴や機能については別記事「Zernioの特徴と仕組みを解説」でまとめましたが、今回は料金プランだけにフォーカスして、もう少し詳しく解説します。「結局いくらかかるのか」がイメージしづらいという声もあるかと思うので、具体的なシミュレーションも交えて紹介します。

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基本方針:使った分だけ払う、プランによる機能制限はない

Zernioの料金体系で最初に押さえておきたいのは、「プラン」という概念がほぼ存在しないことです。多くのSNS管理ツールは「Freeプラン」「Proプラン」のように機能を段階的に制限しますが、Zernioは接続したソーシャルアカウントの数に応じて、使った分だけ支払う従量課金モデルを採用しています。

投稿・分析・メッセージング(コメント・DM)・広告運用・Webhookといった機能は、最初の無料アカウントも含めてすべて解放された状態で使えます。「上位プランでしか使えない機能」というものが基本的に存在しない、という点は他のSNS管理ツールと大きく異なるポイントです。

料金体系は大きく2種類に分かれます。

  • Self-serve:クレジットカード登録のみで、営業への連絡なしにすぐ使い始められるプラン
  • Enterprise:Self-serveと同じ機能を、SSOや監査ログなどの管理機能とカスタム契約条件付きで提供するプラン

アカウント課金の仕組み

Zernioの料金は、接続したソーシャルアカウント1つあたり・1ヶ月あたりで決まります。段階的な料金設定(グラデーション課金)になっており、アカウント数が増えるほど1アカウントあたりの単価は下がっていきます。

アカウント数 月額(1アカウントあたり)
最初の2アカウント 無料(クレジットカード登録不要)
3〜10アカウント目 $6/アカウント
11〜100アカウント目 $3/アカウント
101〜2,000アカウント目 $1/アカウント
2,001アカウント以上 Self-serveは引き続き$1、Enterpriseはボリュームディスカウントあり

ポイントは、この単価が「その帯域に該当するアカウントにだけ」適用される点です。たとえば10アカウント接続している場合、11番目以降の$3という単価が全アカウントに遡って適用されるわけではなく、あくまで3〜10番目のアカウントにだけ$6/アカウントが課金される仕組みです。

実際の料金シミュレーション

言葉で説明するよりも、具体的な例で見たほうがわかりやすいと思うので、いくつかのアカウント数でシミュレーションしてみます。

接続アカウント数 月額合計 1アカウントあたりの平均単価
2アカウント $0 $0
3アカウント $6 約$2.00
10アカウント $48 $4.80
30アカウント $108 $3.60

たとえば個人でX・LinkedIn・Instagramの3アカウントを運用する場合、月額はわずか$6です。一方、複数クライアントを抱える代理店が30アカウントを運用する場合は月額$108程度になります。アカウント数が増えるほど、単価自体は逓減していく設計です。

全アカウントに共通して含まれる機能

zernioの機能
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料金プランに関わらず、接続したすべてのアカウントで次の機能が無制限に使えます。

  • 予約投稿・公開:全プラットフォーム対応、投稿数無制限、スレッド投稿やファーストコメントの自動投稿、カレンダー表示にも対応
  • 分析:インプレッション、リーチ、エンゲージメント、フォロワー推移などを全プラットフォーム横断で取得
  • メッセージング:DMの読み取り・送信に対応
  • コメント・レビュー対応:コメントへの返信、レビュー管理に対応
  • 広告運用:投稿のブースト、広告キャンペーンの作成に対応
  • Webhook:投稿ステータス、メッセージ、コメントなどをリアルタイムで受け取れる

「Freeだから機能が制限される」「上位プランでないと分析が見られない」といった、いわゆる機能制限は基本的にありません。

X(Twitter)APIだけは別建て課金

唯一、上記の従量課金とは別に費用が発生するのがX(Twitter)です。これはZernio側の都合ではなく、X社が自社のAPIをリクエスト単位の従量課金にしているためで、Zernioはその実費をマークアップなし(手数料を上乗せせず)でそのまま転嫁しています。

操作内容 料金
読み取り(投稿・分析・リスト取得など) $0.005/リクエスト
ユーザー情報の読み取り・フォロー関連 $0.010/リクエスト
投稿・DM送信 $0.015/リクエスト
URL付き投稿 $0.200/リクエスト

なお、X向けの分析やインボックス同期は任意(オプトイン)機能になっており、有効化しなければ費用は発生しません。X運用の頻度が高い場合は、この従量課金分もあらかじめ想定しておくとよいでしょう。

電話番号・通話・SMS・WhatsAppの料金

ZernioはSNSだけでなく、電話番号の発行やSMS、WhatsAppのビジネスメッセージングにも対応しています。こちらも利用した分だけの従量課金です。

項目 料金
専用電話番号(50カ国以上に対応、通話・SMS・WhatsAppを1つの番号でカバー) $2/月〜(日割り)
通話(発信・着信、国によって変動) $0.01/分〜
通話録音(任意機能、初期状態はオフ) $0.004/分
SMS送信 $0.008/通〜
SMS受信(米国番号のみ課金、他国は基本無料) $0.010/通
キャリア登録(10DLC、米国のSMS利用時のみ・1回限り) $9(一括)
キャンペーン利用料(米国SMS向け月額) $4/月〜
WhatsAppサービスメッセージ(24時間の応答ウィンドウ内) 無料
WhatsAppテンプレートメッセージ Meta社の料金体系に準拠
WhatsApp通話(着信) 無料
WhatsApp通話(発信) 通信キャリア料金+Meta社の料金

Self-serveとEnterpriseの違い

機能自体はSelf-serveとEnterpriseで同じですが、サポート体制や管理機能に違いがあります。

Self-serve Enterprise
サポート チャット・メール 専任Slackチャンネル(エンジニア対応込み)
支払い クレジットカード、月次 クレジットカード、月次(後払い請求書対応も可)
管理機能 標準機能のみ SAML SSO、SCIM、多要素認証、監査ログ、ロールベースのアクセス制御
2,000アカウント超の単価 $1/アカウントのまま ボリュームディスカウントで個別交渉
コンプライアンス SOC2・GDPR関連資料をトラストポータルで提供 同左

大規模に複数アカウントを運用する企業や、SSO・監査ログといった管理機能が必須の組織以外は、基本的にSelf-serveで十分な機能をカバーできる設計になっています。

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対応プラットフォームの数

料金と合わせて把握しておきたいのが、対応しているプラットフォームの幅です。

  • SNS(12種):X(Twitter)、Instagram、TikTok、LinkedIn、Facebook、YouTube、Threads、Reddit、Pinterest、Bluesky、Snapchat、Googleビジネスプロフィール
  • メッセージング(3種):WhatsApp、Telegram、Discord
  • 広告ネットワーク(7種):Meta広告、Google広告、LinkedIn広告、TikTok広告、Pinterest広告、X広告、OpenAI広告

SNS・メッセージングだけで15種類、広告ネットワークまで含めると合計22種類の連携先に対応しています。これらすべてが同じ料金体系・同じAPIでカバーされる点は、他の類似サービスと比べても対応範囲が広い部類だと言えます。

よくある質問

すべてのアカウントに同じ機能が付いていますか?

はい。接続したすべてのアカウントで、予約投稿、分析、インボックス(コメント・DM)、フルAPIアクセス、投稿数無制限が標準で使えます。別料金の追加機能や、機能ごとのプラン分けはありません。

無料で使える範囲はどこまでですか?

最初に接続する2つのソーシャルアカウントは、クレジットカード登録なしで完全に無料です。分析やインボックスを含め、有料プランと同じ機能をそのまま使えます。

支払い方法は何に対応していますか?

Visa、Mastercard、American Expressなど主要なクレジットカードに対応しており、Stripe経由で決済されます。

初期費用や契約期間の縛りはありますか?

初期費用や隠れたコストはなく、契約期間の縛りもありません。アカウント数に応じて月次で課金される仕組みです。

アカウントを解約したい場合、途中解約できますか?

いつでも各アカウントの接続を解除でき、解除した時点でそのアカウント分の課金は発生しなくなります。解約手数料やペナルティもありません。

返金には対応していますか?

Zernioは従量課金のため、実際に接続していた期間分のみが請求される仕組みです。前払いした期間を返金するという概念自体がなく、アカウントを解除すればその時点で課金が止まります。請求ミスや障害による誤課金があった場合は、サポートに連絡すればクレジット対応してもらえます。

動画の予約投稿はできますか?

YouTube、TikTok、Instagram(リール)、Facebook、LinkedIn、Pinterestへの動画予約投稿に対応しており、主要な動画フォーマットをサポートしています。

開発者でなくても使えますか?

Zernioは基本的に開発者・技術チーム向けに設計されたサービスです。APIを呼び出せる技術力があれば利用できますが、n8n・Make・Zapierのようなノーコードツールとの連携にも対応しているため、コードを直接書かない運用も可能です。

サービスの信頼性はどの程度ですか?

稼働率99.7%以上を維持しており、これまでに200万件を超える投稿を配信してきた実績があります。インフラはVercel上でグローバルに分散配置されており、投稿の配信状況もリアルタイムで監視されています。

メリット4
  • 最初の2アカウントは無期限・カード登録不要で無料

  • プランによる機能制限がなく、無料アカウントでも分析やインボックスまでフル機能が使える

  • アカウント数が増えるほど1アカウントあたりの単価が下がる段階制課金

  • X APIの費用はマークアップなしの実費のみで、透明性が高い

デメリット4
  • アカウント数に応じて課金されるため、多数のクライアントアカウントを抱える場合はコストが積み上がる

  • Xを積極的に運用する場合、投稿・分析のたびにAPI従量課金が別途発生する

  • SMSやWhatsAppなど電話番号関連機能は、利用するほど別建てのコストがかかる

  • SSOや監査ログなどの管理機能はEnterprise契約が前提

まとめ

Zernioの料金体系は「アカウント数に応じた従量課金」「機能はすべて解放済み」という、SaaS型のSNS管理ツールとはかなり異なる設計です。最初の2アカウントが無期限で無料な点は、個人利用や検証段階では特に大きなメリットになります。一方で、X APIや電話番号関連の従量課金、アカウント数に応じたコスト増加については、事前にある程度シミュレーションしておくと安心です。

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著者(私が書きました)

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フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

当サイトでは、海外SaaSツールや最新テクノロジーに関する情報収集、英語圏の公式情報の確認、記事内容のレビューを担当。製品アップデートや業界動向の調査を通じて、より正確で信頼性の高い情報提供をサポートしている。