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Postiz

特徴・料金・レビューまとめ

公式サイト postiz.com

オープンソースで始める、次世代のSNS運用。

料金の目安 月額23ドルから

4.6

最終更新日: 2026年7月27日

筆者 HodaHoda

Postizとは?料金・機能・セルフホスト方法を徹底解説

Postizは、30以上のSNSへの投稿作成・予約・管理を一元化できる、オープンソースのSNS運用ツールです。

基本情報

  • 無料プランなし
  • 料金月額23ドルから
  • モバイルアプリなし
  • APIあり
  • Zapierあり
  • 無料試用・無料枠7日間
  • 返金保証1か月不使用な場合は返金可能

メリット・デメリット

メリット5
  • 30以上のSNS・プラットフォームへの投稿を一元管理できる

  • オープンソースで、無料のセルフホスト運用にも対応している

  • AIで投稿文・画像・動画を作成できる

  • ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントと連携できる

  • RSS自動投稿やAPI連携など、自動化機能が充実している

デメリット3
  • クラウド版には恒久的な無料プランがない

  • 管理画面が英語のみで、日本語表示に対応していない

  • セルフホストにはサーバーやDockerの知識が必要になる

詳細レビュー

こんにちは、Hodaです。

SNS投稿の管理ツールを探していると、「対応プラットフォームが多いだけの浅いツール」か「特定のSNSに特化した使い勝手重視のツール」のどちらかに偏りがちです。今回紹介するPostizは、その両方を欲張った、やや珍しい立ち位置のツールです。30以上のSNS・プラットフォームに対応しながら、オープンソースとして自分のサーバーに無料でセルフホストできる、という選択肢を持っています。

結論から言うと、Postizは「対応プラットフォームの広さ」と「セルフホストによるデータの自己管理」を重視する人には強力な選択肢です。一方で、クラウド版に恒久的な無料プランがないことや、UIが英語のみであること、サポート体制がDiscordコミュニティ中心であることは、事前に理解しておく必要があります。

Postizとは何か

Postiz
Postiz

Postizは、開発者Nevo David氏が中心となって開発しているオープンソースのSNS投稿・スケジューリングツールです。ライセンスはAGPL-3.0で、GitHub上でも活発に開発が続いており、Dockerイメージのダウンロード数は500万回を超えています。

対応プラットフォームは、Instagram、TikTok、YouTube、Facebook、X(旧Twitter)、LinkedIn、Pinterest、Threads、Bluesky、Reddit、Telegram、Discord、Googleビジネスプロフィール、WordPressといった主要どころに加え、Mastodon、Warpcast、Lemmy、VK、Dev.to、Medium、Hashnodeなど、他のツールがあまり対応していないニッチなプラットフォーム・分散型SNSまでカバーしているのが特徴です。

利用方法は大きく2つに分かれます。

  • クラウド版:サインアップして月額料金を支払えば、その日から使い始められる
  • セルフホスト版:自分のサーバーにDockerで導入する無料版。機能面はクラウド版と基本的に同じ

主な機能

予約投稿とビジュアルカレンダー

ビジュアルカレンダー
ビジュアルカレンダー

Postizの中心となるのは、ビジュアルカレンダー上でドラッグ&ドロップしながら投稿を管理できる予約投稿機能です。一度書いた投稿を各プラットフォーム向けに調整(Xは短く、LinkedInは長く、など)してから、まとめてスケジュールできます。投稿を定期的に繰り返す「エバーグリーン投稿」の自動再利用機能や、投稿の一括インポート、時間差での投稿(Post delays)にも対応しています。

幅広い対応プラットフォーム

Channels
Channels

前述の通り、30以上のプラットフォームに対応している点はPostizの大きな強みです。ただし「対応している」ことと「常にスムーズに動く」ことは別問題で、特にInstagramやTikTokはプラットフォーム側のAPI審査・仕様変更が厳しく、他のツール同様に不具合が起きることもあります。TikTokの開発者アプリ承認や、Redditの新しいAPIポリシーへの対応に苦労したというユーザーの声も見られます。

AI機能(文章・画像・動画生成)

Postizには、投稿文の生成・最適化、画像生成、Canvaライクなビジュアルデザインツール、AI動画生成までが組み込まれています。AI生成の利用枠はプランによって異なり、たとえば画像生成はStandardプランで月20枚、Ultimateプランで月500枚といった形で段階的に増えていきます。ChatGPT・Claude・OpenClawなどのAIエージェントに直接プロンプトを投げて、投稿の作成からスケジュールまで一括で任せる使い方にも対応しています。

MCPサーバーとAIエージェント連携

MCP(Model Context Protocol)サーバーを通じて、ClaudeやChatGPT、CursorなどのAIクライアントと連携できます。「来週の投稿を5件、夏の新商品についてInstagram向けに作って予約して」といった自然言語の指示だけで、投稿の作成からスケジュールまでを完結させられるのは、AIエージェントを日常的に使っている人にとっては魅力的なポイントです。

MCPサーバー
MCPサーバー

チームコラボレーション・顧客グループ

Team・Pro・Ultimateプランではチームメンバーを無制限に招待でき、承認フローを組んで複数人でコンテンツを管理できます。「顧客グループ」機能を使えば、複数のブランドやクライアントのアカウントを、それぞれ独立したワークスペースとして整理することも可能です。

自動化(API・Webhook・RSS自動投稿)

有料プラン全体でREST APIが提供されており、n8nやMake、Zapierなどの自動化ツールとも連携できます。Webhookは月あたりの上限がプランごとに異なり(Standard 2件、Team 10件、Pro 30件、Ultimateは無制限)、CI/CDやCMSなど外部のイベントをトリガーに投稿を自動化する、といった構成も可能です。RSS自動投稿はTeamプラン以上で使え、ブログやニュースレターの更新を自動的にSNS投稿に変換できます。

なお、Postiz自体のAPIやレート制限について、他社の比較ページでは「1時間あたり100リクエストまで」といった指摘も見られますが、これは競合サービス側が公開している比較情報であり、Postiz公式のドキュメントで同じ数値が明記されているわけではありません。API連携を前提に検討する場合は、実際に利用規模を想定した上で公式ドキュメントの記載を確認することをおすすめします。

セルフホストという選択肢

Postizを検討する上で最も特徴的なのが、無料でセルフホストできるという点です。オープンソース(AGPL-3.0)であるため、DockerでEU圏のサーバー(Hetznerなど、月4〜8ユーロ程度から)に自分で構築すれば、ソフトウェア自体の利用料は無料になります。

データを自社・自分のサーバーに置けるという点は、プライバシーやGDPR対応を重視する事業者にとって大きなメリットです。BufferやHootsuiteのようなクラウド専業のツールにはない選択肢と言えます。

ただし、セルフホストにはそれなりの技術知識が必要です。Docker環境の構築、各SNSプラットフォームの開発者アプリ登録、AI機能を使うための自前のOpenAI APIキー設定などが前提になります。また、セルフホスト環境では「Could not add provider(プロバイダーを追加できない)」というURL設定に起因する既知の不具合が長期間報告されており、コミュニティのコメントを見る限り、TikTokやRedditの連携設定でつまずくユーザーも一定数いるようです。

登録方法

まずは公式サイトに進みます

無料プランはありませんが、7日間の無料トライアルがあります。クレジットカード登録の必要がありますが、無料トライアル期間内に終了すれば0円で試すことができます。

postizの登録画面
postizの登録画面

料金プラン

料金は2026年7月時点の情報です。実際の金額やプランの内容は変更されている可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

プラン 月額(年払い時) チャンネル数 主な内容
Standard $29(年払い$23) 5 月400投稿、AIコピロット、AI画像20枚/月、AI動画3本/月、API、Webhook2件
Team $39(年払い$31) 10 投稿数無制限、チームメンバー無制限、AI画像100枚/月、AI動画10本/月、RSS自動投稿、Webhook10件
Pro $49(年払い$39) 30 投稿数無制限、AI画像300枚/月、AI動画30本/月、Webhook30件
Ultimate $99(年払い$79) 100 投稿数無制限、AI画像500枚/月、AI動画60本/月、Webhook無制限
セルフホスト サーバー代のみ(例:月4〜8ユーロ程度) 制限なし ソフトウェア自体は無料、クラウド版と機能的にはほぼ同等

クラウド版には恒久的な無料プランがなく、7日間の無料トライアルのみとなっている点は、BufferやSocialDogのFreeプランに慣れている方にとっては少し戸惑うポイントかもしれません。ただし、セルフホスト版であれば実質無料で始められるため、技術的なハードルを越えられるなら選択肢は広がります。

なお、Facebookページを複数接続する場合、1ページごとに1チャンネルとしてカウントされる点にも注意が必要です。複数ブランド・複数クライアントを運用する場合は、必要なチャンネル数を事前に見積もっておくとよいでしょう。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • Instagram・TikTok・LinkedInなど主要SNSに加えて、Mastodon・Warpcast・Lemmyなど分散型SNSにもまとめて投稿したい人
  • ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントに、投稿の作成からスケジュールまで任せたい人
  • AIによる文章・画像・動画生成をSNS運用に組み込みたい人
  • データを自社サーバーに置きたい、プライバシー・GDPR対応を重視する事業者
  • Docker環境の構築に抵抗がなく、セルフホストで運用コストを抑えたい技術者

向いていない人

  • 恒久的に無料で使える範囲だけで運用したい個人(クラウド版は7日間トライアルのみ)
  • 日本語などローカライズされたUIを必要とする人(インターフェースは英語のみ)
  • 高度な分析・レポート機能を重視する人(分析機能は専業ツールと比べるとシンプル)
  • チャットや電話でのサポート対応を必要とする人(サポートは基本的にDiscordコミュニティ中心)
  • サーバー管理の知識がなく、セルフホストの手間を負いたくない人

気になる点・注意点

いくつか、契約前に把握しておいたほうがよい点をまとめておきます。

  • UIは英語のみ:日本語をはじめとするローカライズ対応はされていません
  • クラウド版に恒久無料プランがない:7日間のトライアル後は有料プランへの移行が必要です
  • 分析機能はシンプル:インプレッション、いいね、コメント、シェア、リーチ、エンゲージメント率などプラットフォームの公式インサイトAPIから取得できる範囲の情報が中心で、専業の分析ツールほど詳細ではありません
  • サポートはDiscord中心:コミュニティベースのサポートとなっており、企業向けの専任サポート窓口を期待する場合は物足りなく感じる可能性があります
  • セルフホストには技術知識が必要:既知の不具合報告もあるため、非エンジニアが気軽に導入するにはハードルがあります

よくある質問

Postizは無料で使えますか?

クラウド版に恒久的な無料プランはなく、7日間の無料トライアルのみです。ただし、オープンソースのセルフホスト版であれば、自分のサーバーを用意すれば実質無料で運用できます。

複数のプラットフォームに同時投稿できますか?

はい。1つの投稿を作成し、投稿先チャンネルを選ぶだけで、選択した時刻に全チャンネルへまとめて公開されます。投稿前にプラットフォームごとのプレビューを確認しながら、コピーや画像を個別に調整することも可能です。

公開APIやWebhookは使えますか?

有料プランには全てRESTのAPIが含まれており、n8nやZapierなど外部の自動化ツールとの連携にも使えます。Webhookはプランに応じて月あたりの利用件数が異なります。

エバーグリーン投稿(過去の人気投稿の再利用)はできますか?

はい。特定の投稿に繰り返しスケジュール(たとえば30日ごとなど)を設定でき、対象チャンネルを選んでおけば自動的に再投稿されます。カレンダー上で今後の実行予定を確認・編集・一時停止することもできます。

複数ブランドやクライアントを1つのアカウントで管理できますか?

Team・Pro・Ultimateプランでは「顧客グループ」機能を使って、接続したアカウントをブランドやクライアントごとに整理できます。それぞれのグループが独立したチャンネル・カレンダー・分析を持てる仕組みです。

セルフホストとクラウド版に機能の違いはありますか?

開発者によれば、セルフホスト版とクラウド版は基本的に同じコードベースで、機能面での違いはありません。ただし、TikTokなど一部プラットフォームの開発者アプリ承認は、セルフホストの場合は自分で申請・維持する必要があります。

メリット5
  • 30以上のプラットフォームに対応し、Mastodon・Warpcast・Lemmyなど分散型SNSまでカバー

  • オープンソースで無料セルフホストが可能、データを自社サーバーに置ける

  • AIによる文章・画像・動画生成やCanvaライクなデザインツールが標準搭載

  • MCPサーバーによりClaude・ChatGPTなどのAIエージェントから投稿・スケジュールを操作できる

  • RSS自動投稿やエバーグリーン投稿の再利用など、実用的な自動化機能が揃っている

デメリット5
  • クラウド版に恒久的な無料プランがなく、7日間トライアル後は有料プランが必須

  • UIが英語のみで、日本語ローカライズには対応していない

  • 分析機能は専業の分析ツールと比べるとシンプル

  • サポートは基本的にDiscordコミュニティが中心

  • セルフホストには技術知識が必要で、既知の不具合報告もある

まとめ

Postizは、対応プラットフォームの広さとオープンソースならではのセルフホストという選択肢を武器にした、他にはあまりないポジションのSNS投稿ツールです。AIエージェント連携やAIコンテンツ生成を積極的に取り込んでいる点も、今のタイミングで検討する価値を高めています。一方で、クラウド版の無料プランがないことや、UIが英語のみであること、サポート体制がDiscord中心であることは、他の主要ツールと比べたときのウィークポイントとして押さえておくとよいでしょう。

スクリーンショット

近日追加予定です。最新 UI は公式サイトをご確認ください。

比較記事を準備中です。

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    Postizの料金プランを解説|Standard・Team・Pro・Ultimate・セルフホストの違い

著者(私が書きました)

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Hoda

フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

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