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Postizの料金プランを解説|Standard・Team・Pro・Ultimate・セルフホストの違い

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最終更新日: 2026年7月27日

こんにちは、Hodaです。

Postizの特徴や機能については別記事「Postizレビュー」でまとめましたが、今回は料金プランだけにフォーカスして、もう少し詳しく解説します。Postizはプランごとの機能差が細かく、「どのプランを選べばいいか」で迷いやすい構成になっているので、それぞれの向いているケースを整理していきます。

基本方針:チャンネル課金+機能の段階制、セルフホストなら無料

Postiz
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Postizの料金は、大きく2つの軸で決まります。

  • 接続するチャンネル数の上限:プランごとに5〜100チャンネルまでと段階的に区切られている
  • AI生成・Webhookなどの利用枠:プランが上がるほど、AI画像・動画の生成枠やWebhookの利用件数が増えていく

ここでいう「チャンネル」とは、接続する個々のSNSアカウントを指します。たとえばFacebookページを3つ接続する場合は、1ページにつき1チャンネルとしてカウントされるため、3チャンネル分の枠を消費する点に注意が必要です。複数ブランド・複数クライアントを運用する場合は、ブランドごとに必要なアカウント数を積み上げて見積もっておくとよいでしょう。

なお、Postizはオープンソース(AGPL-3.0)のため、自分のサーバーにセルフホストすれば、ソフトウェア自体の利用料はかかりません。クラウド版の料金体系とあわせて、この記事では両方の選択肢を整理します。

プラン一覧

料金は2026年7月時点の情報です。

プラン
プラン

実際の金額やプラン内容は変更されている可能性が高いため、契約前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。年払いにすると、月払いに比べておよそ20%程度安くなります。

プラン 月額(月払い) 月額(年払い時) チャンネル数 投稿数
Standard $29 約$23 5 月400投稿まで
Team $39 約$31 10 無制限
Pro $49 約$39 30 無制限
Ultimate $99 約$79 100 無制限
セルフホスト サーバー代のみ(例:月4〜8ユーロ程度) 同左 制限なし 無制限

Standard($29/月):個人クリエイターの入門プラン

Standardは、これから複数SNSでの発信を始める個人クリエイターや、一人で運用する事業者向けの入門プランです。

  • チャンネル数:5
  • 投稿数:月400投稿まで
  • AI画像生成:月20枚
  • AI動画生成:月3本
  • Webhook:月2件まで
  • API・Advanced Picture Editor・Smart Agent・クロスポストなど基本機能は一通り含まれる
  • チームメンバーの招待は不可(1人での利用が前提)

向いているケース:個人でX・Instagram・LinkedInなど3〜5個程度のアカウントを運用し、AI生成もお試し程度に使いたい方。月400投稿という上限も、個人運用であれば通常はまず超えることのない水準です。

Team($39/月):チーム運用と自動化の入口

Teamは、複数人での運用やRSS自動投稿といった自動化を必要とする段階で候補になるプランです。Standardとの差額はわずか$10ですが、機能面では大きく変わります。

  • チャンネル数:10
  • 投稿数:無制限
  • チームメンバー:無制限に招待可能
  • AI画像生成:月100枚
  • AI動画生成:月10本
  • Webhook:月10件まで
  • RSS自動投稿:対応(ブログやニュースレターの更新を自動でSNS投稿化)
  • 顧客グループ機能:対応(複数ブランド・クライアントをワークスペースとして分離管理)

向いているケース:小規模なチームや、複数ブランドを並行運用する個人事業主。投稿数無制限になる点と、RSS自動投稿・顧客グループが使えるようになる点が、Standardからの大きな進化ポイントです。

Pro($49/月):大規模ビジネス向けの拡張プラン

Proは、Teamからさらにチャンネル数とAI生成枠を拡張したプランです。Postiz自体は「大規模ビジネス向け」と位置づけていますが、実態としてはTeamの延長線上にある中間プランという印象です。

  • チャンネル数:30
  • 投稿数:無制限
  • チームメンバー:無制限
  • AI画像生成:月300枚
  • AI動画生成:月30本
  • Webhook:月30件まで
  • Team同様、RSS自動投稿・顧客グループにも対応

向いているケース:10〜30程度のアカウントを運用する中規模チームや、複数クライアントを抱え始めた代理店。AI生成コンテンツの比重が高く、月100枚では足りなくなってきた場合の移行先としても適しています。

Ultimate($99/月):代理店・大規模運用向け

Ultimateは、Postizの中で最上位に位置する、代理店や大規模チーム向けのプランです。

  • チャンネル数:100
  • 投稿数:無制限
  • チームメンバー:無制限
  • AI画像生成:月500枚
  • AI動画生成:月60本
  • Webhook:無制限

向いているケース:多数のクライアントアカウントを横断的に運用する代理店や、社内に複数ブランドを抱える大規模チーム。Webhookの利用件数に上限がなくなる点は、外部の自動化ツールと密に連携させたい場合に安心材料になります。

セルフホスト:無料だが運用の手間は自分持ち

Postizはオープンソースのため、Dockerで自分のサーバーに導入すれば、ソフトウェア自体の利用料は無料です。開発者によれば、セルフホスト版とクラウド版の機能に基本的な違いはなく、EU圏のサーバー(Hetznerなど)であれば月4〜8ユーロ程度から運用できるとされています。

ただし、チャンネル数やAI生成枠といった「Postiz側の制限」がなくなる代わりに、次のようなコストは自分で引き受けることになります。

  • サーバーの契約・管理費用
  • 各SNSプラットフォームの開発者アプリ登録・審査対応(特にTikTokは審査が厳しいとされる)
  • AI機能を使うための自前のOpenAI APIキーの取得・管理
  • セルフホスト特有の不具合(チャンネル追加時のURL設定関連の既知の問題など)への対応

向いているケース:データを自社サーバーに置きたい、GDPR対応やプライバシーを重視する事業者、そしてDocker環境の構築に慣れている技術者。逆に、サーバー管理の知識がなく「とにかく楽に始めたい」という場合は、クラウド版の方が現実的です。

どのプランを選ぶべきか(早見表)

こんな人に おすすめプラン
個人でSNS発信を始めたばかりで、まずは試したい Standard
チームで運用したい、投稿数の上限を気にしたくない Team
30アカウント規模、AI生成コンテンツを多めに使う Pro
代理店として多数のクライアントを横断運用したい Ultimate
データを自社管理したい、サーバー運用の知識がある セルフホスト

プラン選びで気をつけたいポイント

  • Facebookページは1ページ=1チャンネル:複数ページを運用する場合、想定より早くチャンネル上限に達する可能性があります
  • プランを下げるとチャンネルが自動的に無効化される:ダウングレードして上限を超えた場合、最近接続したチャンネルから自動的に無効化されます。データが削除されるわけではなく、必要なものを再接続すれば復元できます
  • AI生成枠は「積み増し購入」ではなく月次リセット型:使い切った場合に追加購入できるかどうかは、公式サイトで最新の仕様を確認しておくと安心です
  • Standardはチームメンバーを招待できない:1人での運用が前提のプランのため、複数人での共同編集が必要になった時点でTeam以上への移行が必須になります

よくある質問

年払いと月払い、どちらがお得ですか?

年払いにすると月払いに比べておよそ20%程度安くなります。長期的に使う予定であれば年払いの方が有利です。

プラン変更後、接続していたチャンネルはどうなりますか?

いつでもチャンネルの接続・解除・入れ替えが可能です。ダウングレードして上限を超えた場合は、直近で接続したチャンネルから自動的に無効化されますが、削除はされないため、必要なものを選んで再接続できます。

Facebookページを複数持っている場合、チャンネル数はどうカウントされますか?

1つの接続アカウントが1チャンネルとしてカウントされます。Facebookページを3つ接続する場合は3チャンネル分の枠を消費します。

APIやWebhookはどのプランから使えますか?

APIは有料プラン全体(Standard以上)に含まれています。Webhookも同様にStandardから使えますが、月あたりの利用件数がプランごとに異なります(Standard 2件、Team 10件、Pro 30件、Ultimate無制限)。

チームメンバーは何人まで招待できますか?

Standardは1人での利用が前提でチームメンバーの招待はできません。Team・Pro・Ultimateではチームメンバーを無制限に招待でき、管理者(Admin)とメンバー(Member)の2つの役割で権限を分けられます。

複数のブランドやクライアントを1つのアカウントで管理できますか?

Team・Pro・Ultimateでは「顧客グループ」機能を使って、接続したアカウントをブランドやクライアントごとに独立したワークスペースとして整理できます。

セルフホストは本当に無料ですか?

ソフトウェア自体のライセンス費用は無料です。ただし、サーバーの契約・維持費用や、開発者アプリの登録・審査対応、AI機能利用のためのAPIキー取得などは自分で用意・管理する必要があります。

メリット4
  • Standardから月$10増額のTeamで投稿数無制限・チームメンバー無制限になり、コストパフォーマンスが良い

  • チャンネル数・AI生成枠・Webhook件数が段階的に設計されており、規模に応じて選びやすい

  • セルフホストを選べば、ソフトウェア利用料そのものは無料

  • プランのダウングレード時もチャンネルデータは削除されず、再接続で復元できる

デメリット4
  • Standardはチームメンバーを招待できず、1人運用が前提

  • AI動画生成の枠はStandardで月3本とかなり少なく、動画中心の運用には物足りない

  • Facebookページは1ページごとに1チャンネル消費するため、想定より早く上限に達しやすい

  • セルフホストは無料な分、サーバー管理やAPIキー取得などの運用コストを自分で負う必要がある

まとめ

Postizの料金プランは、チャンネル数と機能の段階制によって、個人クリエイターから代理店まで幅広くカバーする設計になっています。個人であればStandard、チーム運用や自動化が必要になった時点でTeam、AI生成コンテンツや運用アカウント数が増えてきたらPro・Ultimateへ、という流れで検討するのが分かりやすいでしょう。データの自己管理を重視するなら、技術力次第でセルフホストという無料の選択肢もあります。

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フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

当サイトでは、海外SaaSツールや最新テクノロジーに関する情報収集、英語圏の公式情報の確認、記事内容のレビューを担当。製品アップデートや業界動向の調査を通じて、より正確で信頼性の高い情報提供をサポートしている。