こんにちは、Hodaです。
Postizの基本機能や料金プランについては別記事「Postizレビュー」「Postizの料金プランを解説」でまとめましたが、今回はPostizが提供する「MCPサーバー」機能だけにフォーカスして解説します。ChatGPTやClaudeのようなAIアシスタントから、自然言語だけでSNS投稿を操作できるようになる仕組みで、AIエージェントを日常的に使っている方にとっては特に相性の良い機能です。
MCPサーバーとは何か
MCP(Model Context Protocol)は、ChatGPTやClaude、CursorのようなAIアシスタントが、外部のアプリやサービスと安全に連携するためのオープンな標準規格です。MCPサーバーは、そのアプリの機能をAIに対して公開する役割を持っています。
PostizのMCPサーバーは、この仕組みを使ってAIに「SNS投稿の作成・予約・公開」という機能そのものを渡すものです。接続すると、AIアシスタントがそのままSNS運用エージェントとして機能するようになり、ダッシュボードを開いたり、ツール間でコピー&ペーストしたりする作業が不要になります。
Postiz MCPでできること
公式が挙げている主な特徴は次の通りです。
- 自然言語で指示するだけ:投稿したい内容とタイミングをAIに伝えるだけで、AIが文章を作成し、予約・公開まで行う
- 30以上のプラットフォームに同時対応:X、LinkedIn、Instagram、TikTok、YouTube、Redditなど、Postizが対応する主要SNSにまとめて投稿できる
- リンク1本で接続完了:インストールや複雑な技術設定は不要で、専用リンクをChatGPTやClaude、Cursorに貼り付けるだけで使い始められる
- 先の日程まで計画してもらえる:「1週間分の投稿を計画して」といった指示にも対応し、時間帯まで含めてPostiz側に自動でスケジュールされる
- 画像・動画もその場で生成:AIが画像や動画を生成し、そのまま投稿に添付するところまで一つの指示で完結できる
- 接続はあなたのアカウント内に限定される:接続には個人用のPostiz APIキーが使われるため、AIが操作できるのは、あなたがPostizで事前に連携済みのアカウントに限られる
接続方法:1分以内で完了
接続はPostiz上でAPIキーを取得し、それを使ったURLをAIツール側に登録するだけです。
1. APIキーを取得する
Postizの管理画面から、
Settings → Developers → Public API
に進み、APIキーをコピーします。個人用のMCPリンクは次の形式になります。
https://api.postiz.com/mcp/YOUR_API_KEY
YOUR_API_KEYの部分を、実際に取得したキーに置き換えます。
2. 各AIツールへの登録方法
ChatGPT(コネクタ機能)
1. 設定 → コネクタを開く
2. 「追加」からカスタムコネクタを選択
3. Postiz MCPリンクを貼り付けて保存
Claude(デスクトップアプリ/Cursor)
1. MCP設定を開く
2. 「postiz」という名前で新しいサーバーを追加
3. サーバーURLとしてリンクを貼り付け
設定ファイルに直接記述する場合は次のようになります。
{
"mcpServers": {
"postiz": {
"url": "https://api.postiz.com/mcp/YOUR_API_KEY"
}
}
}
Claude Code(ターミナルから1コマンド)
claude mcp add \
--transport http \
postiz \
https://api.postiz.com/mcp/YOUR_API_KEY
これ以外のAIアシスタントでも、MCPに対応しているツールであれば同じリンクをサーバーURLとして登録するだけで利用できます。
接続後の使い方:あとは会話するだけ
接続が完了すれば、特別なコマンドは不要です。同僚に頼むような感覚で、AIに話しかけるだけで投稿が進みます。
たとえば、次のように依頼すると、
「明日の朝9時にXとLinkedInへ、新機能のお知らせ投稿を
スケジュールして。短めで前向きなトーンでお願い」
AI側からは次のような返答とともに、実際に予約投稿が完了します。
「完了しました!XとLinkedInのアカウントを見つけて、
両方とも明日の9時に予約しました。画像も追加しますか?」
1週間分をまとめて計画してもらうことも可能です。
「ローンチについての投稿を1週間分計画して、
チャンネルごとに間隔を空けて配信して」
「5件の投稿を作成し、月曜から金曜にかけて、
X・LinkedIn・Instagramのそれぞれ最適な時間帯に予約しました」
対応プラットフォーム
Postizで事前にアカウントを接続しておけば、その中のどのチャンネルに対してもAI経由で投稿を依頼できます。対応プラットフォームは、X(Twitter)、LinkedIn、Instagram、Facebook、Reddit、YouTube、TikTok、Pinterest、Threads、Bluesky、Mastodon、Discord、Slack、Telegram、Twitch、Kick、Medium、Dev.to、Hashnode、WordPress、Dribbble、Farcaster、Lemmy、Nostr、VK、Googleビジネスプロフィール、Listmonkなど30種類以上に及びます。
料金について
Postiz MCPサーバー自体に追加料金はかかりません。Postizのアカウントを持っていれば、通常の料金プランの範囲内で利用できる機能です。Postiz本体の料金プラン(Standard・Team・Pro・Ultimate、およびセルフホスト)については、別記事「Postizの料金プランを解説」で詳しく解説しています。
安全性について:必ず人の目を通すこと
Postiz公式も明確に注意喚起していますが、MCP経由の接続は個人用のAPIキーを使うため、AIが操作できる範囲はPostiz上で事前に連携済みのアカウントに限定されます。全く知らないアカウントを勝手に操作されるようなことはありません。
とはいえ、AIが自動生成した文章をそのまま公開してしまうリスクはゼロではありません。公式サイトにも「必ず人間がループの中に入るようにしてください(Please make sure there is always a human in the loop)」という一文が明記されています。特に予約投稿を一括で組む場合は、実際に公開される前に内容を確認する運用を挟むことをおすすめします。
よくある質問
MCPサーバーとは何ですか?
MCP(Model Context Protocol)は、ChatGPTやClaude、Cursorのようなアシスタントが外部アプリと安全に接続するためのオープンな標準規格です。MCPサーバーは、そのアプリの機能をAIに公開する仕組みで、Postiz MCPサーバーはSNS投稿の予約・公開機能をAIに与えるものです。
PostizのMCPサーバーとは何ですか?
Postizと、MCPに対応した任意のAIアシスタントを接続するための1本のリンクです。接続すると、AIがSNS運用エージェントとして機能し、30以上のプラットフォームへの投稿作成・予約・公開を、ダッシュボードを開かずにこなせるようになります。
どのAIアシスタントで使えますか?
ChatGPT、Claude、Claude Code、CursorをはじめとするMCP対応ツールで利用できます。同じPostiz MCPリンクをサーバーURLとして登録するだけで、自然言語による投稿依頼が可能になります。
どのSNSプラットフォームに投稿できますか?
X(Twitter)、LinkedIn、Instagram、Facebook、TikTok、YouTube、Reddit、Threads、Pinterest、Bluesky、Mastodonなど30以上のチャンネルに対応しています。Postiz側で事前にアカウントを接続しておけば、そのどれに対してもAI経由で投稿できます。
Postiz MCPサーバーは安全に使えますか?
はい。接続には個人用のPostiz APIキーが使われるため、AIが操作できるのは、あなたがPostizで既に連携済みのアカウントに限られます。ただし、AIが公開する内容は必ず人が確認する運用を推奨します。
Postiz MCPの利用に追加料金はかかりますか?
かかりません。Postizのアカウントがあれば、通常の料金プランの範囲内でMCPサーバーを利用できます。
自然言語で指示するだけで、投稿の作成から予約・公開までAIに任せられる
30以上のプラットフォームに、1つの会話からまとめて投稿できる
リンクを貼り付けるだけで接続でき、インストールや複雑な技術設定が不要
個人用APIキー経由の接続のため、AIが操作できる範囲は既に連携済みのアカウントに限定される
追加料金なしでPostizのアカウントに含まれている
AIが自動生成・自動公開する内容を、人が確認しないまま配信してしまうリスクがある
一括で複数プラットフォームに予約投稿を組む場合、誤りが広範囲に拡散する可能性がある
MCP対応のAIツールを普段から使っていない場合、恩恵を実感しにくい






