ツール最新情報
2026年9月23日—Help me write 機能が実装されました
こんにちは、Hodaです!
音声入力ツール「Typeless」を使っていて、こんな経験はありませんか?
- 自分の名前やサービス名が、毎回違う漢字や表記に変換されてしまう
- 業界用語や略語が正しく認識されない
- 同じ修正を何度も繰り返している
こうした悩みを解決してくれるのが、Typelessの辞書機能です。今回は僕が実際に使ってみた中での、辞書機能の意味、役立つケース、自動追加と手動追加の違い、具体的な操作方法までをまとめて解説します。
なお、ディクテーションの記録を確認できる履歴機能については別の記事で扱います。この記事では辞書機能だけに絞って説明します。
Typelessの辞書機能とは?
辞書機能とは、Typelessに認識させたい単語やフレーズをあらかじめ登録しておく機能です。登録した言葉は、ディクテーション中に正しく認識されるようになります。

登録できるものの例は次のとおりです。
- 人名・地名
- プロジェクトの略語
- 固有名詞
- ドメイン用語
- 業界用語
一般的な言葉は音声認識だけで問題なく変換されますが、固有名詞や専門用語は誤変換が起きやすい部分です。辞書に登録しておくことで、そうした言葉の認識精度を高められます。
辞書機能が役立つケース
1. 人名・社名・サービス名をよく入力する
取引先の名前や自社のサービス名は、一般的な辞書にない表記であることが多く、誤変換されやすい代表例です。一度登録しておけば、毎回直す手間がなくなります。
実際に登録した後に「ホダプレス」を含んだ文章を話すと
HodaPress は IT ツールなどに特化した YouTube チャンネルです。 としっかりと認識してくれました!
2. プロジェクトの略語を使う
チーム内でしか通じない略語やプロジェクトの呼び名も、辞書に登録できます。社内の議事メモやチャットへの入力で特に便利です。
3. 専門分野の用語を扱う
IT、医療、法務、マーケティングなど、分野ごとに独特の用語があります。こうした専門用語を登録しておくと、専門的な文章でも修正の回数を減らせます。
4. 表記ゆれを統一したい
同じ言葉でも、ひらがな・カタカナ・英字など表記が複数ある場合があります。好みの表記を登録しておけば、自分のルールに沿った文章を作りやすくなります。
設定しておかないと 「マンガ」「漫画」「まんが」などが誤変換されてしまいます。
自動追加と手動追加の違い
Typelessの辞書には、言葉が登録される方法が2種類あります。辞書画面では、すべて・自動追加・手動追加で表示を絞り込めます。
| 種類 | 登録のされ方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 自動追加 | ディクテーション後に単語を修正すると、Typelessが好みのスペルを認識して自動で登録 | 普段どおり使いながら、少しずつ辞書を育てたいとき |
| 手動追加 | 自分で単語やフレーズを入力して登録 | 事前に分かっている用語をまとめて登録したいとき |
自動追加:修正するだけで辞書が育つ
ディクテーションの結果を自分で修正すると、Typelessがその修正を学習し、好みのスペルを自動追加の下に追加してくれます。辞書を意識して操作しなくても、使い込むほど自分向けに最適化されていく仕組みです。
手動追加:先回りして登録できる
間違いが起きる前に、よく使う言葉を自分で登録しておく方法です。新しいプロジェクトを始めるときや、固有名詞が多い仕事に取りかかる前に、まとめて登録しておくと効果的です。手動で追加した言葉は手動追加の下に表示されます。

辞書に単語を追加する方法
単語またはフレーズを1つずつ追加する
デスクトップ版
- 「新しい単語」をクリックします。
- Typelessに認識させたい単語またはフレーズを入力します。
- 「単語を追加」をクリックします。
モバイル版
- 辞書の右下にある追加アイコンをタップします。
- 単語またはフレーズを入力します。
- 「単語を追加」をタップします。
CSVファイルで一括インポートする(デスクトップ版)
登録したい言葉が多い場合は、CSVファイルでまとめて取り込めます。
- 「新しい単語」をクリックします。
- 「CSVをインポート」をクリックします。
- 追加したい単語が入ったCSVファイルを選択します。
インポートした言葉は手動追加の下に表示されます。
ちなみに、一般手に辞書を追加する場合は「よみかた → 単語」のように追加するケースが多いですが、Typeless の場合は単語だけ登録すれば良い感じです。
登録した単語を更新・削除する方法
登録した言葉は、あとから編集や削除ができます。
- 対象の単語を探します。見つからない場合は、辞書の右上にある検索アイコンをクリック(タップ)し、単語の全体または一部を入力します。
- デスクトップ:単語にカーソルを合わせて「編集」または「削除」をクリックします。
- モバイル:単語をタップして編集するか、左にスワイプして「編集」または「削除」をタップします。
- 変更を保存するか、削除を確認します。
2026年9月8 のアップデートで、辞書から複数の単語を削除できるようになりました。
単語の上にカーソルを合わせてチェックボックスをクリックすると選択モードになります。そこから削除したい項目をクリックして削除することができるようになりました。

辞書を上手に使うコツ
- まずは誤変換が多い言葉から登録する:全部を一度に登録しようとせず、実際に困った言葉から追加すれば無駄がありません。
- 自動追加を活用する:修正するだけで辞書に反映されるため、日常的に使いながら育てるのが最も手軽です。
- 定期的に見直す:検索機能を使えば、不要になった言葉の整理も簡単です。
- 用語リストはCSVでまとめて管理する:プロジェクトや業務ごとにリストを作っておくと、環境を変えたときにもすぐ登録できます。
Typeless辞書機能のメリット・デメリット
人名や専門用語の認識精度を高められる
修正するだけで自動追加されるため、手間がかからない
手動追加・CSV一括インポートで事前の準備もできる
検索・編集・削除で管理しやすい
手動追加が中心の場合、最初に登録する手間がかかる
CSVの一括インポートはデスクトップ版の操作として案内されている
よくある質問
Q. 辞書に登録できるのは単語だけですか?
単語だけでなく、フレーズも登録できます。
Q. 自動追加された言葉は消せますか?
はい。自動追加・手動追加を問わず、編集や削除が可能です。
Q. 登録した言葉はすぐに反映されますか?
登録した言葉は、以降のディクテーションで認識されるようになります。
Q. 履歴機能との違いは?
辞書は「言葉の認識を良くするための設定」、履歴は「これまでのディクテーション内容を確認する機能」です。役割が異なるため、あわせて使うと便利です。
まとめ
Typelessの辞書機能は、固有名詞や専門用語の誤変換を減らし、音声入力をより快適にするための機能です。
- 辞書は、Typelessに認識させたい言葉を登録する機能
- 登録方法は自動追加(修正から学習)と手動追加(自分で登録)の2種類
- 手動追加は1つずつ入力するか、CSVで一括インポートできる
- 登録した言葉は、検索・編集・削除で管理できる
まずは、普段よく誤変換される言葉をいくつか登録するところから始めてみてください。使い込むほど、自分専用の精度の高い音声入力環境に育っていきます。






