WooCommerce logo

WooCommerceを2年間使ってみた感想|メリット・デメリットを正直にレビュー

公式サイト(新しいタブで開く)

最終更新日: 2026年9月12日

こんにちは、Hodaです!

WordPressでネットショップを作れるプラグイン「WooCommerce」。Shopifyなどの有料ASPカートと比較検討している方も多いのではないでしょうか。この記事では、実際にWooCommerceを触ってみて感じたメリット・デメリットを、忖度なしの感想としてまとめました。

実際、僕はWooCommerceの構築や保守サポートも提供してきました。その経験からクライアントからよくある意見や感想も含めています。

導入を検討している方の判断材料になれば幸いです。

WooCommerceとは

WooCommerce公式サイト
WooCommerce公式サイト

WooCommerceは、WordPressに追加するだけでECサイト機能を実装できる無料プラグインです。WordPress自体が世界的に高いシェアを誇るCMSであることもあり、WooCommerceも「WordPress製ネットショップ」の定番として広く使われています。

まずは、実際に使ってみて感じたメリットから見ていきます。

WooCommerceを使ってみて感じたメリット

完全無料で使えるので、気が楽

WooCommerce自体は完全無料で導入できます。月額固定費がかからないという安心感は大きく、「とりあえず試してみる」というハードルの低さにつながっています。もちろんサーバー代やドメイン代は別途必要ですが、カート機能そのものに費用がかからないのは精神的にかなり楽です。

プラグインが豊富で、好きなことができる

WooCommerceプラグイン
WooCommerceプラグイン

WooCommerceの大きな強みは、プラグインの選択肢の多さです。Shopifyと同じように、好きなプラグインを追加して機能を拡張できますが、WooCommerceの場合は買い切り型のプラグインが多いという特徴があります。Shopifyの多くのアプリが月額課金制であるのに対し、WooCommerceでは一度購入すれば使い続けられるプラグインが少なくありません。

長期的に運用すればするほど、コスト面でお得になる可能性がある点は見逃せないポイントです。

英語系のプラグインが多いですが、Google翻訳である程度は理解できます。

決済はStripeや後払い(Paidy)と連携できる

決済まわりも柔軟です。Stripeとの連携はもちろん、Paidyのような後払い決済とも連携できるため、国内向けのショップでも顧客の決済手段の選択肢を広げやすくなっています。「使いたい決済方法がないから選べない」という事態になりにくいのは安心材料です。

データを完全に自分で管理できる

WooCommerceは自分のサーバー上にデータを持つ形になるため、データを完全に自分でコントロールできます。プラットフォーム側の都合でアカウントが停止される、仕様変更に振り回されるといったリスクが相対的に小さく、ある意味では安全性が高いとも言えます。

ただし、これは裏を返せば「顧客情報などのデータ管理責任も、すべて自分側にある」ということでもあります。個人情報を預かる以上、セキュリティ対策やバックアップ体制は自分でしっかり整える必要がある点は忘れてはいけません。

WooCommerceを使ってみて感じたデメリット・注意点

サイトメンテナンスは自分でする必要がある

WooCommerceはあくまでWordPressのプラグインという位置づけなので、ベースはどこまで行ってもWordPressです。WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート、不具合対応などは基本的に自分で行う必要があります。Shopifyのようにプラットフォーム側がインフラ管理をまるごと引き受けてくれるわけではない、という点は事前に理解しておくべきポイントです。

セキュリティ・保守面のリスクがある

WordPressベースであることは自由度の高さにつながる一方、セキュリティ面のリスクとも表裏一体です。WordPressは世界的に利用者が多いぶん攻撃対象にもなりやすく、脆弱性対策やこまめなアップデートを怠ると、不正アクセスや改ざんのリスクが高まります。

ネットショップという性質上、決済情報や顧客情報を扱うことも多いため、この点はShopifyなどのSaaS型と比べてシビアに捉える必要があります。

プラグインを入れすぎるとサイトが重くなる

「プラグインが豊富=なんでもできる」のは魅力ですが、便利だからと次々に追加していくと、サイトの表示速度が目に見えて低下していきます。ページ表示速度はSEOにも購入率にも直結するため、プラグインは必要なものに絞り込み、定期的に整理する運用が欠かせません。

無料テーマでは商品ページが質素になりがち

無料テーマのままだと、商品ページのデザインがどうしてもシンプルというか、やや物足りない見た目になりがちです。

ここは素直に、ECサイト向けの有料テーマを導入するのがおすすめです。商品ページの見せ方はそのまま購入率に影響するため、デザイン面への投資は惜しまない方がよいと感じています。

ちなみに、僕がオススメするのは WoodMart というテーマです。 ドラッグドロップで自由なサイトのデザインを作ることができ、かなり多機能なのでオススメです。

Prebuilt websites for WooCommerce
Prebuilt websites for WooCommerce

メリット・デメリット早見表

メリット4
  • 完全無料で導入できる

  • プラグインが豊富で自由度が高い(買い切り型が多くコスト面で有利)

  • Stripe・Paidyなど決済連携の選択肢が広い

  • データを自分で完全に管理できる

デメリット5
  • サイトメンテナンスは自己責任(ベースはWordPress)

  • セキュリティ・保守面のリスクがある

  • プラグインを入れすぎるとサイトが重くなる

  • 無料テーマでは商品ページが質素になりがち

  • 顧客情報などデータ管理の責任も自分側にある

こんな人にWooCommerceはおすすめ

WooCommerceは、初期費用や月額費用を抑えたい方、自分でサイトの面倒を見る時間と知識がある方、そしてデータを自分の手元で管理したい方に向いています。逆に、運用の手間をできるだけかけたくない方や、サーバー管理・セキュリティ対策に自信がない方は、Shopifyのようなオールインワン型のASPカートのほうが向いているかもしれません。

自分のリソースと相談しながら、選択肢の一つとして検討してみてください。

シェア

LINEでシェア
  • WooCommerce logo
    代替
    WooCommerceの代替サービス6選|運用の手間とコストが気になる人へ

あわせて見たいツール

TrustWILL Reviews logo
TrustWILL Reviews

トラストウィル

4.8

Shopifyでレビューを集めるなら、まず試したい日本語対応レビューアプリ

月額19ドルから
Shopify logo
Shopify

ショッピファイ

4.8

世界シェア最大級の本格派ECサイト構築プラットフォーム。専門知識がなくても、デザイン性の高いネットショップを迅速に開設可能。

月額3,650円から
PageFly logo
PageFly

ページフライ

4.8

Shopifyストア向けの人気ページビルダーです。ノーコードで高品質なLPや商品ページを作成できます。

月額24ドルから
Gempages logo
Gempages

ジェムページ

4.7

2017年にリリースされたShopify専用のページビルダーアプリ

月額29ドル

著者(私が書きました)

Hoda(HodaPress)
  • Kajabiパートナー
  • 海外SaaSレビュー
  • 40+ countries visited

HodaPress

Hoda

フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

当サイトでは、海外SaaSツールや最新テクノロジーに関する情報収集、英語圏の公式情報の確認、記事内容のレビューを担当。製品アップデートや業界動向の調査を通じて、より正確で信頼性の高い情報提供をサポートしている。