こんにちは、Hodaです。
VPNを探していると、候補としてよく比較されるのが Proton VPN と NordVPN です。

どちらも世界的に利用されている大手VPNで、ノーログポリシー、キルスイッチ、マルチホップ、広告・トラッカーブロックなど、VPNに求められる主要機能はかなり充実しています。
そのため、
「結局、Proton VPNとNordVPNはどっちがいいの?」
と迷っている方も多いと思います。
先に結論を書くと、純粋な通信速度やストリーミングの使いやすさを重視するならNordVPNがやや有利です。
一方で僕としては、VPNというサービスの性質を考えると、オープンソース、スイス拠点、ノーログ監査、無料プラン、Secure Coreなど、透明性を重視しているProton VPNを総合的にはおすすめします。

Proton VPN
30日間返金保証返金保証ありプライバシーを守る、スイス発の高セキュリティVPN
価格
月額6.99ドルから
無料プラン
あり
試用・無料枠
制限あり
総評
14日間無料でお試しできます!
この記事では、2026年時点の両サービスを料金、速度、安全性、プライバシー、サーバー、ストリーミング、P2Pなどの項目に分けて比較していきます。
Proton VPNとNordVPNの違いを一目で比較
まずは主な違いを表にしました。
| 項目 | Proton VPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 運営・法域 | スイス | パナマ法域 |
| 無料プラン | あり | なし |
| 無料プランのデータ容量 | 無制限 | - |
| 有料版の同時接続 | 10台 | 10台 |
| サーバー規模 | 20,000台以上 | 8,400台以上 |
| 対応国 | 140か国以上 | 167か国以上 |
| 通信速度 | ◎ | ◎〜非常に高速 |
| ノーログ | ○ | ○ |
| 外部監査 | ○ | ○ |
| アプリのオープンソース | ○ | 一部技術を除きProtonほど全面的ではない |
| マルチホップ | Secure Core | Double VPN |
| VPN検知対策 | Stealth | Obfuscated Servers / NordWhisper |
| 広告・トラッカーブロック | NetShield | Threat Protection |
| ポートフォワーディング | ○ | × |
| P2P | ○ | ○ |
| ストリーミング | ◎ | ◎ |
| パスワード管理 | Proton Pass | NordPass |
| クラウドストレージ | Proton Drive | NordLocker系機能・プラン内ストレージ |
| メール | Proton Mail | - |
| 30日返金保証 | ○ | ○ |
| おすすめ用途 | プライバシー・無料・透明性 | 速度・動画・総合セキュリティ |
簡単にまとめると、
Proton VPNは「VPNそのものの透明性・プライバシー」を重視したサービス。
NordVPNは「速度・使いやすさ・セキュリティ機能全部入り」を重視したサービス。
という違いがあります。
料金を比較
まず料金から比較してみましょう。
Proton VPNの料金
Proton VPNには大きく分けて、
- Proton Free
- VPN Plus
- Proton Unlimited
があります。
Proton VPNの価格表
最終更新日
無料プランあり
料金は米ドル(USD)表示
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Proton Free | $0 /月 | 情報なし | まず無料で安全なVPNを試したい個人向け |
| |||
| VPN Plus | $9.99 /月 | $6.99 /月 | 高速VPNやストリーミングを使いたい個人向け |
| |||
| Proton Unlimited | $12.99 /月 | $9.99 /月 | VPNとメール・ストレージ等をまとめたい個人向け |
| |||
Proton Free
まず無料で安全なVPNを試したい個人向け
- 月払い
- $0 /月
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- 1台のデバイスを同時に保護
- 10か国のサーバーにランダム接続、速度は中程度
- データ量制限なし・ログなし・広告なし
- クレジットカード不要
VPN Plus
高速VPNやストリーミングを使いたい個人向け
- 月払い
- $9.99 /月
- 年払い(月額換算)
- $6.99 /月
- 10台のデバイスを同時に保護、140か国以上・20,000台以上のサーバー
- ストリーミング、P2P、NetShield(広告・マルウェアブロック)、Secure Core
- 年払いの月あたり$6.99は年額$83.88の計算値(12か月ごとの更新価格としてページに表示)
- 24か月プランは$119.76(月あたり$4.99)。ページの$3.49/月は初回24か月の割引価格($83.76)
- 無料トライアルなし(30日間返金保証あり)
Proton Unlimited
VPNとメール・ストレージ等をまとめたい個人向け
- 月払い
- $12.99 /月
- 年払い(月額換算)
- $9.99 /月
- VPN Plusの全機能に加え、Mail・Calendar・Drive・Passのプレミアム機能
- ドライブ500GB、メールアドレス15件、カスタムドメイン3個
- 年払いの月あたり$9.99は年額$119.88の計算値
- 24か月プランは$191.76(月あたり$7.99、ページの$7.99/月はこの表示)
- 無料トライアルなし(30日間返金保証あり)
Proton Freeは完全無料です。
VPN PlusはVPNに必要な有料機能を利用できるプランで、通常の月払いは $9.99/月です。
長期契約では大きく割引されます。
2026年10月時点では、公式ページによって2年契約が月額換算$2.99〜$3.49前後になるキャンペーン表示を確認できます。
価格はアクセスするページ、地域、キャンペーンによって変わるため、申込時の最終価格を確認してください。
NordVPNの料金
NordVPNには無料プランはありません。
基本となるBasicプランは通常月払いで $14.99/月。

2026年10月時点では2年契約のキャンペーンで、**月額換算$3.49前後(¥580/月)**から利用できます。
上位プランでは、VPNだけでなく、
- 次世代アンチウイルス
- 広告・トラッカー対策
- パスワードマネージャー
- データ漏洩監視
- 1TBクラウドストレージ
- ID保護
などが追加されます。
ただし、NordVPNは最初の2年間や安いですが、その後は通常価格になるので、その点は注意が必要です。実際に以下は僕が過去にNordVPNに支払っていた履歴です。途中までは年間約6000円でしたが、12,000円 → 22,000円となっています。

長期契約では価格差が小さい
以前は「Proton VPNのほうがかなり安い」という比較もありましたが、2026年時点では長期キャンペーンを利用すると差はかなり小さくなっています。
| 契約 | Proton VPN Plus | NordVPN Basic |
|---|---|---|
| 無料 | $0 | なし |
| 1か月 | $9.99 | $14.99 |
| 長期契約 | 約$3前後〜/月 | 約$3.49〜/月 |
| 返金保証 | 30日 | 30日 |
ただし、Proton VPNには無料版があるため、契約前に実際のアプリを長期間試せるという大きな違いがあります。
長期契約する前に「自宅の回線で速度は十分か」「自分が使いたい端末で問題なく動くか」を確認できるのはProton VPNのメリットです。
料金・試しやすさではProton VPNをおすすめします。
無料プランはProton VPNが圧倒的
ここは比較するまでもなくProton VPNです。
NordVPNには常設の無料プランがありません。
一方、Proton VPN Freeは、
- データ容量無制限
- 広告なし
- ノーログ
- キルスイッチ
- 安全なVPNプロトコル
- 1台まで接続
という内容です。

無料VPNでは「月500MBまで」「月10GBまで」といった通信容量制限が一般的ですが、Proton VPNには基本的なデータ容量制限がありません。
もちろん有料プランとの差はあります。
無料版では接続先を自由に選べず、Secure Core、P2P、ストリーミング向け機能、NetShieldの完全版なども利用できません。
それでも、
「無料で安全なVPNを使いたい」
という目的なら、Proton VPNは非常に強い選択肢です。
通信速度はNordVPNがやや有利
ここはNordVPNの強みです。
複数の第三者による2025〜2026年の速度テストを見ると、NordVPNのほうが平均的な速度低下が小さい結果が多く出ています。
NordVPNではWireGuardをベースにした独自プロトコル NordLynx が使われており、高速通信を大きな強みとしています。
Proton VPNもWireGuardと独自のVPN Acceleratorを搭載しているため十分高速ですが、海外サーバーへの長距離接続や高速回線を使った比較では、NordVPNが上回るケースが多く見られます。
ただしVPNの速度は、
- 自宅の回線
- 接続する国
- サーバーとの距離
- サーバーの混雑率
- 使用端末
- VPNプロトコル
によって大きく変わります。

そのため「NordVPNなら常にProton VPNより速い」という意味ではありません。
通常のWebブラウジング、YouTube、動画視聴、オンライン会議程度であれば、どちらも十分高速です。「VPSをつなげるとネットが遅くなる」と思っている方も多いと思いますが、NordVPNではそこまでそれは感じませんでした
とにかくVPN接続時の速度低下を小さくしたいならNordVPNが有利です。
サーバー数はProton VPN、対応国はNordVPN
サーバーネットワークも面白い違いがあります。
2026年時点の公式情報では、Proton VPNは20,000台以上・140か国以上にサーバーを展開しています。
一方NordVPNは8,400台以上・167か国以上です。
つまり、
サーバーの総数 → Proton VPN
接続できる国の種類 → NordVPN
という関係です。
単純にサーバー数が多ければ速いというわけではありませんが、ユーザーを多くのサーバーへ分散しやすいという意味ではProton VPNの大規模ネットワークはメリットです。
一方、旅行先や特定の国のIPアドレスが必要な場合には、対応国が多いNordVPNのほうが便利なケースがあります。
プライバシーと透明性はProton VPNを評価したい
VPNを選ぶ上で、個人的に一番重要だと思うポイントです。
VPNを利用すると通信は暗号化されますが、その通信を中継するのはVPN事業者です。
つまり、
「ISPの代わりにVPN会社を信用する」
という構造になります。
そのため「暗号化方式がAES-256だから安全」というだけではなく、運営会社がどの程度透明性を確保しているかも重要です。
Proton VPN
Proton VPNはスイスを拠点としており、厳格なノーログポリシーを掲げています。
特に特徴的なのが、すべての主要アプリをオープンソースとして公開していることです。
ソースコードを第三者が確認できるため、「アプリが説明通りの処理をしているのか」を外部から検証できます。
さらにProton VPNはSecuritumによるノーログ監査を継続的に実施しており、2026年には5年連続となる外部監査を通過しています。
監査レポート自体も公開されています。
NordVPN
NordVPNも「プライバシーが弱いVPN」というわけではありません。
パナマ法域を採用し、ノーログポリシーを掲げています。
NordVPNもPricewaterhouseCoopersやDeloitteなどによる独立検証を複数回受けており、2025年までに6回のノーログ検証実績を公表しています。
またサーバーについても、ディスクにデータを恒久保存しないRAMベースのインフラを導入しています。
そのため、どちらもプライバシー面では業界トップクラスと考えてよいでしょう。
その上で僕がProton VPNを評価したい理由は、ノーログだけではなく、
- アプリをオープンソース化
- 監査結果を公開
- 透明性レポートを公開
- スイス法域
- Secure Core
- 無料ユーザーにもノーログ方針を適用
という複数の仕組みを組み合わせている点です。
透明性という観点ではProton VPNを一歩上に評価します。
Secure CoreとDouble VPNを比較
両サービスとも、通信を2つのVPNサーバーへ通すマルチホップ機能があります。

Proton VPNでは Secure Core、NordVPNでは Double VPN と呼ばれています。
通常は、
端末 → VPNサーバー → Webサイト
となるところを、
端末 → VPNサーバー1 → VPNサーバー2 → Webサイト
という経路にします。
Proton VPNのSecure Core
Secure Coreでは、スイス・アイスランド・スウェーデンなど、プライバシー保護に適した国にあるProton管理のサーバーを入口として利用します。
単純に2台のサーバーを通すというより、信頼性の高い入口サーバーを設けることを重視した仕組みです。
NordVPNのDouble VPN
NordVPNのDouble VPNも、2つのVPNサーバーを経由してIPアドレスと通信を保護します。
利用方法はシンプルで、対応アプリからDouble VPNサーバーを選ぶだけです。
どちらも通常の利用には必須ではありません。
サーバーを2台経由するため速度やレイテンシは悪化します。
一般的なショッピング、動画視聴、Web閲覧なら通常サーバーで十分です。
ジャーナリスト、研究者、活動家など、より高いレベルの通信保護が必要な場合に利用する機能と考えるとよいでしょう。
VPN規制への対策
VPN通信そのものがブロックされるネットワークでは、通常のWireGuardやOpenVPNでは接続できない場合があります。
Proton VPNには Stealth があります。
VPN通信を通常の通信に近い形に見せることで、VPNが制限されているネットワークでも接続しやすくするためのプロトコルです。
NordVPNにも、
- Obfuscated Servers
- NordWhisper
など、VPN通信が制限されている環境を想定した機能があります。
どちらも非常に強力ですが、中国などVPN規制が厳しい地域では状況が頻繁に変化します。
どのVPNでも「必ず接続できる」と保証することはできません。
ストリーミングはNordVPNがやや有利
NetflixやPrime Videoなどのストリーミング目的では、NordVPNを少し上に評価します。
複数の第三者テストで、NordVPNは各国のストリーミングサービスへの接続成功率が高く、通信速度も安定しているという結果が出ています。
Proton VPN Plusもストリーミングに対応しており、Netflixなどの主要サービスを利用できます。
ただし、Proton VPN Freeはストリーミング用途を前提としたプランではありません。
有料版同士を比較すれば両方とも十分使えますが、
海外旅行時などに動画サービスを頻繁に利用することが最優先ならNordVPNのほうが無難
というのが僕の評価です。実際に僕は海外に住んでいた時に、NordVPNで日本のニュースなどを見ていました。これは実際に問題なく使うことができることを確認しています。
なお、ストリーミングサービス側のVPN検出方法は常に変化しています。
現在アクセスできるサービスが将来的にも利用できるとは限らない点には注意してください。
P2P・TorrentではProton VPNが有利
P2P通信はどちらも対応しています。
NordVPNにはP2P向けに最適化されたサーバーが用意されています。
Proton VPNにもP2P対応サーバーがあり、さらに有料プランではポートフォワーディングを利用できます。
ポートフォワーディングを使うと外部のピアから接続を受けられるようになるため、対応するP2Pソフトでは接続性や転送効率が改善することがあります。
NordVPNは基本的にポートフォワーディングを提供していません。
そのため、
P2Pを細かく設定して使いたい人はProton VPNのほうが機能的に優れています。
Proton VPN FreeではP2Pは利用できないため、有料プランが必要です。
広告・トラッカー・マルウェア対策
両サービスとも単純なVPNだけではなく、危険なサイトや広告、トラッカーをブロックする機能を提供しています。
Proton VPN:NetShield
NetShieldはDNSレベルで、
- 広告
- トラッカー
- マルウェアを配信するドメイン
などをブロックします。
非常にシンプルで、VPNとセットで使いやすい機能です。
NordVPN:Threat Protection
NordVPNはこの分野をかなり強化しています。
上位プランでは、広告・トラッカー対策だけでなく、ダウンロードしたファイルのマルウェアチェックなども行える次世代アンチウイルス機能を提供しています。
セキュリティソフトまでまとめたいならNordVPNのほうが機能は豊富です。
一方、VPNに余計な機能を増やしすぎず、広告・トラッカー対策程度で十分ならNetShieldでも問題ありません。
Proton UnlimitedとNordVPNの上位プラン
両社とも、現在は「VPN会社」というより総合的なプライバシー・セキュリティ企業になっています。
ただし方向性が違います。
Proton
Proton Unlimitedでは、
- Proton VPN
- Proton Mail
- Proton Pass
- Proton Drive
- Proton Calendar
- Proton Docs
- Proton Sheets
などをまとめて利用できます。
つまり、
メール、パスワード、ファイル、VPNをGoogleやMicrosoftとは別のプライバシー重視環境にまとめたい人
に向いています。
Nord
NordVPNのCompleteやPrimeなどでは、
- VPN
- 次世代アンチウイルス
- 広告・トラッカーブロック
- パスワードマネージャー
- データ漏洩監視
- クラウドストレージ
- ID保護
などが利用できます。
こちらは、
パソコンやスマートフォンのセキュリティ機能をまとめたい人
に向いています。
僕はProton Mailなども含めたProtonのエコシステムに魅力を感じますが、ウイルス対策やID保護まで1つの契約にまとめたい場合はNordVPNのほうが強いです。
アプリの使いやすさ
どちらもWindows、macOS、Linux、Android、iPhoneなど主要OSに対応しています。
テレビ系デバイスについてもApple TVやAndroid TVなどに対応しています。
有料プランではどちらも最大10台まで同時接続できます。
操作も非常に簡単です。
VPN初心者なら、
- アプリをインストール
- ログイン
- Quick Connectを押す
程度で利用できます。
NordVPNは初心者向けにかなり整理されたUIを採用しているため、「難しい設定を考えず、とりあえずVPNを使いたい」という人には非常に使いやすいです。
一方Proton VPNは、基本操作は簡単ながら、
- Secure Core
- Stealth
- NetShield
- ポートフォワーディング
- 接続プロファイル
- サーバー負荷率
などを確認・設定できるため、少し細かく設定したいユーザーにも向いています。
サポートはほぼ互角になった
過去のProton VPNとNordVPNの比較記事では、
「NordVPNは24時間ライブチャットがあるが、Proton VPNにはない」
と書かれているものがあります。
しかし、これは現在では古い情報です。
2026年10月時点のProton VPN公式サポートでは、有料ユーザー向けに24時間365日のライブチャットを提供しています。
NordVPNも24時間ライブチャットを提供しています。
そのため、現在はサポート時間だけを理由にNordVPNを選ぶ必要性はかなり小さくなっています。
Proton VPNがおすすめな人
以下に当てはまるなら、僕はProton VPNをおすすめします。
- 無料からVPNを試したい
- データ容量無制限の無料VPNを探している
- プライバシーや透明性を重視したい
- オープンソースのVPNを使いたい
- Secure Coreを使いたい
- ポートフォワーディングが必要
- Proton MailやProton Passも使いたい
- VPN事業者そのものの信頼性を重視したい
特に、
「VPNに詳しくないけど、安全性の高いサービスを選んでおきたい」
という人にはProton VPNをおすすめしやすいです。
無料版から始められるため、最初から2年契約する必要もありません。
NordVPNがおすすめな人
一方、次のような場合はNordVPNのほうが合っています。
- VPN接続時の速度を最重要視する
- ストリーミングを頻繁に利用する
- 接続できる国の数を重視する
- アンチウイルス機能もまとめたい
- VPNについて細かい設定をしたくない
- セキュリティ機能を全部入りで使いたい
NordVPNは非常に完成度が高く、特に速度と使いやすさのバランスではトップクラスです。
そのため「NordVPNはおすすめしない」ということではありません。
目的によってはNordVPNのほうが明確に適しています。
結局Proton VPNとNordVPNはどっちがおすすめ?
最後に用途別にまとめます。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 無料で使いたい | Proton VPN |
| プライバシー | Proton VPN |
| 透明性・オープンソース | Proton VPN |
| VPNの通信速度 | NordVPN |
| ストリーミング | NordVPN |
| 対応国の多さ | NordVPN |
| サーバー総数 | Proton VPN |
| P2P・ポートフォワーディング | Proton VPN |
| Secure Coreなど高度なプライバシー | Proton VPN |
| アンチウイルスなど総合セキュリティ | NordVPN |
| Proton Mailなどとの連携 | Proton VPN |
| 初めてVPNを使う | Proton VPN |
性能だけを比較すればNordVPNが勝つ項目もかなりあります。
特に通信速度やストリーミングについては、NordVPNを選んだほうが満足する人もいるでしょう。
それでも僕が総合的に Proton VPNをおすすめする理由は、VPNは単なる高速化ツールではなく「自分の通信を預けるサービス」だからです。
オープンソースのアプリ、毎年のノーログ監査、スイス法域、Secure Core、透明性レポートなど、Protonは「信用してください」と言うだけではなく、外部から検証できる仕組みを積極的に用意しています。
さらに無料プランがあるので、いきなり長期契約する必要もありません。
まず無料版を使って、
「もっとサーバーを選びたい」「ストリーミングやP2Pでも使いたい」「10台まで接続したい」
と思った段階でVPN Plusへアップグレードする方法が一番失敗しにくいと思います。
よくある質問
Proton VPNとNordVPNはどちらが安全ですか?
どちらも安全性の高いVPNです。ノーログポリシー、キルスイッチ、DNSリーク対策、強力な暗号化、第三者監査などに対応しています。
その中でも、すべての主要アプリをオープンソース化し、監査レポートを公開している透明性を重視するならProton VPNをおすすめします。
Proton VPNとNordVPNはどちらが速いですか?
複数の第三者テストではNordVPNのほうが速度低下が小さい傾向があります。そのため速度だけを重視するならNordVPNが有利です。
ただしProton VPNもWireGuardやVPN Acceleratorを搭載しており、一般的な動画視聴やWeb閲覧では十分高速です。
Proton VPNは本当に無料ですか?
はい。Proton VPN Freeは無料で利用でき、データ容量にも基本的な上限がありません。
ただし同時接続は1台で、接続先の選択、P2P、ストリーミング、Secure Coreなど一部の機能は有料版限定です。
NordVPNに無料プランはありますか?
常設の無料プランはありません。
有料プランには30日間の返金保証があるため、実際に試して合わなければ保証期間内に返金を申請する方法があります。
Netflixを見るならどちらがおすすめですか?
どちらの有料プランも主要ストリーミングサービスに対応していますが、通信速度や第三者テストの結果を考えるとNordVPNを少し上に評価します。
ただしVPN検出はストリーミングサービス側でも頻繁に変更されるため、常にすべての地域やサービスへ接続できる保証はありません。
P2Pではどちらがおすすめですか?
どちらも有料プランでP2Pに対応しています。
Proton VPNはさらにポートフォワーディングに対応しているため、細かくP2P環境を構築したい場合はProton VPNがおすすめです。
Proton VPNとNordVPNの両方を契約する必要はありますか?
通常は必要ありません。
実際には回線や地域によって「Proton VPNではつながりにくいサイトがNordVPNならつながる」といったケースもありますが、一般ユーザーならどちらか1つで十分です。
まずProton VPN Freeを試し、速度や接続先などに不満がある場合にNordVPNも検討する方法がおすすめです。
まとめ
Proton VPNとNordVPNは、どちらを選んでも大きく失敗しにくいVPNです。
速度・ストリーミング・総合的なセキュリティ機能ならNordVPN。
無料プラン・プライバシー・透明性・オープンソース・ProtonエコシステムならProton VPN。
という違いがあります。
僕としては、VPNというサービスでは通信速度だけでなく「そのVPN会社をどこまで信用できるか」が非常に重要だと考えています。
その意味で、オープンソース化や第三者監査を積極的に行い、無料ユーザーにも広告なし・ノーログのVPNを提供している Proton VPNを総合的にはおすすめします。
迷っている場合は、まずProton VPN Freeから試してみるのがよいでしょう。





