Cursor logo

Grok BotからGitHubのプライベートリポジトリにアクセスする方法

公式サイト(新しいタブで開く)

最終更新日: 2026年9月1日

Grok BotからGitHubのリポジトリを読み込ませれば、プロジェクトのコードやMarkdownファイルを参考にして、分析・記事作成・改善提案などをさせることができます。

HodaのGrok Bot
HodaのGrok Bot

公開リポジトリであれば比較的簡単ですが、少しハマったのがGitHubのプライベートリポジトリです。

僕の場合、GitHubアカウント自体には接続できているのに、特定のprivateリポジトリだけ何度アクセスしても「404」になりました。

原因を調べてみると、

CursorにGitHubリポジトリへのアクセスを許可すること

Grok BotからGitHubリポジトリへアクセスすること

は別の認証だったことが分かりました。

今回は、Grok BotからGitHubのprivateリポジトリを読み込めるようにするまでの手順を紹介します。

GitHubには接続できているのにprivateリポジトリが404になる

最初の状態はこのようなものでした。

Grok BotからGitHubアカウントにはアクセスできており、公開リポジトリは確認できます。

しかし、

hoda1234/review-waction

というprivateリポジトリを読み込ませようとすると404になります。

そこで最初に確認したのがGitHubの Installed GitHub Appsです。

GitHubの以下のページを開きます。

Settings
→ Applications
→ Installed GitHub Apps
Installed GitHub Apps
Installed GitHub Apps

私の場合はCursorをインストールしており、

Repository access

Only select repositories

hoda1234/review-waction

という設定になっていました。

一見すると問題なさそうです。

しかし、ここが今回のハマりポイントでした。

CursorのGitHub AppとGrok BotのGitHub認証は別物

GitHubのInstalled GitHub Appsで設定しているCursorは、その名前の通りCursorからGitHubへアクセスするための権限です。

つまり、

GitHub
 ↓
Cursor GitHub App
 ↓
Cursor

という接続です。

一方、Grok BotがGitHub MCPやGitHubコネクタを経由してリポジトリを読む場合は、別の認証情報が使われます。

イメージとしては、

GitHub
 ↓
Personal Access Token
 ↓
GitHub MCP / Connector
 ↓
Grok Bot

という形です。

そのためCursor側で、

Only select repositories
→ review-waction

を設定していても、その権限がそのままGrok Botに引き継がれるわけではありません。

公開リポジトリは読めるのにprivateリポジトリだけ404になる場合は、この認証の違いを確認してみるとよいでしょう。

Personal Access Tokenを作成する

privateリポジトリへアクセスさせるために、GitHubの**Personal Access Token(PAT)**を作成します。

現在は、できれば Fine-grained personal access token を使うのがおすすめです。

Fine-grained tokenなら、

「GitHubアカウント全体」

ではなく、

「このリポジトリだけ」

というようにアクセス範囲を限定できます。

GitHubにログインして、以下へ進みます。

Settings
→ Developer settings
→ Personal access tokens https://github.com/settings/personal-access-tokens
→ Fine-grained tokens
Fine-grained tokens
Fine-grained tokens

その後、

Generate new token

を選択します。

Token nameを設定する

Token nameは自分で分かれば何でも構いません。

例えば、

Grok Bot review-waction

のようにしておくと、後から何に使っているトークンなのか分かりやすくなります。

Expirationを設定する

Personal Access Tokenには有効期限を設定できます。

例えば、

90 days

などにしておけば、万が一トークンを削除し忘れても永久に利用され続けることを防げます。

長期間利用する場合でも、定期的にトークンを更新する運用のほうが安全です。

Resource ownerを選択する

Resource ownerには、アクセスしたいリポジトリを所有しているGitHubアカウントを指定します。

私の場合は、

hoda1234

です。

Repository accessを限定する

ここが重要です。

Repository accessでは、

Only select repositories

を選択します。

そして、Grok Botから利用したいリポジトリだけを追加します。

例えば、

review-waction

です。

これなら、トークンが何らかの理由で流出した場合でも、GitHub内のすべてのprivateリポジトリへアクセスされるリスクを減らせます。

Permissionsを設定する

次にRepository permissionsを設定します。

単純にGrok Botからファイルを読み込ませるだけなら、基本的にはContentsの読み取り権限があれば十分です。

例えば、

Contents
→ Read-only

です。

一方、将来的にGrok Botやエージェントから、

  • ファイルを変更する
  • コードを書き込む
  • Pull Requestを作成する

といった操作までさせたい場合は、必要に応じて権限を追加します。

例えば、

Contents
→ Read and write

や、

Pull requests
→ Read and write

などです。

最初から必要以上に強い権限を与えるのではなく、必要になった権限だけ後から追加するのがおすすめです。

Metadataについては通常、必要なRead権限が自動的に付与されます。

Tokenを発行する

設定が終わったら、

Generate token

をクリックします。

すると、

github_pat_xxxxxxxxxxxxxxxxx

のようなPersonal Access Tokenが表示されます。

このトークンは非常に重要です。

ブログ、チャット、GitHub Issueなどには絶対に貼らないようにしてください。

GitHub MCPやコネクタなどが用意しているSecret・Token入力欄から登録します。

パスワードと同じ扱いだと考えておくとよいでしょう。

これを Grok Bot に登録する

最後に、 これをGrok Bot に登録します。

プラグイン
→ Github
→ セットアップ値
→ ここに追加

「Homepage URL」が表示された場合

Personal Access Tokenを作ろうとしている途中で、

Homepage URL

という入力欄が表示された場合は、ページを間違えている可能性があります。

Homepage URLはGitHub AppやOAuth Appを作成するときに使われる項目です。

Personal Access Tokenの作成画面ではありません。

その場合は、

Settings
→ Developer settings
→ Personal access tokens
→ Fine-grained tokens

へ戻りましょう。

GitHubには、

  • GitHub Apps
  • OAuth Apps
  • Personal access tokens
  • Fine-grained tokens

など似たような認証設定が複数あるので、最初は少し分かりにくいです。

Tokenを登録したのに404になる場合

Personal Access Tokenを発行しても、privateリポジトリが404になることがあります。

その場合はいくつか確認ポイントがあります。

まず、リポジトリ名が正しいか確認します。

例えば、

hoda1234/review-waction

のように、

ユーザー名 / リポジトリ名

を正確に指定します。

次に、Fine-grained tokenの、

Repository access

に対象リポジトリが含まれているか確認します。

また、

Contents

のRead権限が付与されているかも確認します。

それでも公開リポジトリしか表示されない場合は、古いGitHub認証情報がMCPやコネクタ側に残っている可能性もあります。

この場合は、GitHubコネクタ側の認証を更新・再接続してから改めて確認します。

Cursor Cloud Agentの認証とも別

さらにややこしいのですが、Cursor Cloud Agentを利用する場合も、また別の認証状態になることがあります。

そのため、

CursorからGitHubが見える

からといって、

Cursor Cloud Agentからも見える

あるいは、

Grok Botからも見える

とは限りません。

AIエージェントをGitHubと連携するときは、

「どのサービスが、どの認証情報を使ってGitHubにアクセスしているのか」

を分けて考えるのがポイントです。

まとめ

Grok BotからGitHubのprivateリポジトリへアクセスできない場合、GitHub AppのRepository accessだけを確認しているとハマることがあります。

今回特に重要だったのは、

Cursor GitHub App
≠
Grok Botが利用するGitHub認証

という点でした。

privateリポジトリをGrok Botから読み込ませる場合は、Personal Access Tokenを利用し、Fine-grained tokenで必要なリポジトリだけを許可しておくと安全です。

読み込みだけなら、

Repository access
→ Only select repositories

Contents
→ Read-only

くらいの最小限の権限から始めるのがおすすめです。

GitHub、Cursor、MCP、AIエージェントを組み合わせ始めると、それぞれが別々の認証を持っていることがあります。

「GitHubには接続できているのにprivateだけ404になる」という場合は、まず今動かしているAIが実際にどのGitHub認証を使っているのかを確認してみてください。

シェア

LINEでシェア
  • Cursor logo
    料金
    Cursor 料金プラン比較|Hobby・Pro・Pro+・Ultra・Teams【2026年8月】
  • Cursor logo
    代替
    Cursorに不満を感じたら?2026年版・本当に使える代替サービス7選
  • Cursor logo
    ガイド
    Cursorに「Grok Bot」が登場|実務を丸ごと任せられるAIチームメイトとは
  • Cursor logo
    ガイド
    Cursorが独自のコードホスティング「Origin」のEarly Betaを開始!使い方やGitHubとの違いは?
  • Cursor logo
    ガイド
    Cursor が Grok 4.6 に対応|気になる料金とベンチマークまとめ
  • Cursor logo
    ガイド
    Cursorでマークダウンを書く時にオートコンプリートが出来ない時の対処方法
  • Cursor logo
    ガイド
    Cursorで使えるMCPサーバーおすすめ12選

あわせて見たいツール

Lovable logo
Lovable

ラバブル

4.6

AIとのチャット形式でWebアプリやサイトを生成できる次世代型のAIアプリ開発ツール

月額21ドルから
Softr logo
Softr

ソフター

4.3

ノーコードで会員サイト・クライアントポータル・社内ツールなどを簡単に構築できるWebアプリ作成ツール

月額59ドルから
Adalo logo
Adalo

アダロ

4.3

ノーコードでスマホアプリやWebアプリを作成できるアプリ開発プラットフォーム

月額36ドルから
Zernio logo
Zernio

ゼルニオ

4.9

1つのAPIで、15個SNSに公開できるツール

月額6ドルから

著者(私が書きました)

Hoda(HodaPress)
  • Kajabiパートナー
  • 海外SaaSレビュー
  • 40+ countries visited

HodaPress

Hoda

フリーランスエンジニア・Webデザイナー · 写真家・動画編集者

フリーランスエンジニア・Webデザイナー。Kajabi・Shopify・Thinkificなどの海外SaaSを中心に、サイト構築や収益化の仕組みづくりを行っています。

WordPress・Next.js・Supabase・Hugoなどを活用したWeb開発から、動画制作・IT翻訳まで幅広く対応するジェネラリストとして活動。実際に海外ツールを活用しながら、個人でのオンラインビジネスやコンテンツ販売にも取り組んでいます。

これまでに40カ国以上を訪問し、カナダ・ポーランド・リトアニア・デンマークなどでの海外生活を経験。リトアニアの大学で国際ビジネスを学んだ後、現在はスペインを拠点に活動しています。

YouTube「HodaPress」では海外SaaSやオンラインビジネスについて発信。noteでは海外移住・ビザ関連の情報も執筆しています。

本サイトでは、実際に使った経験をもとに「日本人にとって使いやすいか」「収益化に繋がるか」という視点でツールをレビューしています。

Jonas R.

Jonas R.

海外ツールリサーチ・記事レビュー担当

リトアニア出身。現在は欧州の大手IT企業に勤務し、ソフトウェア開発およびデジタルプロダクト分野で10年以上の実務経験を持つ。

当サイトでは、海外SaaSツールや最新テクノロジーに関する情報収集、英語圏の公式情報の確認、記事内容のレビューを担当。製品アップデートや業界動向の調査を通じて、より正確で信頼性の高い情報提供をサポートしている。