Omnisendとは?Shopifyと相性抜群のメールマーケティングツール
Omnisendは、ShopifyやWooCommerceなどのECサイト向けに特化したメールマーケティングツールです。メルマガ配信だけでなく、カゴ落ち・商品閲覧・購入後フォローなど、顧客の行動に合わせた自動配信が可能。ECの売上アップを目的としたマーケティングを効率化したい方に向いています。
基本情報
- 無料プラン要確認
- 料金
メリット・デメリット
項目がありません
項目がありません
詳細レビュー

Omnisend(オムニセンド)は、ECサイト向けに作られた「メール・SMS・Webプッシュ通知」のマーケティング自動化ツールです。ShopifyやWooCommerce、BigCommerceなどのストアとつなぐと、商品・顧客・注文のデータをそのまま配信に使えるようになり、カゴ落ちや購入後のフォローといった定番の施策を自動で回せます。

公式サイトによると、利用しているECブランドは世界で150,000以上。Shopifyアプリストアでは、約3,000件のレビューで4.8の評価がついています(2026年10月時点)。管理画面は英語ですが、無料プランがあるので、使い心地を試しやすいツールです。
Omnisendとは?ひとことで言うと
Omnisendは、ECストアのデータを使って、メール・SMS・プッシュ通知を自動で届けるツールです。
一般的なメール配信ツールは、リストを作って一斉に配信するのが中心です。Omnisendはストアと連携して「誰が何を見たか」「何をカートに入れたか」「何を買ったか」というデータを持ったまま配信できるのが特徴で、たとえば次のようなことがひとつの管理画面で完結します。
- カートに商品を入れたまま離脱した人に、リマインドを自動で送る
- 初回購入者にお礼メールを送り、数日後に関連商品をおすすめする
- 一定期間購入のない顧客だけに、再訪を促すメールを送る
- ストアの商品や割引コードを、メールの中にそのまま差し込む
Omnisendの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | EC向けのメール・SMSマーケティング自動化ツール |
| 提供元 | Omnisend(リトアニア・ヴィリニュス拠点) |
| 提供開始 | Shopifyアプリストアでの公開は2014年 |
| 配信チャネル | メール / SMS / Webプッシュ通知 |
| 対応ストア | Shopify(Shopify Plus含む)、WooCommerce、BigCommerce、WordPress、Wix、Ecwid、Shoplazza など |
| 連携 | 305以上の連携(公式サイト記載) |
| 利用実績 | 150,000以上のECブランド(公式サイト記載) |
| 評価 | Shopifyアプリストア 4.8(2,962件)、G2 4.6 |
| 無料プラン | あり(250コンタクト、月500通までのメール) |
| サポート | 24時間365日のライブチャット・メール(無料プランも対象) |
| 管理画面の言語 | 英語(日本語の直接サポートは提供なし) |
Omnisendの仕組みを3ステップで理解する
ストアとつなぐ
ShopifyなどのストアにOmnisendを連携すると、商品・顧客・注文・閲覧行動のデータが自動で同期されます。Shopifyの場合は、アプリをインストールして許可するだけで連携が完了します。
顧客リストを集めて分ける
ポップアップやサインアップフォームでメールアドレスや電話番号を集め、購入履歴や行動をもとにセグメント(顧客グループ)に分けます。
自動で届けて、売上を確認する
ウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローなどの自動配信を設定し、どのメッセージがどれだけ売上につながったかをレポートで確認します。
Omnisendの主な機能
メールマーケティング

ドラッグ&ドロップのエディタで、コードを書かずにメールを作れます。Shopifyアプリページでは、250種類以上のテンプレートが用意されていると案内されています。

ECに特化している点が、汎用のメールツールとの違いです。ストアの商品を選んでメールに差し込んだり、割引コードを自動で発行したり、閲覧・購入履歴に合わせて商品をおすすめするブロックを入れたりできます。件名のA/Bテストにも対応しています。
SMS・Webプッシュ通知
メールだけでなく、SMSとWebプッシュ通知も同じ管理画面から配信できます。キャンペーンとして単発で送ることも、自動化フローの一部に組み込むこともできます。SMSはProプランに追加する形で使い、料金は送信先の国や送信量によって変わります。
オートメーション(自動配信)

Omnisendの中心になる機能です。ドラッグ&ドロップのビルダーで、ステップ・待ち時間・条件分岐を組み合わせて、顧客の行動をきっかけに自動でメッセージを送るフローを作ります。
- ウェルカム(新規登録者へのあいさつ)
- カゴ落ち・チェックアウト離脱・閲覧離脱のフォロー
- 注文確認・発送通知
- クロスセル(関連商品のおすすめ)
- ウィンバック(休眠顧客の掘り起こし)
- 再入荷通知
テンプレートから始められるほか、複数のメッセージ、分岐、A/Bテスト、配信頻度の制限なども設定できます。1つのフローの中で、メール・SMS・プッシュ通知を組み合わせられるのも特徴です。
公式サイトでは、オートメーションは配信数の約2%でありながら売上の約30%を生んでいると紹介されています。また、公式の内部分析(2025年、有料プランの利用者の平均推定値)では、1ドルの費用に対して平均79ドルの売上が見込まれるとしています。いずれも公式の数字で、成果を保証するものではありません。
フォーム・ポップアップ

メールアドレスや電話番号を集めるためのフォームを、コードなしで作れます。離脱しそうな訪問者に表示するポップアップ、ルーレット形式の登録フォーム、メールアドレスの次に電話番号を聞くマルチステップ形式などがあります。同意取得の項目も用意されています。
説明文を入力するとAIがフォームを作ってくれる「フォームAI」は、Standardプラン以上の機能として案内されています。
セグメント・顧客データ
行動(閲覧・クリック・購入)、購入履歴、メールの反応などを組み合わせて、配信対象を絞り込めます。やりたいことを文章で伝えるとAIがセグメントを作る機能もあります。ストアのデータと連携しているので、「直近90日以内に特定の商品を買った人」といった条件も作りやすいのが利点です。
レポート
メール・SMS・プッシュ通知の開封・クリック・売上を確認できます。キャンペーンごと、オートメーションのステップごとに数字を追えるので、どの配信が売上につながっているかを把握できます。
Omnisend AI と MCP連携
AIがメールの文章や件名を作ったり、セグメントを提案したりします。公式サイトでは「AIが文章作成、配信タイミング、セグメント作成を行い、人間は承認するだけ」というイメージで紹介されています。
もう1つ注目したいのが、MCP(Model Context Protocol)連携です。ClaudeやChatGPTにOmnisendのアカウントをつなぐと、チャットの中から次のような操作ができます。
- キャンペーンやオートメーションの成果を確認する
- 「なぜ数字が落ちたのか」をデータをもとに分析してもらう
- キャンペーンの下書きやセグメントを作ってもらう
Shopifyアプリページには、MCP連携は無料プランから利用できると記載されています。
Omnisendの特徴
- ECに特化している:ストアのデータと直結していて、商品の差し込みや購買履歴でのセグメントが標準でできます。Mailchimpのような汎用のメールツールとの大きな違いです。
- 1つのツールで複数チャネルを扱える:メール・SMS・プッシュ通知を同じ自動化フローに入れられるので、チャネルごとにツールを分けて管理する手間が省けます。
- 始めやすい環境が整っている:無料プラン、24時間365日のサポート、他社ツールからの無料移行(公式サイトでは5日間と案内)があります。
- AIとMCPに力を入れている:文章作成やセグメント作成といったAI機能に加え、ClaudeやChatGPTと連携できます。
同じECに強いKlaviyoと比べると、公式は、同等の機能でKlaviyoより請求額が最大35%小さくなると案内しています(2026年5月時点の標準料金で、OmnisendのStandardプランとKlaviyoのMarketingプラン〔メールのみ〕を比較した場合。SMSとアドオンは除く)。一方で、予測分析や高度なセグメントを重視する大規模ストアでは、Klaviyoのほうが向くという評価もあります。
Omnisendに向いている人・向いていない人
向いている人
- ShopifyやWooCommerceなどでECストアを運営していて、メール・SMSで売上を伸ばしたい人
- カゴ落ち・ウェルカム・購入後フォローなどの自動化を、まず手早く整えたい人
- 汎用のメールツールから、EC向けのツールに乗り換えたい人
- 無料プランで小さく始めて、リストの成長に合わせて広げたい人
向いていない人
- ECストアを持っておらず、ニュースレターを送りたいだけの人(ストア連携のメリットが活かせません)
- 管理画面やサポートを日本語で完結させたい人
- メールデザインの自由度を最優先にしたい人
Omnisendのメリット・デメリット
ストアの商品・顧客・注文データと直結していて、商品の差し込みや購買履歴でのセグメントがしやすい
メール・SMS・プッシュ通知を、ひとつの自動化フローにまとめられる
ウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローなど、ECの定番フローがテンプレートで用意されている
無料プランがあり、クレジットカード不要で始められる
24時間365日のライブチャット・メールサポートが無料プランでも使える
他社ツールからの移行を、Omnisendのチームが無料で代行してくれる
MCP経由でClaudeやChatGPTから、データの確認やキャンペーン作成を指示できる
管理画面とサポートは英語中心で、日本語での直接サポートはない
メールテンプレートの種類やデザインの自由度に物足りなさを感じる声がある
料金は連絡先数に応じて上がっていく(リストが増えるほどコストも増える)
ランディングページはリスト獲得用が中心で、カートや決済付きの販売ページは作れない
Gmailなどのフリーメールのアドレスからは配信できず、独自ドメインの用意と認証設定が必要
予測分析など高度な機能を求める大規模ストアでは、Klaviyoのほうが向くという評価もある
日本で使う前に知っておきたいこと
管理画面とサポートは英語です。 Shopifyアプリページには、日本語に翻訳されておらず、日本語での直接サポートも提供していないと記載されています。ただし、日本語でメールを作成して配信すること自体はできます。
料金はUSD建てです。 Shopifyアプリページでは、すべての料金がUSDで請求されると案内されています。為替の影響を受ける点は意識しておきましょう。
SMSは送信者名が日本では使えません。 公式ページでは日本がSMSの対応国に挙げられていますが、ヘルプには、ブランド名を送信者として表示する機能が日本では使えないと記載されています。日本のお客様向けにSMSを使う場合は、送信元の見え方を事前に確認しておくと安心です。
独自ドメインのメールアドレスが必要です。 Gmailなどのフリーメールからは配信できません。SPF・DKIMなどのドメイン認証は、到達率のために最初に設定しておきましょう。
日本向けに配信するなら、法律面にも注意が必要です。 広告・宣伝メールには、特定電子メール法に基づく事前の同意(オプトイン)、配信停止の導線、送信者情報の表示などが求められます。Omnisendのフォームには同意取得の項目がありますが、運用ルールはストア側で整えておく必要があります。
Omnisendの価格表
最終更新日
無料プラン:未確認
料金は米ドル(USD)表示
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 /月 | 情報なし | まずメールマーケティングを試したい小規模ストア |
| |||
| Standard | $16 /月 | 情報なし | メール中心で売上を伸ばしたい成長中のストア |
| |||
| Pro | $59 /月 | 情報なし | メールとSMSを大量配信する本格派ストア |
| |||
| Custom | 情報なし | 情報なし | 大量の連絡先や個別要件がある大規模事業者 |
| |||
Free
まずメールマーケティングを試したい小規模ストア
- 月払い
- $0 /月
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- 連絡先250件まで、メール送信は月500通まで
- Webプッシュ通知は月500件まで
- 有料プランの機能をすべて利用可(上限内)
- 無期限で利用可
Standard
メール中心で売上を伸ばしたい成長中のストア
- 月払い
- $16 /月
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- $16は連絡先500件までの最小段階。連絡先数に応じて料金が上がる
- メール送信は連絡先数の12倍まで(500件で月6,000通)
- Webプッシュ無制限、Omnisendロゴなし、Forms AI
- 請求はUSD・30日ごと
Pro
メールとSMSを大量配信する本格派ストア
- 月払い
- $59 /月
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- $59は連絡先2,500件までの最小段階。連絡先数に応じて料金が上がる
- メール送信無制限(フェアユース:連絡先数の60倍まで)
- SMSは別料金で1通$0.007〜(国・量で変動)、月額と同額のSMSボーナスクレジット
- 高度なレポート、商品レコメンドAI、動的コンテンツ
Custom
大量の連絡先や個別要件がある大規模事業者
- 月払い
- 情報なし
- 年払い(月額換算)
- 情報なし
- 料金は個別見積もり
- 連絡先数は個別に設定、メール送信無制限
- アカウントエキスパート、24時間優先サポート
- SMSは量に応じた料金
よくある質問
Omnisendは無料で使えますか?

はい。無料プランがあり、最大250件のコンタクトに月500通までのメールを送れます。ポップアップ・フォーム、構築済みのオートメーション、メールライターなどのAI機能、MCP連携も無料プランに含まれると案内されています(Shopifyアプリページ、2026年10月時点)。
Shopify以外のストアでも使えますか?
使えます。ShopifyのほかWooCommerce、BigCommerce、WordPress、Wix、Ecwid、Shoplazzaなどに対応しています。ただし強みはストアとの連携なので、ECストアがない場合はメリットが小さくなります。
日本語で使えますか?
管理画面は英語のみですが、日本語でメールを作って配信することはできます。サポートは英語での対応です。
まとめ
Omnisendは、ECストアのデータを使って、メール・SMS・プッシュ通知を自動で届けるマーケティングツールです。カゴ落ちやウェルカムといったECの定番フローをテンプレートから始められ、無料プランやMCP連携など、試しやすい環境が整っています。
管理画面が英語で、日本ではSMSの送信者名が使えない点には注意が必要ですが、ShopifyなどでECストアを運営していて、メール・SMSの自動化を始めたいなら、まず無料プランで試す価値があります。
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