この記事はこんな方におすすめ
Shopifyで初めてスタッフを招待したい方、旧「スタッフアカウント」との違いを知りたい方、役割・権限をカスタマイズして安全にチーム運営したい方向けの解説記事です。
結論
ShopifyはUI刷新にともない「スタッフ」という呼称を「ユーザー」に変更し、権限設定も「役割(ロール)ベース」に整理されました。操作の場所は 設定 > ユーザー で、旧UIとは手順が異なります。本記事では最新の管理画面に沿った手順を一から解説します。
「スタッフ」から「ユーザー」への名称変更とは
以前のShopifyでは、管理画面に招待するメンバーを「スタッフアカウント」と呼んでいました。しかし現在のShopifyでは、この呼称がユーザーに統一されています。
| 旧称 | 現在の呼称 |
|---|---|
| スタッフアカウントを追加する | ユーザーを追加する |
| スタッフの権限設定 | 役割(ロール)を割り当てる |
| スタッフ管理 | ユーザー管理 |
ネット上には旧UIをもとにした記事が多く残っており、「スタッフの追加」という言葉で検索しても古い手順が出てくることがあります。本記事は2026年現在の管理画面 に沿って説明します。
プランごとの追加可能ユーザー数
Shopifyでは、契約しているプランによって追加できる管理画面ユーザーの上限が異なります。
| プラン | 追加できるユーザー数 |
|---|---|
| Basic / Starter | 追加不可(オーナーのみ) |
| Grow | 5人まで |
| Advanced | 15人まで |
| Shopify Plus | 無制限 |
補足事項
- BasicおよびStarterプランでは管理画面ユーザーの追加はできません。ただし、POS専用ユーザーやコラボレーターはこの上限にカウントされません。
- 開発ストアでは最大15人まで追加可能ですが、有料プランへ移行する際に人数がプラン上限を超えていると、上位プランの選択が必要になる場合があります。移行後のプランを意識して設定しておくことをおすすめします。
管理画面ユーザーを追加する手順(最新版)
1. 設定 > ユーザーに移動する
Shopify管理画面 を開き、左下の 「設定」 をクリック。続いて 「ユーザー」 を選択します。
2. ユーザーを追加する
「ユーザーを追加」をクリックします。

タブが2つ表示されます。
- 「管理画面とPOS」タブ → 通常の社内スタッフ・チームメンバーはこちら
- 「POS」タブ → Shopify POSにのみアクセスするレジ担当者はこちら
通常は「管理画面とPOS」を選択してください。

3. メールアドレスを入力する
招待したい方のメールアドレスを入力します。このアドレス宛に招待メールが届きます。複数人を同時に招待したい場合は、続けてメールアドレスを追加できます。
4. 役割(ロール)を割り当てる
「役割」セクションの「割り当て」をクリックし、このユーザーに付与する役割を選択します。 基本的には「ストアの役割」を選択します。
| 役割の種類 | 内容 |
|---|---|
| ストア管理者 | ほぼすべての操作が可能 |
| [カスタム]商品管理 | 商品のみ操作可能 |
| [カスタム]コンテンツ管理 | ページ・ブログ編集のみ可能 |
| その他カスタム役割 | 必要な権限だけを組み合わせて作成 |
役割の詳細なカスタマイズ方法については、後述の「役割のカスタマイズ」を参照してください。
5. 2段階認証の設定
「安全なサインイン方法 」セクションで、このユーザーがブラウザからログインする際に2段階認証を必須にするかどうかを設定できます。セキュリティの観点から、ONにしておくことを推奨します。
6. 保存する
「保存」をクリックすると、招待メールが送信されます。承諾前のユーザーは管理画面の「ユーザー」一覧で 「保留中」 のステータスで表示されます。
招待リンクの有効期限は7日間です。期限内に承諾されなかった場合は、そのユーザーを削除してから再度招待してください。
招待を受け取った側の手順(受信者向け)
招待メールを受け取った方は、以下の手順で参加します。
- 招待メールの「招待を承諾する(Accept invitation)」をクリックする
- Shopifyアカウントにログイン、またはアカウントを新規作成する(メールアドレス・氏名・パスワードを入力)
- 招待されたストアの名前をクリックして参加する
⚠️ パートナーダッシュボードに飛んでしまう場合
招待を受諾してアカウントを作成すると、https://partners.shopify.com/ に遷移してしまうケースが報告されています。これはShopifyのアカウント作成フローの仕様によるものです。
その場合は、以下のURLに直接アクセスしてください。
https://admin.shopify.com/
招待が正しく承諾されていれば、参加しているストアが表示されます。招待されたストアが表示されていれば、そちらをクリックして管理画面に入ることができます。
ログインアカウントの確認: 招待したメールアドレスとは別のShopifyアカウントでログインしていると、対象ストアが表示されない場合があります。必ず招待メールが届いたアドレスのアカウントでログインしてください。
POS専用ユーザーを追加する方法
Shopify POSにのみアクセスさせたいレジ担当者には、POS専用ユーザーとして追加できます。POS専用ユーザーはメールアドレスが不要で、PINコードでログインします。
ご注意: この機能は Shopify POS Pro のサブスクリプションに登録しているロケーションでのみ利用可能です。
手順
- 設定 > ユーザーに移動
- 「ユーザーを追加」→「POSタブ」を選択
- 連絡先情報を入力
- POSの役割を割り当てる
- PINを設定する(デフォルトのランダムPINか、任意のPINを入力)
- 「保存」をクリック
スタッフがPINを把握していることを必ず確認してください。
役割(ロール)のカスタマイズ方法
役割はあらかじめ用意されたプリセットを使うこともできますが、業務に合わせてカスタム役割を作成することも可能です。
カスタム役割の作成手順
- 設定 >「役割」に移動
- 「役割を追加」をクリック
- 役割の名前と説明(任意)を入力
- 「ストアの役割」を選択し、付与したい権限のみチェックを入れる
- 「保存」をクリック

作成したカスタム役割は、ユーザー追加時に選択できるようになります。
権限設定の活用例
| スタッフの担当 | おすすめの権限設定 |
|---|---|
| 商品登録・編集担当 | 「商品」のみON |
| LP・ブログ担当 | 「コンテンツ」のみON |
| 受注・配送担当 | 「注文」のみON |
| 経理・レポート確認 | 「レポート」のみON(売上閲覧あり) |
| サブ管理者 | 「管理者」ロールを付与 |
権限を絞って付与することで、担当外の情報(売上・顧客データなど)を見せずに作業を依頼できます。
その他にも、細かく権限を指定して 「役割」として保存することができます。
ユーザーの一時停止・削除の使い分け
スタッフの状況に応じて、アカウントを一時停止または削除することができます。
| 操作 | 内容 | 元に戻せるか |
|---|---|---|
| 一時停止 | ログインのみ無効化。権限設定・アカウント情報は保持 | 再有効化できる |
| 削除 | アカウントと役割設定を完全削除 | 基本的に復元不可 |

使い分けの目安
- 育休・長期休暇など一時的に使わないとき → 一時停止
- 退職・契約終了など完全に不要になったとき → 削除
- クライアントへの引き渡し前など引き続き使う可能性があるとき → 一時停止で管理し、不要確定後に削除
一時停止・削除の操作は、設定 > ユーザー から対象ユーザーを選択して行えます。
よくある質問(FAQ)
Q. BasicプランでもPOSスタッフは追加できますか?
Basicプランでは通常の管理画面ユーザーは追加できませんが、POS専用ユーザーはプランのユーザー数制限の対象外です。Shopify POS Proに加入している場合はPOS専用ユーザーを追加できます。
Q. 招待したのにユーザー一覧に表示されません
招待直後は「保留中」のステータスで表示されます。相手が招待を承諾するまでこのステータスのままです。7日が経過してもメールが届いていない場合は、一度削除して再招待してください。
Q. 招待メールを承諾したらパートナー画面に飛んだ
これはShopifyのアカウント作成フロー上起こりえる挙動です。https://admin.shopify.com/ に直接アクセスすることで、参加済みのストアに入ることができます。招待元は正しくストアの「設定 > ユーザー」から送信されているか確認してください。
Q. コラボレーター(外部制作者)の招待方法は異なりますか?
はい。外部のShopifyパートナー(制作会社・フリーランスなど)には「コラボレーターアカウント」という別の仕組みを使います。
Q. 複数ストアを運営しています。役割はストアごとに設定できますか?
はい。役割を割り当てる際に、どのストアに対して付与するかを選択できます。誤ったストアを選択しないよう、複数ストアを管理している場合は特に注意してください。
Q. 組織(Shopify Plus)の場合は管理方法が変わりますか?
Shopify Plusでは「組織」という単位でユーザーを管理でき、組織管理者・ストアユーザー管理者などの役割が追加されます。また、SCIM(ドメイン間ID管理システム)を使ってユーザーの自動作成・管理も可能です。
まとめ
- Shopifyは「スタッフ」→「ユーザー」に名称を変更し、権限管理も「役割(ロール)ベース」に整理された
- 操作場所は 設定 > ユーザー。プランによって追加できる人数の上限が異なる
- 招待後は7日以内に承諾が必要。承諾後、パートナー画面に飛ぶ場合は
https://admin.shopify.com/に直接アクセスする - 役割はカスタマイズ可能。担当業務に必要な権限だけを付与して安全に運用できる
- アカウントの停止・削除を使い分けることで、スタッフの出入りに柔軟に対応できる
Shopifyのプラン比較や料金についてはShopify料金プランの比較記事もあわせてご覧ください。

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