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2026年10月13日—Drama 3が正式リリースされました
こんにちは、Hodaです!
Fish Audio(フィッシュオーディオ)は、感情表現が豊かなAI音声合成とボイスクローンで人気のサービスです。一方で、「自分の声をアップロードして大丈夫?」「運営会社は信頼できる?」「収益化する動画に使っても問題ない?」と不安に感じる方も多いはずです。

そこでこの記事では、Fish Audioの公式サイト、プライバシーポリシー、利用規約、エンタープライズ向けページ、開発者ドキュメントを実際に確認し、安全性を整理しました。内容は2026年10月26日時点の公式情報にもとづいています。
結論:基本的には利用してよい。ただし「何を入力するか」は選ぶ
Fish Audioは、実在する企業が運営している正規のサービスです。規約やプライバシーポリシーには米国法人のHanabi AI Inc.、日本語サイトの販売者表記には東京の「39・AI合同会社」と、窓口によって会社名が異なる点は気になりますが(詳しくは後述)、どちらも規約・販売条件・問い合わせ窓口が公開されています。今回調べた範囲では、ホスト型サービスで重大な情報漏えいが起きたという報告は見つかりませんでした。
YouTubeのナレーション、ゲームのキャラクターボイス、動画制作といったクリエイター用途であれば、次の4点を押さえたうえで利用して問題ないと考えます。
- 機密性の高い音声や原稿はアップロードしない(規約上、入力したコンテンツがAIモデルの学習や改善に使われ得るため)
- 収益化するなら有料プランを使い、使う声の権利も確認する
- クローンするのは自分の声か、書面で許可を得た声だけにする。作成した声は非公開にしておく
- 企業の機密情報や顧客の音声を扱うなら、Zero Data Retentionなどを備えたEnterpriseを検討する
Fish Audioの安全性チェック一覧
先に全体像を表にまとめます。評価は公式情報を読んだうえでの本記事の判断です。
| チェック項目 | 公式情報から確認できたこと | 評価 |
|---|---|---|
| 運営会社の実在性 | 規約上の提供者はHanabi AI Inc.(米デラウェア州法人)。日本語サイトには販売者として39・AI合同会社(東京都)を掲載。規約・特定商取引法に基づく表記・サポート窓口を公開 | ○ |
| 社名表記の分かりやすさ | Hanabi AI Inc.、39 AI, Inc.、39・AI合同会社が登場するが、公式ページには相互の関係の説明が見当たらない | △ |
| 利用実績 | 公式サイトで800万人以上のユーザーを掲げ、HeyGen、Retell、Sanasなどが導入企業として並ぶ | ○ |
| 個人情報の取り扱い | 個人データを販売していないと明記。一方で、共有先のカテゴリは広め | ○ |
| 入力データのAI学習利用 | 規約で、利用データやコンテンツをAIモデルの学習・改善に使い得ると定められている | △ |
| データの保管場所 | 既定では米国(Google CloudとCloudflare R2) | △ |
| データの保持期間 | 「必要な間」保持するとされ、固定の期間は記載なし | △ |
| セキュリティ認証 | SOC 2 Type IIは監査中で、完了前 | △ |
| 商用利用 | 有料プランで可。無料プランは個人・非商用のみ(ただし表記に揺れあり) | △ |
| ボイスクローンの悪用対策 | 公式ガイドで本人または書面許可のある声のみと明記。声の公開範囲は選べる | ○ |
「△」の項目は、使えないという意味ではありません。何に使うかによって気をつけるべき点がある、という意味です。以下で順に見ていきます。
運営会社と実績
Fish Audioはブランド名で、もともとはオープンソースの音声合成モデル「Fish Speech」から育ったサービスです。運営会社の名前は、見る場所によって次のように異なります。
| 場所 | 記載されている会社名 |
|---|---|
| 利用規約・プライバシーポリシー・英語サイト | Hanabi AI Inc.(米国デラウェア州法に基づく法人) |
| 日本語サイトのフッター・特定商取引法に基づく表記 | 39・AI合同会社(東京都目黒区) |
| 企業サイト(39-ai.com)やオープンソースモデルのライセンス表記 | 39 AI, Inc. |
Hanabi AI Inc.は、米国の公開されている州の登記情報でも会社名が確認でき、実在する法人です。ただし、Hanabi AI Inc.だけを紹介する独立した企業サイトは見つかりませんでした。

3つの社名がどういう関係なのか(社名変更なのか、親会社と日本法人なのか)は、公式ページに説明がなく、本記事では確認できていません。そのため、ここでは関係を断定しません。
日本の利用者にとっては、日本語サイトに「特定商取引法に基づく表記」のページがあり、販売事業者の名称、所在地、販売責任者、連絡先(support@39-ai.com)、支払い方法(クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、PayPay、コンビニ払い)が載っている点は、安心材料のひとつです。一方で、購入後の返品はできないとされています。また、AI学習の扱いや準拠法(カリフォルニア州法)、仲裁といった契約の中身は、あくまで規約に書かれたHanabi AI Inc.の条件が基準になる点に注意してください。有料プランを契約する前に、特定商取引法に基づく表記のページ(fish.audio/ja/japan-legal-information/)にも目を通しておくと安心です。
公式サイトでは、800万人以上のユーザーに使われていることや、HeyGen、Retell AI、Sanas、LiveKitといった企業との連携が紹介されています。2026年7月には5,200万ドル($52M)のシードラウンドを発表しており、個人の趣味プロジェクトというより、資金調達を済ませた企業が運営するサービスです。
実績や資金調達があるからといって、データの扱いが安全だと言い切れるわけではありません。ただ、「怪しい無名のサービス」ではないことは確かです。
個人情報の扱い(プライバシーポリシー)
プライバシーポリシーの発効日は2024年8月28日(August 28, 2024)です。ここでは、利用者として知っておきたい点に絞って整理します。
収集される情報
メールアドレスや氏名といった登録情報、入力したテキストやアップロードしたファイル(ユーザーコンテンツ)、IPアドレスや端末情報、利用状況の分析データなどが対象です。決済情報についてはStripeがカード情報を収集・処理する旨が書かれており、Fish Audio側の収集項目としては、カードの種類、下4桁、請求先住所などが挙げられています。
個人データの販売はしていない
「個人データを販売しておらず、過去12か月でも販売していない」と明記されています。ただし、情報の共有先として、サービス提供事業者、広告パートナー、分析パートナー、ビジネスパートナーといったカテゴリが挙げられています。一般的なWebサービスと同程度の共有範囲と考えてよいでしょう。
Cookieと広告
ポリシーでは、分析用や広告用のCookieを使うことが説明されており、ブラウザの「Do Not Track」には対応していません。気になる場合は、Fish Audio側のCookie設定ページ(fish.audio/setting)か、ブラウザ側の設定で制御できます。
保持期間は固定されていない
保持期間については、プロフィールやログイン情報はアカウントがある間、決済データは処理に必要な間、そしてコンテンツは「システムが適切に動作するために必要な間」とされています。何日で消えるといった固定の期間は書かれていません。ここは次の「AI学習」の項目とあわせて理解しておきたいところです。
削除などの権利の行使
アクセス、訂正、削除といった権利の行使は、support@fish.audio にメールで依頼する形になっています。EU・英国・ブラジル・韓国などの利用者向けには、地域ごとの追記もあります。
入力した音声やテキストはAI学習に使われる?
ここが、Fish Audioの安全性を考えるうえで最も重要なポイントです。
利用規約(発効日2024年8月18日)には、利用データ(Usage Data)とコンテンツが、Fish Audioのサービスに含まれるAI・機械学習モデルの開発、学習、改善に使われ得ること、そして利用者がそのための処理を許可することが定められています。
また、投稿したコンテンツについては、Fish Audioに対して「無償・永続的・サブライセンス可能・取り消し不能・世界的」なライセンスを与える形になっています。権利そのものが移るわけではなく、あくまでライセンスを与える形です。さらに、アカウントを削除しても、記録から完全には消せない可能性があること、公開した投稿はアカウント削除後も残り得ることも書かれています。
Fish Audioのアカウントを削除する方法|削除前に確認すべきこと・代替手段も解説
つまり、実務的には次のように考えるのが安全です。
- 公開して問題のないナレーション原稿、自分の声、自作キャラクター用の音声は、問題なく使いやすい
- 未公開の原稿、顧客や取引先の音声、社員の音声、会議の録音などは、アップロードしない
- どうしても扱う必要がある場合は、後述のEnterpriseプラン(Zero Data Retentionなど)で個別契約する
データの保管場所とエンタープライズ向けの対策
Enterpriseページには、企業向けのデータ取り扱いについて次のような説明があります。
- 保管場所:既定では米国で、Google CloudとCloudflare R2を使用。推論は米国とアジア太平洋(東京を含む)のエッジ拠点から提供
- Zero Data Retention:エンタープライズ契約で有効化でき、リクエストのテキストと音声がディスクに書き込まれない
- セルフホスト:自社のVPCやオンプレミス環境、エアギャップ環境でモデルを動かす選択肢がある
- HIPAA:HIPAAに沿った構成に対応し、対象となる医療系ワークロードではBAAの締結が可能
- アクセス制御:チームレベルとワークスペースレベルのロール管理(RBAC)があり、SSOはGoogleとGitHubのOAuthに対応
セキュリティ認証については、少し注意が必要です。料金ページのEnterprise欄には「SOC2 Compliance」と書かれていますが、Enterpriseページでは、SOC 2 Type IIの監査は現在進行中で、完了後にNDAのもとでレポートを提供すると説明されています。そのため、現時点で「SOC 2取得済み」と言える状態ではなく、監査が完了するまでは確認が必要です。
なお、個人や小規模チーム向けの通常プラン(Free、Plus、Pro、Max)に、Zero Data Retentionが含まれるとは書かれていません。この機能はEnterprise向けと理解しておきましょう。
日本の企業が顧客や従業員の音声を扱う場合は、データが米国で処理・保管される点も含めて、社内の個人情報の取り扱いルールや法務・情報システム部門に確認してください。声は、個人を識別できる場合には個人情報にあたり得ます。
セキュリティ事故や評判
調べた範囲では、Fish Audioのホスト型サービスで大規模な情報漏えいが起きたという報道や公式発表は見つかりませんでした。ただし、「見つからなかった」ことは「起きていない」ことの証明ではないため、導入前には最新情報を確認してください。
なお、CVEデータベースには、Fish Audio関連のオープンソースリポジトリ(Bert-VITS2)について2024年7月に公開された中程度の脆弱性が掲載されています。これはセルフホスト向けのオープンソースの話で、ホスト型のFish Audioとは別物です。自分でモデルをセルフホストする場合は、リポジトリの更新を追っておくと安心です。
ボイスクローンの安全性(権利と悪用)
ボイスクローンは、Fish Audioの大きな魅力であると同時に、使い方を間違えるとトラブルになりやすい機能です。公式の開発者ドキュメントでは、次のルールが示されています。
- 自分の声、または書面で許可を得た人の声だけをクローンする
- インターネット上の音声を許可なく使わない
- 有名人や公人の声を許可なく使わない
声の公開範囲
作成した声は、非公開(private)、限定公開(unlist)、公開(public)から選べます。公開にするとボイスライブラリに掲載され、誰でもその声を使えるようになります。自分の声を使ったクローンは、特別な理由がなければ非公開にしておくのが安全です。
ボイスライブラリの声は商用利用に注意
Fish Audioには200万以上のコミュニティボイスがあります。便利ですが、ライブラリに並んでいる声が、すべて商用利用の許諾済みとは限りません。有名人や声優、既存のキャラクターに似た声を収益化コンテンツに使うのは避けましょう。声の無断利用は、肖像権やパブリシティ権などの問題になり得ます。法的な判断が必要な場合は、専門家に相談してください。
AI生成であることの開示
利用規約では、生成したコンテンツを「完全に人間が作ったもの」と誤解させる形で使うことが禁止されています。AIで作ったことを自発的に開示することも推奨されています。YouTube動画などで使う場合は、概要欄などに一言添えておくと安心です。
商用利用の注意点
商用利用は、Fish Audioのなかで表記が揺れている部分です。
- 料金ページのFreeプランのカードには「Commercial use」と表示されている
- 同じページのFAQでは、無料プランは個人・非商用のプロジェクトのみと説明されている
- 利用規約でも、個人・非商用が原則で、有料プランの利用者は商用利用のライセンスを得られると書かれている
規約とFAQの内容が一致しているため、収益化するなら有料プランを使うと考えるのが安全です。料金ページのFAQでは、有料プランで商用利用できるのは、自分が所有する認証済み(verified)の声とされている点にも注意してください。ライブラリの声やクローンした他人の声は、別途権利の確認が必要です。
アカウントと決済まわりの安全
- カード情報の処理は、決済代行のStripeが行う
- パスワードは使い回さず、Googleなどのログインを使う場合はそのアカウント側の2段階認証を有効にする
- APIキーは他人に共有せず、コードや公開リポジトリに書き込まない(規約では、APIキーの売買や譲渡も禁止されている)
- 有料プランは自動更新で、規約上、期間途中の解約では日割り返金はされない。更新日を控えておく
利用規約で知っておきたい点
法的な内容が中心ですが、企業利用や収益化を考える方は一度目を通しておきたい部分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 免責 | サービスは現状のまま(as-is)で提供され、生成物の正確性などは保証されない |
| 責任の上限 | 賠償額の上限は、100ドルか、直近12か月に支払った金額のいずれか大きい方 |
| 契約の相手方 | 規約上のサービス提供者はHanabi AI Inc.。日本語サイトの販売者表記(39・AI合同会社)との関係は公式に説明されていない |
| 紛争解決 | 準拠法はカリフォルニア州法。原則として、サンフランシスコ郡でのJAMS仲裁(集団訴訟の放棄を含む) |
| 提訴期限 | 訴訟原因が発生してから1年以内 |
| 利用停止 | Fish Audio側が、理由を問わず、通知なしに利用を停止できる |
| 規約の変更 | サイトでの通知やメールなどで変更でき、変更後も使い続けると同意したものとされる |
| 年齢 | 規約では13歳以上。ただしCOPPAの項目では16歳未満の個人情報を収集しない旨も書かれており、記載にばらつきがある |
規約とプライバシーポリシーの日付が2024年8月のままである点は、気に留めておきたいところです。画像・動画生成のような新機能が加わっているため、利用前に最新版を確認してください。
安全に使うためのチェックリスト
- 最初は、公開しても困らない原稿で試す。機密性のある音声や原稿は入れない
- 収益化するなら有料プランにして、使う声の権利(自分の声か、許可済みか)を確認する
- クローンは、自分の声か書面の許可がある声だけ。作成後は公開範囲を非公開にしておく
- 有名人・声優・既存キャラクターに似た声を、商用コンテンツに使わない
- 生成した音声をAI製と明示するか、少なくとも人間の声だと誤解させない
- APIキーとアカウントを適切に管理し、更新日を控えておく
- 企業で扱うなら、法務・情報システム部門に確認したうえで、Enterpriseの契約条件を確認する
- 有料プランの契約前に、特定商取引法に基づく表記(販売事業者・支払い方法・返品不可)を確認する
- 退会やデータ削除は、support@fish.audio に、登録メールアドレスから依頼する
用途別の判断
| 用途 | 判断 | ポイント |
|---|---|---|
| 個人でのお試し・趣味 | 利用してよい | 機密性のない内容で試す |
| YouTubeなどのナレーション(収益化) | 利用してよい | 有料プラン。声の権利とAI利用の開示を確認 |
| 自分の声のクローン | 利用してよい | 非公開に設定し、他人の声を混ぜない |
| 企業の宣伝・広告 | 条件つきで可 | 有料プラン、声の権利、社内ルールを確認 |
| 顧客・社員の音声、機密原稿 | 通常プランは避ける | Enterprise(Zero Data Retentionなど)を検討 |
| 開発者・API利用 | 利用してよい | APIキーを厳重に管理し、本番前に負荷や失敗時の挙動を試す |
メリット・デメリット
規約、プライバシーポリシー、問い合わせ窓口に加え、日本向けの特定商取引法に基づく表記(販売事業者・所在地・支払い方法)が公開されている
個人データを販売していないと明記されている
大手AI企業を含む導入実績がある
クローンした声の公開範囲を、非公開・限定公開・公開から選べる
Enterpriseでは、Zero Data Retentionやセルフホストが選べる
運営会社の名前が場所によって異なり(Hanabi AI Inc. / 39 AI, Inc. / 39・AI合同会社)、公式ページに関係の説明がない
規約上、入力したコンテンツがAIの学習・改善に使われ得る
データの保持期間が明確に定められていない
データは既定で米国に保管・処理される
SOC 2 Type IIはまだ監査中
無料プランの商用利用の表記が、ページ内で揺れている
よくある質問
Fish Audioは怪しいサービスではない?
運営会社が実在し、規約やプライバシーポリシー、サポート窓口、日本向けの特定商取引法に基づく表記が公開されていて、導入企業の実績もあります。怪しいサービスではありません。ただし、規約上の注意点(AI学習への利用など)は理解したうえで使ってください。
運営会社がHanabi AI Inc.と39・AI合同会社の両方で書かれているのはなぜ?
規約やプライバシーポリシーにはHanabi AI Inc.、日本語サイトのフッターや特定商取引法に基づく表記には39・AI合同会社、企業サイトなどには39 AI, Inc.と書かれています。この3社の関係は、公式ページでは説明されていないため、本記事では確認できていません。日本向けの販売窓口として国内の法人名と所在地が公開されているのは前向きに捉えられますが、気になる場合は、契約前に support@fish.audio または support@39-ai.com に問い合わせて確認するのが確実です。
入力した音声やテキストはAIの学習に使われる?
規約上、利用データやコンテンツがAIモデルの学習・改善に使われ得ると定められています。機密性の高いものは入力しないでください。厳格なデータ管理が必要な場合は、Enterprise契約でZero Data Retentionなどを確認しましょう。
無料プランで作った音声を収益化動画に使ってもいい?
おすすめしません。料金ページのカードには商用利用と書かれていますが、同じページのFAQと利用規約では、無料プランは個人・非商用のみとされています。収益化するなら有料プランを使いましょう。
自分の声をクローンして大丈夫?
自分の声であれば問題ありません。公開範囲は非公開にしておくと、第三者に使われる心配がありません。他人の声は、書面での許可がある場合だけにしてください。
アカウントやデータを削除したい場合は?
プライバシーポリシーでは、削除などの権利行使は support@fish.audio へのメールで受け付けるとされています。ただし、規約には、記録から完全には削除できない可能性や、公開した投稿が残り得ることも書かれています。クローンした声を作っている場合は、削除前に公開範囲やID、URLを控えておくと依頼がスムーズです。
日本語の利用者でも安心して使える?
公式サイトは日本語表示にも対応していますが、プライバシーポリシーや利用規約の本文は英語で書かれています。ポリシーには地域別の追記が複数ありますが、日本向けの項目は見当たらないため、企業利用では社内の法務・情報システム部門に確認してください。
まとめ
Fish Audioは、実在する企業が運営する、実績のあるAI音声サービスです。規約上の提供者(Hanabi AI Inc.)と日本語サイトの販売者(39・AI合同会社)で社名が異なる点は気になりますが、日本向けの販売条件は公開されています。個人情報の販売をしていないと明記され、クローンの権利についても公式ガイドで案内されています。
一方で、運営会社の社名表記が複数あること、規約上は入力データがAI学習に使われ得ること、データが既定で米国に保管されること、SOC 2 Type IIが監査中であること、無料プランの商用利用の表記が揺れていることなど、事前に知っておくべき点もあります。
そのため、公開してよい原稿や自分の声を使うクリエイター用途であれば、有料プランとクローン時の許可確認を押さえたうえで、安心して利用して問題ありません。顧客の音声や機密原稿を扱う場合だけ、Enterpriseなどの個別対応を検討しましょう。
参考にした公式情報(2026年10月26日確認)
- Fish Audio 公式サイト:https://fish.audio/
- プライバシーポリシー(発効日 2024年8月28日):https://fish.audio/privacy/
- 利用規約(発効日 2024年8月18日):https://fish.audio/terms/
- 料金ページ:https://fish.audio/plan/
- 特定商取引法に基づく表記(日本語サイト):https://fish.audio/ja/japan-legal-information/
- 39 AI, Inc.:https://39-ai.com/
- Enterpriseページ:https://fish.audio/enterprise/
- ボイスクローンのベストプラクティス:https://docs.fish.audio/developer-guide/best-practices/voice-cloning
- ボイスの管理(公開範囲):https://docs.fish.audio/features/manage-voices






