AI議事録ツールの GranolaがApple Watchに対応しました。
2026年7月28日に「Granola for Apple Watch」が正式にリリースされ、Apple WatchからワンタップでGranolaのノートを開始できるようになりました。

これまでGranolaというと、ZoomやGoogle Meetなど、パソコンを使ったオンラインミーティングで利用するイメージが強かったですが、今回のアップデートによって対面での打ち合わせでも、より手軽にGranolaを使えるようになったのが大きなポイントです。
Granola for Apple Watchとは?
Granola for Apple Watchは、Apple WatchからGranolaのノートを開始できる専用アプリです。
例えば、以下のようなパソコンを開きにくい場面で活用できます。
- ホワイトボードを使ったブレインストーミング
- 歩きながら行う1on1
- 顧客先での打ち合わせ
- カフェでのミーティング
- ちょっとした相談や会話
Apple Watchを装着していれば、その場でGranolaを起動して会話の記録を開始できます。
Granola側も今回のApple Watch版について、「ノートパソコンから離れた場所で行われるミーティング」 を想定して開発したと説明しています。
Apple Watchからワンタップで開始できる
使い方は非常にシンプルです。
Apple WatchからGranolaをタップするとノートの作成が開始されます。
記録を開始すると、Apple Watchの画面がGranolaを象徴する明るいグリーンに変わり、音も鳴るため、正常に開始されたことを確認できます。
あとはApple Watchを操作し続ける必要はありません。
目の前の相手との会話に集中し、終了したらもう一度Apple Watchをタップします。

ノートはその後、自動的にGranolaへ同期されます。
これまでのようにミーティング中にパソコンを開いておく必要がないので、特に対面での会話ではGranolaを使いやすくなったと感じます。
ミーティング前にはApple Watchから通知
予定されているミーティングが近づくと、Apple Watchから軽い通知が届き、Granolaの開始を促してくれる機能もあります。
また、予定に入っていない突然の打ち合わせや会話に備えて、Apple Watchの文字盤にGranolaを「コンプリケーション」として追加することもできます。
設定しておけば、
文字盤 → Granola → ノート開始
という流れで、すぐに記録を始められます。
Granolaが今回Apple Watchを採用した理由についても面白い説明をしています。
The best wearable is one you already have.
つまり、「新しい専用デバイスを持ち歩くよりも、すでに身につけているApple Watchを利用する方が自然」という考え方です。
確かにAIレコーダー専用端末の場合、「持っていく」「充電する」「身につける」といった手間が発生します。
一方で普段からApple Watchを使っている人であれば、新しいデバイスを追加することなくGranolaを利用できます。
iPhone・Mac・Windowsへ自動同期
Apple Watchで作成したノートは、Granolaを利用している他のデバイスにも自動的に同期されます。
対応しているのは、
- iPhone
- Mac
- Windows
です。
例えば外出先でApple Watchからミーティングを記録して、会社に戻ってからWindowsやMacでノートを確認・編集するといった使い方ができます。
Apple Watchだけで完結させるというより、
Apple Watchで記録 → PCやiPhoneで確認・整理
という使い方が基本になりそうです。
Granola MCPとの連携にも対応
Apple Watchから作成したノートも、通常のGranolaノートと同様にGranola MCPを通して他のAIツールから利用できます。
つまり、対面ミーティングで作成したノートをGranolaに保存するだけではなく、その内容をAIツールのコンテキストとして利用することもできます。
Granolaを単なるAI議事録ツールとしてではなく、仕事上の会話をAIに渡すための情報源として活用している方には便利な機能です。
Granola for Apple Watchは無料

Granola for Apple Watch自体は無料で利用できます。
利用するには、
- iPhone版Granolaをダウンロード、または最新版にアップデート
- Granolaへログイン
- アプリ内のApple Watch設定に従ってセットアップ
という流れになります。
なお、Apple Watch側はwatchOS 11以降が必要です。
そのため、古いApple Watchを利用している場合は、watchOS 11へアップデートできるモデルかどうか事前に確認しておきましょう。
限定Apple Watchバンドも制作
今回のApple Watch版リリースを記念して、Granolaはロンドンを拠点とする織物作家 Nowshin Prenon とコラボレーションし、限定Apple Watchバンドも制作しています。
シルクとコットンを組み合わせた特注素材を使用し、手作業で制作されたものです。
ただし一般販売されている通常の商品ではなく、制作されたのはごく少数のみ。
Granolaの友人やヘビーユーザーなどに配布されている限定アイテムとなっています。
Apple Watch対応でGranolaの使い道が広がった
今回のApple Watch対応は、Granolaにとってかなり相性の良いアップデートだと思います。
これまでAI議事録ツールというと、
パソコンを開く → オンラインミーティングをする → AIが議事録を作る
という使い方が中心でした。
今回のApple Watch対応によって、
対面で会話する → Apple Watchをタップ → Granolaがノートを作成する
という使い方ができるようになります。
特に、営業、コンサルティング、顧客との打ち合わせ、1on1など、対面で人と話す機会が多い方にとって便利な機能になりそうです。
Granolaは無料でも試すことができます。気になる方は、まず実際のミーティングで使ってみてください。






