Granolaを使っているにもかかわらず、ミーティング終了後に文字起こしが表示されない場合は、マイクの権限や音声デバイスの設定が原因になっている可能性があります。
特にパソコン版では、Granolaが自分の声だけでなく、ZoomやGoogle Meetなどから流れる相手の音声も取得できる状態になっている必要があります。以下の順番で確認してみてください。
1.マイクとシステム音声の権限を確認する
Macの場合は、Granolaに対して「マイク」と「画面収録・システムオーディオ」の両方を許可する必要があります。
まず、Macの「システム設定」から以下を確認します。
システム設定
→ プライバシーとセキュリティ
→ マイク
一覧にGranolaが表示されている場合は、アクセスを有効にしてください。この設定によって、自分の声やマイクから入力される音声をGranolaが取得できるようになります。
続いて、以下の設定も確認します。
システム設定
→ プライバシーとセキュリティ
→ 画面収録とシステムオーディオ録音
こちらもGranolaを有効にします。この権限は、ZoomやGoogle Meetなどのアプリから流れる相手側の音声を取得するために必要です。
Granolaが一覧に表示されていない場合は、まだ権限を要求していない可能性があります。一度テスト用のミーティングを開始すると、Mac側に許可を求める画面が表示されることがあります。

2.使用しているマイクを統一する
Granolaは、パソコン側で既定に設定されている音声デバイスを使用します。
そのため、パソコン本体とZoomなどで、異なるマイクが選択されていると、音声を正常に取得できないことがあります。
Macでは、以下から入力デバイスを確認できます。
システム設定
→ サウンド
→ 入力
Windowsの場合も、Windowsのサウンド設定で選択されているマイクと、ZoomやTeamsなどで使用しているマイクが同じか確認してください。
例えば、パソコンでは内蔵マイク、ZoomではUSBマイクが選択されている場合は、使用するマイクをどちらかに統一します。
3.仮想オーディオや外部機器を一時的に無効にする
外付けのUSBマイク、オーディオインターフェース、音声ミキサー、仮想オーディオソフトなどを使っている場合、それらがGranolaの音声取得と競合することがあります。
心当たりがある場合は、外部の音声ソフトや機器を一度無効にし、パソコンの標準マイクとスピーカーでテストしてみてください。
特に、音声を別のデバイスへ中継するパススルー設定や、複数の入力をまとめるミキサーソフトを使用している場合は注意が必要です。
ステレオ入力を使用している場合は、音声が左チャンネル、または左右両方に出力されているかも確認します。片方のチャンネルだけに音声が割り当てられていると、正常に認識されない場合があります。
外部ソフトを無効にすることで問題が解消した場合は、そのソフトとの競合が原因と考えられます。
4.Granolaとパソコンを再起動する
音声デバイスや権限の設定に問題がなくても、Granolaが使用する音声処理が一時的に停止していることがあります。
まずはGranolaを完全に終了し、再度起動してみてください。それでも改善しない場合は、パソコン自体を再起動します。
Macでは、音声を管理するcoreaudiodというプロセスを再起動することで解決する場合もあります。
アクティビティモニタを開く
→ coreaudiodを検索
→ 選択して強制終了
coreaudiodは強制終了しても、macOSによって自動的に再起動されます。ただし、操作に不安がある場合は、パソコン全体を再起動する方が簡単です。
5.通信環境も確認する
Granolaのデスクトップ版は、ミーティング中にリアルタイムで文字起こしを行っています。
一時的にインターネット接続が切れた程度であれば、すぐに文字起こしが失われるとは限りません。ただし、長時間にわたって通信が不安定な場合は、議事録の生成に失敗する可能性があります。
音声設定に問題が見つからない場合は、Wi-FiやVPN、セキュリティソフトの影響も確認してみてください。
本番前に短いテストミーティングを行う
重要なクライアントミーティングで初めてGranolaを使う場合は、事前に数分程度のテストをしておくのがおすすめです。
自分の声とパソコンから流れる音声の両方を再生し、Granolaで文字起こしされるか確認しておけば、本番終了後に議事録が残っていないというトラブルを防ぎやすくなります。
特に、マイクやイヤホンを変更した場合や、新しいパソコンにGranolaをインストールした直後は、権限と音声デバイスをあらためて確認しておきましょう。






