こんにちは、Hodaです。
Granolaについてはこちらの記事で詳しく紹介していますが、「わざわざ別のアプリを入れなくても、Zoomに標準機能があるのでは?」と思う方も多いと思います。実際、Zoomには「My Notes」というAIノート作成機能が純正で搭載されています。
普段からGranolaをメインで使っている立場なので結論から言うと僕はGranola派なのですが、なぜそう考えているのか、実際の機能・料金を比較しながら整理してみます。
そもそも何が違うのか
- Granola:Zoom・Google Meet・Teamsなど、あらゆる会議ツールに後付けで使える独立系アプリ。マイクとシステムオーディオから会話をキャプチャする
- My Notes:Zoomに標準搭載されたAIノート機能。Zoom Meetingsはもちろん、サードパーティのミーティングプラットフォームや対面の会話にも対応
「Zoomを使っているならZoom純正のMy Notesで十分では」と思うかもしれませんが、無料枠の制限や対応範囲を見ていくと、意外と差が大きいことがわかります。
比較早見表
| 観点 | Granola | Zoom My Notes |
|---|---|---|
| 提供元 | 独立系アプリ(どの会議ツールでも使える) | Zoom純正機能 |
| ボット参加 | なし(invisible design) | なし(Zoomクライアントに統合) |
| 対応プラットフォーム | Zoom・Google Meet・Teamsなど問わず利用可 | Zoom Meetingsに加え、サードパーティのプラットフォームにも対応 |
| 無料プランのAIノート回数 | 無制限(ただし閲覧できる履歴は過去30日分まで) | 月3回まで(Workplaceベーシックの場合) |
| 無料プランの会議時間・人数制限 | 特になし | 1回あたり40分・参加者100名まで |
| 対面(オフライン)会話の記録 | iOS・Android・Apple Watchアプリで対応。回数上限の明記なし | 「対面での文字起こし」として別機能で対応。有料プランでも月3回まで |
| 過去の会議をまたいだAI質問 | 対応(すべてのメモを横断して質問可能) | AIクエリ・エージェント型検索で対応(対象範囲は限定的) |
| 有料プラン価格の目安 | Business:$14/月〜(約2,200円) | My Notes:¥1,250〜1,500/月、ZoomMate:¥2,633〜3,160/月 |
| データの扱い | 音声データ自体を保存しない設計 | 音声・映像・チャット等をAIモデルの学習に使わない方針を明示 |
※為替レートは2026年8月時点(1ドル≒159円)の目安です。実際の請求額はドル建てになるため、変動する可能性があります。
無料で使える範囲がまったく違う
ここが一番実感しやすい差だと思います。
My Notesは、Workplaceベーシック(Zoomの無料プラン)に含まれる範囲だと、AIノート作成・ミーティング要約・ミーティング内質問がいずれも月3回までという制限があります。さらに、ミーティング自体も1回40分・参加者100名までという制限が別途かかります(これはMy Notes固有というより、Zoom Basicプランそのものの制限です)。
一方Granolaは、無料の「Basic」プランでもAIノートの作成回数そのものに制限はなく、Granola上で閲覧できる会議履歴が過去30日分に絞られる、という形の制限です(詳しくはGranolaの料金ガイドで解説しています)。「たまに使う」程度であればMy Notesの月3回でも足りるかもしれませんが、日常的に商談や打ち合わせをこなす人にとっては、この差はかなり大きいはずです。
対面・オフラインの会話に強いのはGranola
My Notesにも「対面での文字起こし」という機能はありますが、これはMy Notes本体(Zoom Meetingsの要約・文字起こし)とは別の機能として扱われており、有料プランに加入していても月3回までという上限が設定されています。

Granolaは、iOS・Android・Apple Watchアプリを使えば、対面の打ち合わせや外出先の会話も、オンライン会議と同じ感覚で記録できます。少なくとも本記事執筆時点の公式情報では、こうした対面記録に対する明確な回数上限は設けられていません。
「オンライン会議はZoom、対面の商談も多い」という働き方であれば、この差はそのままツールの実用性の差につながってくると思います。
過去の会議をまたいだ振り返りやすさ
Granolaは、AIチャットに対して「直近でやらないといけないことを教えて」のように聞くと、すべての過去の会議メモを横断して回答してくれます。日々の打ち合わせが多い人ほど、この「またぎ検索」のありがたみを感じやすい機能です。
My NotesにもAIクエリやエージェント型検索機能はありますが、公式情報を見る限り、無料プランでは「合計10ファイル・3回のミーティング」というように対象範囲が限定されており、有料プランでもZoomエコシステム内のデータが中心という位置づけです。Zoom単体で会議が完結している方であれば十分実用的ですが、Google MeetやTeamsも含めて横断的に振り返りたい場合は、Granolaのほうが使い勝手がよいはずです。
料金で見ると、実はMy Notesの方が安い
ここは公平に触れておきたいポイントです。
My Notes単体は月1,250〜1,500円程度、上位のZoomMateでも月2,633〜3,160円程度と、Granolaの有料プラン(Business:月$14≒約2,200円)と比べても決して高くありません。すでにZoom Workplaceを契約している方であれば、追加コストを抑えてAIノート機能を導入できるのは素直にMy Notesの強みです。
ただし、この価格はあくまで「Zoom Workplaceベーシックに追加する形」の料金である点には注意が必要です。Zoom自体を契約していない場合や、Google Meet・Teamsなど別のツールがメインの場合は、この価格メリットはそのまま享受できません。
データの扱いについて
Zoomは公式に、音声・映像・チャット・画面共有などの内容を、Zoom自身またはサードパーティのAIモデルの学習に使用しないと明言しています。この点は、Zoomを使い慣れている方にとって安心材料になるはずです。
Granolaは、そもそも音声データ自体を保存しない設計を採っています。アプローチは異なりますが、どちらも「会話の内容を無断でAI学習に使われたくない」というニーズには応えている形です。
AIノート作成の回数に制限がなく、日常的な打ち合わせでも気兼ねなく使える
Zoom・Google Meet・Teams・対面まで、ツールを問わず同じ感覚で記録できる
すべての過去の会議メモを横断してAIに質問できる
iOS・Android・Apple Watchアプリで対面や外出先の会話もカバー
すでにZoom Workplaceを契約している場合、My Notesの方が追加コストは安い
動画の録画機能がなく、音声のみの記録である点は用途によっては物足りない
対応OSはWindows/Mac/iOS/Androidのみで、Zoomのようにブラウザ単体では使えない
どちらを選ぶべきか
- Zoom Meetingsだけで会議が完結していて、すでにZoom Workplaceを契約している → My Notesも十分な選択肢
- Zoom以外の会議ツールも使う、対面の商談が多い、日常的に何件も打ち合わせをこなす → Granolaに分がある
まとめ
料金だけを見ると、Zoomをすでに契約しているならMy Notesのほうが手軽なのは事実です。ただ、無料枠の「月3回」という制限、対面記録の回数上限、Zoomエコシステム中心という設計を踏まえると、日常的に商談や打ち合わせが多い人にとっては、プラットフォームを問わず使えて回数制限もないGranolaのほうが、実務ではストレスなく使えると感じています。
まずはGranolaの無料プランで、実際の会議での使用感を試してみることをおすすめします。以下のリンクから登録すると、有料プランへのアップグレード時に初月無料の特典があります。
Granolaの機能や日本語対応の詳細についてはGranolaの紹介記事、料金の詳細は料金ガイドもあわせてご覧ください。






