概要:beehiiv Podcastsとは
beehiiv Podcastsは、番組(ショー)の作成からエピソードのアップロード、RSSフィードの自動生成、主要な音声プラットフォームへの配信までを、beehiivのダッシュボード内だけで完結できる機能です。
ポイントは、ニュースレターやWebサイトと同じ基盤の上で動いている点です。
- 公開したエピソードごとに、専用のランディングページ(文字起こし・タイムスタンプ付き)が自動生成される
- ニュースレターの投稿にエピソードを埋め込んで告知できる
- 有料プランの購読者だけが聴ける限定エピソードを設定できる
- ニュースレター購読者・ポッドキャストリスナー・コミュニティメンバーを、同じ購読者データベースの中でまとめて管理できる
- ダウンロード数・プラットフォーム別の再生比率・地域別のリスナー分布などをIAB基準に沿った形で計測できる
「番組の置き場所」「配信」「収益化」「分析」がバラバラのツールに分かれていない、というのがbeehiiv Podcastsの一番の強みです。
プランごとの番組数・エピソード数の上限
利用できる番組数とエピソード数は、契約しているbeehiivのプランによって変わります。
| プラン | 番組数 | エピソード数 |
|---|---|---|
| Launch | 1(ワークスペースごと) | 月1本 |
| Scale | 1(ワークスペースごと) | 月4本 |
| Max | 3(ワークスペースごと) | 無制限 |
| Enterprise | 無制限 | 無制限 |
番組(ショー)を作成する手順
「ショー」は、ポッドキャストの土台になる箱です。RSSフィード・アートワーク・番組概要・エピソード一覧は、すべてこのショー単位で管理されます。プランによっては、1つのpublication配下に複数のショーを持つこともできます。
- 左メニューから「Podcasts」を開く
- 初めての場合は「Create new podcast」、既存のショーがある場合は「Create show」をクリック
- 必須項目(番組タイトル・番組URL・概要)を入力し、以下も設定する
- カバーアート:1400×1400px〜3000×3000pxのJPEG/PNG推奨。音声ファイルにID3タグとしてアートワークが埋め込まれている場合、beehiivが自動で抽出して各配信先に反映してくれる
- 著者名・著作権表記:publication名が自動反映されるが変更可能
- 配信言語
- 番組タイプ:単体で聴ける「Episodic」か、順番に聴く前提の「Serial」を選択
- explicitコンテンツ表示:該当する場合はオンにする(Webサイト・Apple Podcasts・Spotifyなどすべてに反映)
- カテゴリを設定する。メインカテゴリは必須、サブ・第三カテゴリは任意(発見されやすさに影響)
- 内容を確認し「Save show」をクリック
- ダッシュボードに新しいショーが表示される。「Edit details」横の矢印から編集・アーカイブ・削除が可能
メモ ショーは最初のエピソードを公開するまで下書き状態のままです。RSSフィード自体は、保存した時点で「Distribution」タブからすぐに確認できます。
エピソードを作成・公開する手順
エピソードは、ショーの中に入っている個々の音声コンテンツです。
- 「Podcast」から対象のショーを開く
- 「New episode」をクリック
- 音声ファイル(MP3またはWAV、最大500MB)をアップロード
- アップロード完了後「Next」をクリック
- エピソード詳細を入力する
- エピソードタイトル
- ショーノート:太字・斜体・リンクなどのリッチテキストに対応(見出しは非対応)
- カバーアート(任意):未設定の場合はショーのアートワークが使われる
- エピソードタイプ:「Full」「Trailer」「Bonus」から選択(トレーラーは1ショームに1本まで)
- explicitコンテンツ表示(任意)
- 文字起こし・字幕表示(任意):オンにすると、公開後しばらくしてから自動生成された文字起こしとタイムスタンプがエピソードページに表示される(生成後の手動編集は不可。独自の文字起こしを載せたい場合はショーノート欄に貼り付ける)
- シーズン番号・エピソード番号(任意)
- 表示日の個別設定(任意):実際の公開日時を変えずに、サイト上・配信先の表示日だけを変更できる
- 準備ができたら「Schedule」をクリック
- 「Publish now」(即時公開)か「Schedule for later」(日時指定)を選択
- ある程度エピソードを公開すると、過去のダウンロード履歴をもとにおすすめの公開時間が表示されるようになる
- 公開後はダッシュボードの「Episodes」タブに一覧表示され、「⋯」アイコンから編集・削除ができる
注意点 エピソードの公開とニュースレターの配信は完全に独立しています。エピソードを公開してもニュースレターは自動送信されないため、告知したい場合は別途投稿を作成し、エピソードページへのリンクを貼る必要があります。
配信プラットフォームへの登録
ショーを公開したら、Spotify・Apple Podcasts・Amazon Music・iHeartRadioなど主要な音声プラットフォームに接続できます。
手順はbeehiiv公式ヘルプの配信プラットフォームへの登録方法にまとまっています。
よくある質問
Webサイトを公開していなくてもポッドキャストは使える?
使えます。ショーの作成・エピソードのアップロード・RSSフィードの生成は、beehiivのWebサイトを公開していなくても可能です。ただし、エピソード個別ページやWebサイト上のポッドキャストブロックを表示するには、Webサイトの公開(レガシーサイトを除く)が必要です。
対応している音声フォーマットは?
MP3とWAVに対応しています。アップロード後は自動で処理されるため、互換性の高いMP3が基本的におすすめです。
1つのpublicationで複数のショーを持てる?
プランによります。Maxプランで最大3ショー、Enterpriseプランは無制限です。上の料金プラン表を参照してください。
他のホスティングサービスからダウンロード数などの実績データを引き継げる?
引き継げません。既存ポッドキャストをbeehiivにインポートした場合、エピソード本体とメタデータは移行されますが、分析データはインポート日以降のものだけが計測されます。移行前に、現在使っているホスティングサービス側で分析データをエクスポートしておくと、移行後の比較がしやすくなります。
RSSフィードのURLは後から変更できる?
ショーのRSSフィードURLは、beehiivから他のポッドキャストホスティングサービスに移行する場合にのみ変更できます。「Distribution」タブのRSSフィード欄にある歯車アイコンから新しいURLを設定すると、既存リスナー向けに301リダイレクトも設定できます。
まとめ
ニュースレター・Webサイトと同じ購読者基盤の上でポッドキャストを運用できる
RSS生成から主要プラットフォームへの配信までダッシュボード内で完結する
自動文字起こし・タイムスタンプ・ID3アートワーク書き込みなど、地味に便利な機能が標準で付いてくる
有料購読者限定のエピソードを設定でき、そのまま収益化につなげられる
Launchプランは月1エピソードまでと上限が厳しく、本格運用にはScale以上が必要
他社ホスティングからの過去の分析データは引き継げない
生成された文字起こしは公開後に手動編集ができない




