ツール最新情報
2026年10月1日—料金プランが刷新されFree・Lite・Pro・Enterpriseの4プランになりました
こんにちは、Hodaです。
最近「beehiiv 収益化」で調べる方が増えているようなので、今回は beehiivで実際にどうやって稼ぐのか を、日本語でニュースレターを書くクリエイター目線で整理してみます。
beehiivの公式情報だけを見ると「広告・有料購読・Boosts…なんでもできる!」という印象になりますが、日本語で運営する場合は、向いている方法とそうでない方法がはっきり分かれます。そこも含めて、できるだけ正直に書きます。
2026年8月に最新の解説動画をアップロードしました!基本的な使い方や特徴、収益化の方法についてご説明しています
結論から言うと:日本語メディアで現実的なのは「有料購読」「デジタル商品」「アフィリエイト(パートナープログラム)」「国内スポンサーへの直販」の4つ。Ad Networkや有料おすすめ(旧Boosts)は英語圏の案件が中心なので、まず自分のアカウントに案件が届くか確認してから期待値を決めるのが安全です。
beehiivの収益化方法一覧
beehiivで使える収益化の手段を、必要なプランと日本語メディアとの相性で整理しました。
| 方法 | 必要なプラン | 手数料 | 日本語メディアとの相性 |
|---|---|---|---|
| ① 有料購読 | Scale以上 | beehiiv側は0%(Stripe手数料のみ) | ◎ |
| ② デジタル商品の販売 | Scale以上(無料商品は作成のみ無料プランでも可) | beehiiv側は0%(Stripe手数料のみ) | ◎ |
| ③ スポンサー直販(Direct Sponsorships) | Max以上 | beehiiv経由で請求・管理 | ○(国内の広告主を自分で探す前提) |
| ④ Ad Network | Scale以上 | CPM / CPC 型の成果報酬 | △(案件次第) |
| ⑤ 有料おすすめ(旧Boosts) | Scale以上 | 募集側の支払額から20%が差し引かれる | △(購読者の国・言語条件次第) |
| ⑥ コミュニティ・ポッドキャストの有料化 | 有料プラン | 有料購読と同じ | ○(①と組み合わせる) |
ちなみに、料金プランや各プランの機能差については beehiiv料金プラン徹底解説 にまとめています。
まず知っておきたい前提:Stripe接続が必要
beehiivの収益化は、ほぼすべてStripeが土台になっています。

- 有料購読・有料のデジタル商品:自分のStripeアカウントを接続して決済を受け取る
- Ad Network・有料おすすめ:支払いを受け取るためにStripe Expressアカウントが必要(beehiivウォレットに入金され、出金時にStripe接続が求められる)
- スポンサー直販などのマネタイズ機能全般:Stripeの本人確認(Identity Verification)が必要
Stripeは日本でも利用できるので、日本の個人事業主・法人でも接続できます。ただし、対応国は公式でも「最新はStripeの対応国リストを確認」とされているので、ご自身の登録状況は事前にチェックしておきましょう。
① 有料購読(Paid Subscriptions)で「読者から直接」稼ぐ
最も王道なのが、ニュースレターの一部を有料にして、月額・年額で購読料をもらう方法です。
beehiivの特徴は、購読料に対するプラットフォーム手数料が0%(Stripeの決済手数料のみ)という点です。Substackのように収益の10%を持っていかれることがありません。
できること
- 月額・年額・一括払いなど、柔軟な課金形式
- 複数のティア(例:スタンダード / プレミアム)の設定
- Pay What You Want(購読者に金額を決めてもらう形式)
- 記事ごとの無料公開範囲と有料部分の切り分け(カスタムペイウォール)
- どの投稿から有料会員に転換したかの追跡
日本語メディアでの現実的な使い方
- 「無料版は速報・要約、有料版は深掘り・テンプレ・実践ノウハウ」 の二層構造にする
- 無料記事のウェブ公開でSEO集客し、「続きは有料購読で」へ誘導する
- 有料購読者だけが入れるコミュニティのチャンネルを用意し、「読む」+「質問できる」 のセットで価値を作る
収益のイメージ(あくまで仮定の試算)
| 前提 | 数字 |
|---|---|
| 購読者数 | 2,000人 |
| 有料転換率(仮定) | 3% → 60人 |
| 月額料金(仮定) | 980円 |
| 月の売上 | 58,800円 |
| Stripe手数料(3.5%前後で概算) | 約2,000円 |
ここからbeehiivのプラン費用(2,500人までのScaleプランで月$69〜)を引いたものが実質の手取りになります。「有料購読の売上 > プラン費用」になるかどうか が、Scaleに上げるかどうかの一つの目安です。
コミュニティの有料チャンネルの作り方は beehiivコミュニティの使い方 で解説しています。
② デジタル商品を売る(PDF・テンプレ・コーチング)
beehiivでは、ニュースレターのサイトの中にそのままショップを持てます。PDF・eBook・テンプレート・チェックリスト・スプレッドシート・コーチングなどが販売可能です。
こちらも、beehiiv側の手数料は0%でStripeの決済手数料のみです。GumroadやBOOTHなどの外部サービスを使わず、ニュースレターの購読者データと商品の購入者データを同じ場所で管理できるのが大きなメリットです。
日本語メディアで売りやすい商品アイデア
- 「導入ガイドPDF」:海外ツールの設定手順を日本語でまとめたもの(英語UIが障壁になっているツールほど需要が高い)
- テンプレート集:Notion・Googleスプレッドシート・メール文面のテンプレなど
- ワンポイント相談(コーチング):30〜60分の相談枠を商品として販売
- 記事の「まとめ版」:連載記事を再編集してeBook化
無料のデジタル商品は「リードマグネット」として使える
無料のデジタル商品はStripe接続が不要で、メールアドレスと引き換えに配布する「リードマグネット」として使えます。有料商品は、公開にはScale以上のプランが必要ですが、下書きまでなら無料プランでも作成できます。
購入後のフォローはオートメーションで
商品を買ってくれた人に、1日後・3日後・7日後で自動メールを送るような設計は、オートメーションのトリガー(Product purchased)で組めます。「使い方のコツ」「よくある質問」「次の商品の案内」を流せば、手間なくリピート購入につなげられます。仕組みは beehiivのオートメーション解説 をご覧ください。
③ スポンサー直販(Direct Sponsorships)で国内広告主と組む
Maxプラン以上で使える機能で、自分のスポンサー枠を商品として並べた「ストアフロント」 を作り、広告主から問い合わせ・提案を受けたり、請求・管理までbeehiiv上でできる仕組みです。
できること
- 広告枠をパッケージ化して価格をつけ、ストアフロントで公開
- 広告主から届いた提案をダッシュボードで承認・辞退
- 提案書(プロポーザル)を作成して個別の広告主に送付
- 請求書の発行までbeehiiv上で完結
日本語メディアでの現実的な進め方
Ad Networkとは違い、広告主を自分で探してくる前提です。そのため、日本のIT系・SaaS系・教育系の会社など、自分の読者層と合う国内企業にアプローチするのが基本戦略になります。
Maxプランは月$109〜と、ほかの方法に比べて固定費が高めです。「すでに問い合わせが来ている」「営業先の当てがある」状態になってから 切り替えるのがおすすめです。
④ Ad Networkで広告収益を得る

beehiivのAd Networkは、あらかじめ条件が決まった広告キャンペーン(CPMまたはCPC)を、営業活動なしで自分のニュースレターに挿入できる仕組みです。
仕組みと条件
- Scaleプラン以上で、実際にbeehiivからメールを送っていることが条件
- 報酬は**クリック数(CPC)または表示回数(CPM)**に応じて発生
- 案件は「Ad Network > Offers」で確認でき、受けるかどうかは自分で選べる
- 他の広告との併用もOK(独占契約ではない)
- 収益はbeehiivウォレットに入り、Stripe経由で出金する
最初に Ad Network Preferences(広告の好み)を設定しておくと、マッチングの精度が上がります。
日本語メディアで期待しすぎないために
ここは少し慎重に書きます。beehiivの公式資料を見る限り、広告主の中心は英語圏のブランドです。日本語のリストにどれだけ案件が届くかは、公式には明言されていません。
- 利用にはScaleプラン以上が必要
- まずはScaleの30日間無料トライアル中に、自分のアカウントにどんな案件が表示されるか を確認する
- 案件がほとんどなければ、有料プランの継続はほかの収益化とセットで判断する
⑤ 有料おすすめ(旧Boosts)で読者紹介の報酬を得る
2026年7月に、Boostsは 「有料おすすめ(Paid Recommendations)」 に名称変更され、無料のおすすめ(Recommendations)と同じ画面に統合されました。
仕組みは、他のニュースレターを自分の購読フォームやウェブ上で紹介し、実際に購読した人(認証済み)1人につき報酬を受け取るというものです。報酬は募集側が設定する額から、運営手数料として20%が差し引かれた金額になります。
注意点
- 2026年4月10日に、メール内でのBoosts(Email Boosts)などは廃止され、現在はウェブ上のおすすめが中心
- 案件ごとに購読者の国・言語の条件が設定されていることがある
- 「sponsored」のラベルが付いて表示される
日本語のリストを持つ場合、案件の対象国・言語の条件に合わないことも多いはずです。収益化というより、リスト拡大の手段として「無料のおすすめ」を活用するほうが現実的かもしれません。
⑥ コミュニティとポッドキャストを「有料の入口」にする
beehiivには、2026年7月にコミュニティ機能が加わり、ポッドキャストのホスティングも標準搭載されました。この2つは、単体で稼ぐというより①の有料購読と組み合わせて価値を上げる使い方が向いています。
- コミュニティ:有料購読者だけが入れるチャンネルを作り、質問・交流・限定投稿の場にする
- ポッドキャスト:有料購読者だけが聴けるエピソードを設定する
- ニュースレターとの自動同期:公開した記事やエピソードがコミュニティにも自動で流れる
コミュニティは有料プランで利用でき、ポッドキャストは無料プランでも月1エピソードまで投稿できます(プランごとの上限は beehiiv Podcastsの使い方 を参照)。
段階別:何から始めるのがおすすめ?
収益化は一気にやるのではなく、リストの規模に合わせて段階的に進めるのが失敗しにくいです。
| 段階 | 目安 | やること |
|---|---|---|
| ステップ1:無料で育てる | 〜2,500人(Launch無料) | 無料プランでリストを集める/無料デジタル商品でリードマグネットを作る/パートナープログラムで紹介記事を書く |
| ステップ2:小さく稼ぐ | 数百人〜(Scale) | 有料購読とデジタル商品を始める/Ad Networkの案件が来るか確認する |
| ステップ3:事業化する | 複数の収益源が回り始めた頃(Max) | スポンサー直販/複数のニュースレターを運営/チームで運用 |
有料購読・デジタル商品はbeehiiv側の手数料が0%で、Stripeの決済手数料だけで済む
ニュースレター・ウェブサイト・商品・コミュニティが同じ購読者データでつながる
無料プランでリストを育ててから、収益化の段階で有料プランを選べる
パートナープログラムなど、日本語のコンテンツで稼ぎやすい導線がある
収益化機能の多くはScale以上の有料プランが必要で、プラン費用が先に発生する
Ad Networkや有料おすすめは英語圏の案件が中心で、日本語リストでは案件が少ない可能性がある
管理画面が英語で、Stripeの本人確認なども英語で進める必要がある
日本で販売する場合の特定商取引法の表記や、広告表記のルールは自分で対応する必要がある
よくある質問(FAQ)
Q. 無料プランでも収益化できますか?
A. 無料プラン(Launch)でできるのは、リスト構築・無料デジタル商品の配布・パートナープログラムへの参加などです。有料購読・有料商品の販売・Ad Networkなどはいずれも有料プラン(Scale以上)が必要です。
Q. 何人くらいから収益化できますか?
A. 人数の明確なラインはありません。有料購読やデジタル商品は、少人数でも読者との関係が濃ければ成立します。ただしScaleプランの月額費用を超える収益が出るかどうかは、事前に試算しておくのがおすすめです。
Q. 日本語のニュースレターでもAd Networkは使えますか?
A. 日本語で書いていても、Scaleプラン以上で実際に配信していれば利用はできます。ただし、日本語向けの案件がどれくらい届くかは公式に明言されていないので、無料トライアル中に確認するのが確実です。
Q. 収益はどうやって受け取りますか?
A. 有料購読とデジタル商品は、自分のStripeアカウントに直接入金されます。Ad Networkと有料おすすめの報酬は、まずbeehiivウォレットに入り、Stripe Express経由で出金します。
Q. 売上にかかる手数料は?
A. 有料購読とデジタル商品は、beehiiv側の手数料は0%でStripeの決済手数料のみです。有料おすすめは報酬から20%が差し引かれます。
まとめ
beehiivの収益化は、機能の数だけ見ると華やかですが、日本語メディアでは「有料購読・デジタル商品・国内スポンサー」の3つを軸に考えるのが現実的です。
- まずは無料プランでリストを育てる
- 無料のデジタル商品でメールアドレスを集める
- 有料購読かデジタル商品で、小さく収益化を始める
- 収益が回り始めたら、スポンサー直販など上位の施策へ進む
この順番なら、プラン費用を払う前に「自分のメディアで何が売れそうか」を確かめられます。まずは2,500人まで無料で試せるので、気になる方は触ってみてください。
beehiivの機能全体については beehiivレビュー記事、使い始めの手順は beehiivの使い方 もあわせてご覧ください。





