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2026年10月23日—Rolloutsで価格や商品の公開状況の変更を予約・テストできるようになりました
こんにちは、Shopifyパートナー、Shopifyアプリ開発者のHodaです!
Shopifyの管理画面に組み込まれたAIアシスタント「Sidekick」が、2026年10月28日に発表された Fall '26 Edition「Exponential」で大きく作り直されました。計算やコードの実行、インターネット検索、教えたことの記憶ができるようになり、複数の変更を1回の承認でまとめて反映する仕組みも加わっています。

今回では、Shopify公式の発表やヘルプセンター、海外メディアの情報をもとに、Sidekickでできることを「以前から使える機能」と「Fall '26 Editionの新機能」に分けて整理します。利用条件や、できないこと・注意点もあわせて解説します。
この記事の要点
- Sidekickは、ストアのデータとページの内容を踏まえて動く管理画面内のAIアシスタント。質問への回答、フォーム入力、コンテンツ生成、分析、自動化の作成までを会話で頼める
- ストアは勝手に変更されない。保存・公開の前に、必ず人が確認する設計になっている
- Fall '26 Editionでは「計算・コード・ウェブ検索・記憶」「複数変更の一括承認」「SimGymでテストされた提案」「アプリのデータを使った提案」「下書き注文の作成・編集」「Canvasでの店舗デザイン」などが加わった
- 新機能の多くは早期アクセスや段階提供で、すべてのストアで今すぐ使えるわけではない
Shopify Sidekickとは
Sidekickは、Shopify管理画面で使えるAIアシスタントです。日常の言葉で指示すると、ストアのデータをもとに回答や手順案内をしてくれます。Shopifyのヘルプでは、複雑で技術的な作業も会話で頼めるツールと説明されており、変更内容は適用前に確認用として提示されます。

- 使える場所:Shopifyホームと、管理画面のほぼすべてのページ。デスクトップでは多くのページで横にパネルとして開くので、作業しながら会話できます。モバイルブラウザやShopifyアプリ(スマホ・タブレット)でも使えます。Apple Watchでは質問への回答のみで、ストアの変更はできません
- 文脈の使い方:いま開いているページの内容を踏まえて答えます。たとえば分析ページで質問すると、そのページのデータが使われます
- 日本語:Shopify Japanの発表によると、2025年4月に日本語を含む20言語へ対応しました。入力した言語を自動で認識して返答します。僕はほぼ毎日利用していますが、日本語の面は全く問題ありません
- 料金:追加料金なしで利用できます。ただしShopifyは、機能や利用上限がプランによって異なるとしています。
Sidekickでできること一覧
まずは全体像です。詳細は後の章で説明します。
| カテゴリ | できることの例 | 備考 |
|---|---|---|
| 質問・分析 | 売上・商品・顧客データへの質問、ShopifyQLクエリの生成、グラフ表示 | 権限の範囲内のデータのみ |
| フォーム入力・設定 | 商品・割引・コレクション・顧客の作成と編集、注文の編集、下書き注文の作成と編集 | 保存前に確認 |
| コンテンツ生成 | 商品説明・ブログ記事・メール文、画像の生成、メールキャンペーンの作成支援 | 画像生成にはプラン別の上限あり |
| テーマ編集・デザイン | テーマエディタでの設定変更、ブロック生成、Canvasでの店舗全体のデザイン | Canvasは早期アクセス |
| 自動化 | Shopify Flowのワークフローを会話で作成 | 内容を確認して有効化 |
| アプリ生成 | 管理画面用のカスタムアプリを会話で作成 | Grow・Advanced・Plusのみ |
| 提案 | Sidekick Pulse(ホームの提案カード)、SimGymでテストされた提案 | 一部の店舗のみ |
| ガイダンス | ドメイン接続、VAT、SEO、アプリ探し、Shopify Paymentsの質問 | 判断は人が行う |
| 記憶・スキル | 好みや過去の会話の記憶、よく使う指示の保存と再利用 | スキルは / ショートカット |
| 音声・画面共有 | 話しかけて操作、画面を共有して手順を案内 | 画面共有は早期アクセス |
Fall '26 Editionで何が変わったか
Fall '26 Editionは2026年10月28日に公開されました。Shopify自身は「150以上のアップデート」と表現していますが、Editionsのページには222項目が並び、そのうちSidekickのカテゴリは12項目です(Identixwebの集計)。Shopifyによると、Sidekickの1日あたりのセッション数は前年比で4.2倍に増えています。
Sidekick関連の主なアップデートと提供状況は次のとおりです。
| アップデート | 内容 | 提供状況 |
|---|---|---|
| 作り直されたSidekick | 計算、コードの作成と実行、インターネット検索、教えたことの記憶 | 店舗により異なる(コード実行ができない店舗もある) |
| 複数変更の一括承認 | 計画を立て、1回の承認で複数の変更を反映 | 早期アクセス(一部の店舗) |
| SimGymでテストされた提案 | 提案をテーマのコピーに入れて模擬ショッピングで検証 | 早期アクセス(一部の店舗) |
| アプリ連携・ウェブ調査 | 対応アプリのデータや市場の情報を踏まえた提案 | 対応アプリから順次 |
| 下書き注文 | 下書き注文の作成と編集 | ヘルプに掲載 |
| 価格の相談 | Shopify Smart Pricingのモデルによる商品ごとの価格案 | 段階的に提供中 |
| Canvas | 店舗全体を1画面で見ながらSidekickで編集 | 早期アクセス |
| 新しい管理画面 | 全ページで画面の下にSidekickの常駐チャット | 順次展開中 |
計算・コード・ウェブ検索・記憶ができるようになった
作り直されたSidekickは、自分でコードを書いて実行し、ストアのデータの予測・比較・要約ができます。複数の手順が必要な依頼では、計画を立てて順に進めます。長い作業はチャットを閉じても裏で続き、終わると通知が届きます。
たとえば公式ヘルプのスキルの説明には、過去12か月の売上データから今後90日の売上と必要な在庫量を予測し、表にまとめる指示が例として挙がっています。分析系のスキルが強くなったので ここ最近で一番売れている商品は? といった質問にも対応しています。
また、一度教えたことは記憶され、毎回同じ説明をしなくて済みます。ただしヘルプによると、店舗によってはコードの実行ができず、スキルも選択またはショートカットを入力したときだけ使われます。
複数の変更をまとめて承認できる(早期アクセス)
Sidekickが複数のストア変更をまとめて下書きにし、1回のレビューで反映できる機能です。たとえば、あるコレクション内の全商品の説明文を書き換える、といった作業を想定しています。
流れは次のとおりです。
- Sidekickに変更を依頼する
- 会話内の「Store changes」カードに、下書きの変更が種類ごとにまとまる
- 「Start review」でレビューを始め、変更の種類ごとに内容を確認する(元の値と比較する表示もある)
- 「Publish all changes」で反映する
ヘルプには、次の制約が書かれています。
- 一度に扱える変更は最大50件。超える場合は、最初の50件を公開または破棄してから続きを下書きする
- 下書きは、最後の更新から10日で失効する
- 公開した変更を自動で元に戻す機能はない。戻す場合は、Sidekickに値を戻すよう依頼し、再度レビューして公開する
- 公開すると下書き以外の内容も変わる場合(ある項目を全商品で空にする、など)は、「Check this before you publish」のバナーで警告される
SimGymでテストされた提案(早期アクセス)
ホームに表示されるSidekick Pulseのカードのうち、テーマの変更を提案するものは、事前にSidekickがテストしてくれる場合があります。仕組みは次のとおりです。
- Sidekickが、公開中テーマの未公開コピーに変更を入れる
- Shopifyの模擬ショッパー「SimGym」が、コピーと現行テーマを模擬ショッピングで比較する
- コピーのカート追加率が高ければ、カードに「Tested by Sidekick」と表示される
テストされるのは、デスクトップ表示の変更で、カートへの追加を促す目的のものだけです。ストアがCanvasを利用できる状態であることも条件です。レビューすると「[Sidekick] Suggested theme」という名前の下書きテーマが作られ、Canvasで確認・編集してから公開します。
なお、これは実際の訪問者を使ったA/Bテストではありません。模擬ショッパーによる検証なので、結果は参考値として扱うのが無難です。
アプリのデータと市場情報を踏まえた提案
Sidekickは、対応アプリに保存されたデータも読めるようになりました。Shopifyのブログでは、次のようなパートナーアプリが紹介されています。
- Printful:プリントオンデマンド商品の作成を支援
- Smile.io:ロイヤルティプログラムの成果を説明し、ボーナスポイント施策を準備
- Appstle Pickup & Delivery:受け取りや配送の予約状況を確認
- Notify Me!:入荷待ちの需要から再入荷通知や予約販売を準備
- Kaching Bundles / Kaching Subscriptions:バンドル施策や定期購入の状況を分析
- TinySEO:SEOの問題点を洗い出し、修正案を用意
- Sendvio:メールやポップアップの作成を支援
アプリ側の画面に入力済みの状態で開き、保存は人が行う形が基本です。Sidekickがアプリのデータを使う前には承認を求められます。ただし、アプリがSidekick向けの拡張を作っている必要があり、読めるのは拡張が公開しているデータの範囲に限られます。
今まではShopifyとShopify公式のアプリのみのサポートでしたが、外部のアプリも扱えるようになったのはかなり熱いですね!

あわせて、提案には業界や市場についてのウェブ調査の内容も反映されるようになりました。
下書き注文・価格・Paymentsの相談
- 下書き注文:Sidekickが下書き注文を作成・編集します。変更箇所はハイライトされ、保存または破棄は人が選びます。商品の追加、数量や割引の変更、顧客や配送先の設定などができ、手付金の設定はShopify Plusのみです
- 価格の相談:Shopify Smart Pricingアプリが入っている場合、商品ごとの価格案を出します。段階的に提供中です
- Paymentsの質問:入金額が少なかった理由、チャージバックの要因、Shopify Paymentsの本人確認などを質問できます。ただし、留保の解除や支払い情報の変更はできません
CanvasとSidekick(早期アクセス)
Canvasは、ストアのテンプレートを1画面に並べて表示し、Sidekickに説明して作り込む新しい編集画面です。ブロックや設定、テキストを手動で編集することもできます。早期アクセスで、一部のストアのみ、デスクトップのみで使えます。従来のテーマエディタも引き続き使えます。

利用前に知っておきたい注意点があります。
- Canvasで編集したテーマはCanvasでしか開けず、以後はテーマの更新が届かなくなる
- アプリブロックやアプリ埋め込みには、まだ対応していない
さらにShopifyは、Sidekickがテーマの構造を理解するためのMarkdownファイル(AGENTS.mdとDESIGN.md)を用意できる新しいテーマ構造も発表しました。こちらは開発者プレビューの段階で、一般提供の時期は決まっていません。
Shopifyのフォーラムでは、Canvasが公開された際にアプリが壊れないかを心配する開発者の声が出ていました。海外のコンサルタントも、頻繁なデザイン変更で運用コストが膨らむ可能性を指摘しています。年末商戦の前に、公開中のテーマでいきなり試すのは避けるのが無難です。
新しい管理画面とSidekickの常駐チャット
管理画面の見た目も刷新されます。色・文字・余白・アイコンが全ページで変わり、検索・通知・ストア切り替えは折りたたみ式のサイドナビにまとまります。Sidekickは、全ページの下部に常駐するチャットになります。Editionsのページでは「全ページへ順次展開中」と案内されており、ヘルプにも、新デザインの展開中はSidekickのアイコンや入力欄の位置が説明と異なる場合があると書かれています。
ホームを開くと、Sidekickのおすすめと次にやることが、行動しやすい形で並びます。
Fall '26 以前から使えるSidekickの機能
質問・分析
ストアの売上、商品、顧客のデータについて質問できます。ShopifyQLのクエリを生成して、新しい分析や既存レポートのカスタマイズができるほか、折れ線・ドーナツ・棒グラフでの可視化にも対応しています。指標や列を具体的に指定するほど、使いやすい結果が返ります。
フォーム入力と設定変更
チャットでの指示や参考画像をもとに、フォームの項目を埋めます。商品・割引・コレクションの作成と編集、顧客の追加、注文の編集(商品の追加、数量変更、割引など)が対象です。Sidekickが入力した項目は紫色でハイライトされ、確認してから保存します。依頼が複数にわたる場合は、やることリストを作って順に進めます。
コンテンツ生成
- テキスト:商品説明、ブログ記事、メール文の作成と編集
- 画像:テキストの指示から、バナーやブログ用のイラストなどを生成。参考画像は1枚の生成につき最大5枚まで使えます。生成回数にはプランごとの月間上限と短期の上限があり、ストア全体で共有されます
- マーケティング:Shopify Messagingのメールキャンペーンの作成支援、顧客セグメントの提案、Campaign Autopilotの設定や週次の成果確認の支援
全然関係ないけど、このようなSVG系の画像も生成できます
テーマ編集
テーマエディタでは、テーマの全体設定、セクションやブロックの設定を検索して変更できます。すでにテーマに含まれるセクションやブロックの追加・移動・非表示、アプリ埋め込みのオン・オフ、配色の追加にも対応します。「ストアをレトロな雰囲気にして」のような雰囲気の指示も可能です。テーマに含まれないブロックは、ブロック生成の機能で作成します。変更は保存して初めて反映されます。

自動化(Shopify Flow)
「こういう条件のときにこうしたい」と説明すると、Sidekickが Shopify Flow のワークフローを作ります。内容を確認して、有効化は人が行います。
観葉植物の商品を買ったら、自動的に顧客タグ「パキラ」をつけるオートメーションを作成して
のように指示するだけで、複雑なオートメーション(Flow)も作成してくれます。勝手に公開されることはなく、最終的には管理者が公開できるので安全です・


アプリ生成
Grow・Advanced・Shopify Plusのプランでは、管理画面専用のカスタムアプリを会話で作れます。たとえば「売上の勢いから再発注すべき商品を示すアプリ」のようなものです。次の制限があります。
- デスクトップのブラウザでのみ利用可能
- 使えるのは管理画面内で、顧客向けの画面やチェックアウトには出せない
- 時間単位と週単位の利用上限がある(複雑なアプリや修正の回数が増えるほど消費する)
顧客向けのデータに影響する場合があるため、インストール前に十分なテストが必要です。
スキル(指示の保存と再利用)
よく使う指示を「スキル」として保存し、/ に続けて名前を入力すれば呼び出せます。作成できる数は最大50件(店舗によっては25件)で、店舗によっては他の事業者にURLで共有することもできます。
Sidekick Pulse(プロアクティブな提案)
ホームに、ストアのデータをもとにした提案カードを最大5件表示します。カードを選ぶと、Sidekickがやることリストを作ります。ただし、直近の売上がある一部の店舗が対象で、Shopify Network Intelligenceが有効であることも条件です。
記憶・履歴
好みや過去の会話を覚えています。ヘルプによると、過去の会話は約3か月、管理画面での直近の操作は約12時間分が参照されます。会話ごとに記憶をオフにすることもできます(最初のメッセージを送る前に設定が必要)。テーマエディタ内の会話は記憶されません。

これによって、毎回詳しく指示する手間が省けます
音声・画面共有
音声モードでは、デスクトップ、モバイル、Apple Watchで話しかけて使えます。話している言語を自動で認識します。画面共有は早期アクセスで、デスクトップのブラウザから、手順を案内してもらえます。
ガイダンス
- ドメイン:接続の手順案内、接続状況とDNSレコードの確認
- VAT:EU・英国のストア向けに、登録の一般的な情報や設定場所の案内(登録の要否は判断しません)
- SEO:ページタイトルやメタディスクリプションの案内と、フォームでの書き換え案
- アプリ探し:目的を伝えるとShopify App Storeのアプリや標準機能を提案し、チャットからインストールを始められます
入力を助ける機能
- ファイルの添付:1メッセージにつき最大10ファイル、1ファイル15MBまで(JPEG・PNG・WebP、PDF・CSV・テキスト・JSON。店舗によっては画像のみ)
- メンション:
@に続けて商品・注文・顧客・コレクション・アプリなどを指定 - Targetモード:管理画面上の要素をクリックして指定(Shopifyアプリでは使えません)
以下のように @ をつけると商品などを指定できます。

Winter '26 Editionで追加された主な機能
2025年12月のWinter '26 Edition「Renaissance」では、Sidekick Pulse、管理画面用アプリの生成、テーマの自然言語編集、Shopify Flowの自然言語での作成、プロンプトを再利用できるスキル、AIによる画像編集などが加わりました。ECのミカタの報道によると、同Editionの一部の機能は発表時点で日本では提供が始まっていませんでした。Fall '26の機能についても、日本での提供状況は管理画面で確認するのが確実です。
Sidekickの基本的な使い方
- 管理画面で、Sidekickの入力欄を開く(ホームやほとんどのページにあります)
- 指示を入力する(音声でも可)。必要に応じて
@で商品などを指定し、ファイルを添付する - 追加の情報を聞かれたら答える
- 結果を確認し、「適用」「Start review」、またはハイライトされた項目の確認と保存を行う
- よく使う指示は、スキルとして保存して
/で呼び出す
公式ヘルプの例文を日本語にした指示の例です。
- 今月の売れ筋商品を教えて
- 過去90日間の日別売上を折れ線グラフにして、大きく動いた3日を説明して
- 今四半期の売上を、昨年の同じ四半期と比べて
- @商品名 のSEOを分析して、改善案を出して
- この注文に青いTシャツをあと2枚追加して、10%割引を適用して
料金と利用条件
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 基本のチャット・質問・フォーム入力 | 追加料金なし(海外メディアの報告)。機能や上限はプラン・店舗で異なる |
| アプリ生成 | Grow・Advanced・Shopify Plusのみ。デスクトップのみ。時間・週の上限あり |
| 下書き注文の手付金 | Shopify Plusのみ |
| 画像生成 | プランごとの月間・短期の上限あり |
| スキル数 | 最大50件(店舗によっては25件) |
| Sidekick Pulse | 直近の売上がある一部の店舗。Shopify Network Intelligenceが必要 |
| 複数変更の一括承認・テスト済み提案・Canvas | 早期アクセス(一部の店舗のみ) |
| 扱えるデータ | スタッフの権限に従う(見る権限がない情報は扱えない) |
できないこと・注意点
公式ヘルプに書かれている制限は次のとおりです。
- 顧客との会話やカスタマーサポートの代行はできない(顧客向けの案内はShopify Inboxなど別の仕組み)
- 他のShopify事業者のデータは教えてもらえない
- 承認なしに公開中のストアを変更できない
- テーマ内の画像や商品リストの画像の編集はできない
- 「自動ポリシー」がオンの規約は変更できず、プライバシーポリシーも変更できない
- Shopify Paymentsでは、留保の解除、口座保留の確認、支払い情報の変更はできない
- VATは、登録が必要かどうかの判断をしない
- Apple Watchでは質問のみ。ストアの変更や画面の移動はできない
- 拡張に対応していないアプリのデータは扱えない
精度についても注意が必要です。Shopifyコミュニティには、技術的な情報の誤りや、指示が守られないことを報告する投稿があります。数値や予測は仮説として扱い、顧客に見えるものやビジネスに影響するものは、必ず自分の目で確認しましょう。
また、Canvasや新しいテーマ構造について「年末商戦前は本番ストアで試さない方がいい」という助言が海外で出ています。Sidekickの競合にあたるアプリを提供する会社の見解ですが、新機能が早期アクセスである点を考えると、納得できる内容です。
Shopify管理画面の中で完結し、別ツールの契約や追加費用がかからない
ストアのデータと開いているページの内容を踏まえて動くため、汎用のAIより文脈が合いやすい
変更は確認してから保存・公開する設計で、勝手に書き換わらない
日本語に対応し、音声でも使える
コード、Flow、アプリ生成のような技術的な作業を、エンジニアでなくても頼める
アプリのデータやウェブ調査まで含めた提案に広がってきた
Fall '26の新機能の多くは早期アクセスや段階提供で、使えない店舗がある
誤った情報が出る場合があり、数値や技術的な内容は検証が必要
公開した一括変更を自動で元に戻す機能がない
アプリ生成など、プランや利用上限で使える範囲が変わる
Canvasにはテーマ更新やアプリブロックに関する制約がある
日本での提供状況が、機能によって後ろ倒しになる可能性がある
こんな人に向いています
- 商品説明、SEOのタイトル、メール文の下書きに時間を取られている運営者
- 売上や商品のデータを、ShopifyQLを書かずに確認したい人
- 割引、コレクション、下書き注文など、管理画面の定型作業を減らしたい人
- 同じ作業を繰り返しているので、スキルにして標準化したい人
最初は、質問・分析と、商品説明やSEO文の下書きから始めるのがおすすめです。慣れたら、よく使う指示をスキルにし、一括変更は少ない件数で試してから広げると失敗が少なくなります。
よくある質問
Sidekickは無料で使えますか?
追加料金なしで使えると海外メディアは報じています。ただし、アプリ生成のようにプランが限られる機能や、画像生成のように利用上限がある機能があります。
日本語で使えますか?
使えます。2025年4月に日本語を含む20言語へ対応しました。入力した言語を自動で認識します。
Sidekickが勝手にストアを変更することはありますか?
ありません。ヘルプでは、承認なしに公開中のストアを変更できないとされており、フォームは保存前、一括変更は公開前に確認する流れです。
Fall '26の新機能は、すべてのストアで使えますか?
使えません。一括承認、SimGymでのテスト、Canvasは早期アクセスで、一部のストアが対象です。コード実行も、店舗によっては使えません。
Canvasとは何ですか?
ストアのテンプレートを1画面に並べ、Sidekickに頼みながらデザインを作り込む編集画面です。早期アクセスで、デスクトップ専用です。
SidekickはカスタマーサポートのAIチャットですか?
違います。Sidekickは事業者向けのアシスタントで、顧客対応の代行はできません。店頭の顧客向けのエージェントは、Shopify Inboxで提供されています。
Sidekickはどのくらい会話を覚えていますか?
過去の会話は約3か月、管理画面の直近の操作は約12時間分が参照されます。会話ごとに記憶をオフにすることもできます。
まとめ
SidekickはFall '26 Editionで、質問に答えるアシスタントから、計画を立てて作業を進めるアシスタントへ近づきました。コードの実行、ウェブ検索、記憶に加えて、複数変更の一括承認、SimGymでテストされた提案、アプリのデータを使った提案が加わっています。
一方で、新機能の多くは早期アクセスで、日本での提供時期も機能ごとに異なる可能性があります。すべての変更は人の確認を経て反映される設計なので、まずは影響の小さい作業から任せ、慣れたら範囲を広げていくのがよいでしょう。最新の提供状況は、管理画面とShopifyのヘルプセンターで確認してください。
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